小宮江口論争20120613~20120615
「セックスもジェンダーだ」とか「ジェンダーはパフォーマティヴだ」みたいな主張はよく意味がわからないところが確かにあるんだけど、よく意味がわからないまま人口に膾炙してしまうのにもやっぱりそれなりに理由があると思う。
2012-06-13 07:26:11「厳しい現状を打破するための概念」みたいなことが言われるのかもしれないけど、なぜそういうののためにわけわからん言葉を使わねばならないのか私にはわからない。
2012-06-13 12:12:20ああnabesoさんまとめてくれてたんだ。/ジュディス・バトラーの「パフォーマティビティ」とはいかなる概念か - Togetter bit.ly/M3rJY6
2012-06-14 00:58:12バトラーが言っていると各自が思っていることを示すための道具立てを各自がちゃんと持ってれば別に「言語行為論と語の用法が違う」ことは問題にならないのに、そこちゃんとしないまま言語行為論批判とかしちゃう(しかもその理解がおかしい)とあれなことになる。
2012-06-14 01:24:362000年に分不相応にも就職させてもらって、女子大ということもあってフェミニズムとかそういうのも勉強しなきゃらないことになって、授業でオムニバスとかもたされたりして、研究会にもさそってもらったりしてまあそういうのを本気でやらなきゃならない感じになった。
2012-06-15 02:12:09まあそれ以前からフェミニズムそのものは年代的に学生のころから意識していた。小谷野先生とかの本でもそういうのが書いてるわね。
2012-06-15 02:12:41マッキノンあたりもわかりにくかったけど、まあ言いたいことははっきりしているし問題はいろいろあるけど誠実だと思ってある程度リスペクトしている。
2012-06-15 02:13:40どういうわけかバトラーさんは「哲学」の人だということになっているらしく、なにやらむずかしげな概念をぶんまわす人で、そういうのがなんか魅力的だったのかもしれん。
2012-06-15 02:14:432000年前から諸般の事情から表現の自由には興味があったので、2003年にはExcitable Speechを読んでたはず。この本はオースティン先生とかラングトン先生とか出てくるので、すぐにインチキだとわかった。
2012-06-15 02:16:57研究会でも発表したんだったかな? 2004年に翻訳が出て、「これきっと誰か使ってへんなことを言うだろう」と予言したらすぐそうなったのでおかしかった。
2012-06-15 02:17:20※日本語でモニク・ウィティッグの小説でない論文を読もうと思ったら、『イマーゴ imago』1991年8月号の「paradigm」しかないはず。
新左翼とかの「理論家」の理論はどういう理屈だったのかわからないけど、そういう「理論」をやってくれる人がいることによって運動がやりやすくなるとかそういうのはあるだろうと思う。とか「レッド」とか読んで考えたりしていた。
2012-06-15 02:28:19