ノーベル賞受賞経済学者・シムズ教授の財政政策 ―― FTPL vs MMT
ノーベル賞受賞経済学者・シムズ教授の「FTPL(物価水準の財政理論)」が、今回のテーマです。
「アベノミクス」にも影響を与えている割りに、認識している一般人は少ないのではないか、と考えて取り上げました。
コロナで財政赤字も拡大中ですが、財政再建(または反緊縮政策)を行う上で、重要な理論だと考えています。
今回、基本的な紹介と、ネットでは有名な「MMT」とFTPLの違いについて、またFTPLの今後の課題、とくに「期待形成」の問題について考察しました。
しろうと
@sirouto
その辺が、長期的には財政破綻せず、財政再建は可能だが、短期的には財政悪化を予想させる……というFTPLの期待形成シナリオが、実現は容易ではない、と思わせるゆえん。
2021-01-06 00:02:25
しろうと
@sirouto
医療や介護などの福祉分野は、生命や健康や幸福に直結するから、人間の効用において、重大な位置を占めるだろう。「にんげんだもの」で、機械じゃないから。
2021-01-06 00:09:25
しろうと
@sirouto
そうして、将来への安心感がないから、消費性向も低下する。だけでなく、そもそも労働分配率も下がり、格差も増大している現状では、消費に使える絶対額が少ない。
2021-01-06 00:11:39
しろうと
@sirouto
低所得者層は、消費性向が100%の上限に達すると、それ以上使えない。よって、BIなど、その層への給付によって、消費が増える可能性はある。
2021-01-06 00:12:48
しろうと
@sirouto
まあこれは、FTPLというよりは、「ヘリコプターマネー」の話になってくるけど。ただ、べつにFTPLだけにこだわる必要もない。話を簡単にするために、便宜上FTPL寄りで話しているだけで。
2021-01-06 00:15:38