あえて朝日新聞・CNNの報道で検証：池上彰「トランプはウイグル族人権問題に何も言わなかった」は本当？

2019年後半、米政府：中国高官らにビザ制限＆ウイグル人権法成立

基本的にウイグル問題ではトランプ大統領も、いや民主党すら、中国批判一色です。問題はその「中国との全体的な距離をどれくらい取るか」という「程度」です。

※2020年6月18日にCNNから出た記事で、「ボルトンが『トランプ大統領は2019年に、習近平に対して、収容所建設に賛同した』と述べた」というものがありましたが（あえて収録しています）、その真偽は不明です。
もしかして池上彰はこの記事「だけ」で判断したのでしょうか？
なお、民主党優勢の下院でもウイグル問題については中国が批判されるなどしており、もはやワシントンで「親中派」は壊滅しているという観測も付言します。

英国、ローマ教皇も中国を批判

トランプ政権、中国でのウイグルでの行為をジェノサイド認定

バイデン新政権もジェノサイド認定に賛同

リベラルメディアもウイグルでは中国批判一色です

参考：産経新聞、2018年に「人権外交」を強めたトランプ・ペンスについて報道

※すみません、これだけ産経新聞です。
「トランプは最初からウイグル問題に熱心だった」訳ではありませんが、2018年以降に、人権外交・ウイグル問題での中国批判を強化しています。池上彰は2017年以前の本か何かを読んで、それ以降知識を更新していないのかも。