麻雀で現金を賭けるとまるで別物のゲームになる、とは、この場合、麻雀本体がシステム、現金がシナリオで、別物になった感覚が、シナリオの力なんだと思う

medtoolz @medtoolz

「インベーダーにあってパチンコにないもの」がゲーム性、というのはどうなんだろう？ミクロに見ると、パチンコにはユーザーにできることがなさそうだけれど、パチプロの人の日記なんかを見ると、あれは自らの戦略とで、お店を攻略するゲームにも見える

てっしー @tessy3

@medtoolz 台を選ぶことがゲームのようですね。

medtoolz @medtoolz

@tessy3 スコープの取りかたによっては、本屋さんで本買うのだってゲームですもんね。。

medtoolz @medtoolz

システムにとって、ゲームであることをやめてしまう、あるいは禁じられてしまうことは自殺に等しい。「これは想定する必要がない」だとか、「そういう想定を行ってはいけない」という発言がデザイナーから出された時点で、システムはもはやゲームでいられない

medtoolz @medtoolz

ルールが「フェアでない」ことは、ゲーム性を著しく損なう。それはユーザーに対するゲームのルールもそうだし、自然やヒューマンエラー、「運勢」に対してフェアでないルールでシステムを設計してしまった場合もそうであって

medtoolz @medtoolz

壊れない機械を設計せよ、という命令に置いてすら、駆け引き性を保った設計を行う必要があるんだと思う。駆け引き性は、自然に対するフェアネスであって。これをやらないと、壊れない機械は「壊れることを許されない機械」になって、とんでもないことになる

taknuno55 @taknuno55

「自然に対するフェアネスがリスク管理の基本」とか、凄くカッコいい！ RT @medtoolz: 壊れない機械を設計せよ、という命令に置いてすら、駆け引き性を保った設計を行う必要があるんだと思う。駆け引き性は、自然に対するフェアネスであって。

medtoolz @medtoolz

@taknuno55 原発を見ていて、こんなことを考えるのです。。あれクソゲだよな、と。

medtoolz @medtoolz

「ルールからプレイヤが最適解を求めようとする」という関係が成立する時、それはゲームだと言える」 http://bit.ly/n6Besj ワーストケースの探索を禁じるシステムは、もはやシステムであることをやめてしまっている

medtoolz @medtoolz

ルールがシナリオを規定することは、いいゲームの必要条件であると言える。シナリオがルールを規定する、プレイヤの振る舞いを縛るのならば、ゲームであることをやめてしまっている可能性がある

taknuno55 @taknuno55

シナリオがプレイヤの振る舞いを縛ることはよくある。 RT @medtoolz: ルールがシナリオを規定することは、いいゲームの必要条件であると言える。シナリオがルールを規定する、プレイヤの振る舞いを縛るのならば、ゲームであることをやめてしまっている可能性 #vabotter

medtoolz @medtoolz

@taknuno55 実際問題、そうしないと収拾つかないですもんね。。

taknuno55 @taknuno55

@medtoolz すいません。私が反応したのは、スポーツにおけるゲームについても言えるなあと思ったからでして。メディアが用意したシナリオに縛られて、ゲームであることを失っているように思えることがあるもので。 #vabotter

medtoolz @medtoolz

@taknuno55 スポーツの報道は、まさに「シナリオでゲームを縛る」行為で、あれは下手すると、せっかくのゲームを台無しにしかねないですよね。。

taknuno55 @taknuno55

@medtoolz ありがとうございます。どれだけ悲しい思いをしてきたことか。 #vabotter

medtoolz @medtoolz

シナリオとシステムは、同じベクトルを共有しなくてはいけない。「これだけの努力を注ぎ込んだのだから、このシステムは壊れることが許されない」というありかたは単なるお祈りであって、努力の方向を間違えている可能性が高い

medtoolz @medtoolz

壊れない機械を設計しようと思ったときに、壊れない機械を目指すのは間違っているような気がする。悪い努力賞の発生余地がそこに生まれてしまうから。漠然と、「面白い機械」を目指した結果として、それが壊れにくくなることはあっても

medtoolz @medtoolz

麻雀でも、モノポリーでも、現金を賭けるとまるで別物のゲームになる、という逸話があって、この場合、麻雀とかモノポリー本体がシステム、現金がシナリオで、別物になった感覚が、シナリオの力なんだと思う

medtoolz @medtoolz

「○○を悪用しないで下さい」なんて、ルールで無しに単なる呼びかけで場をコントロールしようとするのは、違反する人を助長するようなところもあって、ゲームであることをやめる行為であると言える。一方で、これは「道徳ゲーム」というもっと大きなゲームの部品にもなっていて、ルールに影響する

medtoolz @medtoolz

ゲームには「独立性」と「依存性」という考えかたが導入できる。道路の適正利用を呼びかけるやりかたは、道徳というもっと大きなゲームに依存することで、初めてゲームとして成立する。ゲームであるために、別のゲームのルールをプレイヤが理解しているのが前提になってくる

medtoolz @medtoolz

「パチンコはゲームじゃない」が、一台の台とプレイヤ、という空間内で真であったとして、「パチンコで生活する」という、もっと大きなゲームにおいては、これはゲームに、あるいはゲームのコンポーネントになる

medtoolz @medtoolz

ゲームと聞いて誰もが想像できるほとんどの何かは、ゲームとして独立している。一方で、社会のルール、特に理不尽なそれのほとんどは、何か別のゲームに依存しないと、それ自体がゲームとして存在できない。大きなゲームは、道徳や正義、これが年期になると老害と直結する

medtoolz @medtoolz

ロバストなシステムを目指すときに、そのシステムが「ゲーム性を持つ」「ゲームとして独立である」「ゲームとしてフェアである」「ルールがシナリオに優先している」ことは、それがゲームでない、「まじめな」ものであっても欠かせない。まじめさは、堅牢さにはなんの役にも立たない

medtoolz @medtoolz

ロバスト性のある側面は、それがゲームであることに関係しているような気がする。複数の経路を用意することだとか、ラダーフレームみたいに、問題が全体に波及するのを防ぐ仕組みといったものは、結果として外乱というプレイヤに対して、より「フェアな」状況を提供していることにつながっている

medtoolz @medtoolz

ロバストであることが要求されるシステムは、ゲームとして遊ばれることで、その堅牢さを試されるのが正しいのだと思う。遊んでみて「つまらない」システムは、恐らくはどれだけの鉄量を投入しても、案外容易に壊れる脆弱性を内包している