リー・スミスの考察「三十人政権」の大意翻訳。

桑原雑 @ashzashwash

アメリカの支配階級のエリートが、中国による学術的・経済的・文化的サイレントインベージョンに、いかに寄与したかという記事らしい。明日読もうかな。もう眠いし。↓

桑原雑 @ashzashwash

アテネの民主主義は下層階級にあまりにも多くの権力を与えていた為に、エリート階級はうんざりしてたので、恒久的な奴隷制度を誇るスパルタに敗北したとき、そのシステムを諸手をあげて歓迎し、エリート階級以外の権利を奪い、追放し、処刑し、財産を没収した。という故事の紹介からはじまってますね。

桑原雑 @ashzashwash

あとは読まなくてもわかるような気がしてきたぞ。 tabletmag.com/sections/news/…

桑原雑 @ashzashwash

続き）アテネの民主主義的な法律に不誠実な態度をとり、伝統を蔑ろにしたアテネの政府は「三十人政権」として知られており、その役割と機能を理解することは、今のアメリカで何が起こっているかを説明するのに役立ちます。

桑原雑 @ashzashwash

大意）グローバル化した世界で競争する必要性から、多国籍企業の経営者、東海岸の金融業者、IT起業家は、共和党について再考せざるを得なくなった。そして、共和党に幻滅したエリートたちは党を離れ、アメリカの労働者をさらに困窮させ、自分たちだけを豊かにしてきた。

桑原雑 @ashzashwash

大意）彼らのモットーはグローバリズムであり、求めているのは、あらゆる取引関係や社会的企業を構築するため必要な自由であり、彼ら自身を育んでくれた伝統的な社会の幸福（well-being）には関心がなかった。

桑原雑 @ashzashwash

大意）グローバリスト企業の変質は2001年、中国がWTOに加盟したことにはじまる。アメリカのエリートたちは、中国の独裁政治体制をモデルにさえした。なぜエリートたちは独裁国家中国と貿易をし、何百万もの製造業の仕事を中国に送ることで、アメリカ人労働者を困窮させたのだろうか。

桑原雑 @ashzashwash

大意）その理由はお金です。それが彼らを豊かにしたからです。彼らは、中国と取引する以外に選択肢がないと自分たちに言い聞かせることで、自分たちの良心を欺いたのです。中国は巨大で、生産性が高く、効率的で、中国の台頭は避けられないのだからと。

桑原雑 @ashzashwash

大意）中国に奪われた雇用をアメリカに取り戻すことは、トランプ大統領の大統領の中心的な政策公約であり、2016年にトランプ氏が驚くべき勝利を収めた源でもある。トランプ氏は、エスタブリッシュと中国との貿易関係が一般のアメリカ人を裏切った（sold out）と主張した。

桑原雑 @ashzashwash

大意）実は、元民主党下院議員リチャード・ゲファードもまた、奴隷労働者を雇用している国家との貿易はアメリカの雇用を犠牲にし、アメリカの名誉を犠牲にすることになるとすでに警告していたのだった。

桑原雑 @ashzashwash

大意）そしてトランプ氏の主張を真剣に受け止めたのは、６千万人以上のアメリカの有権者だけであった。彼らは、トランプ氏がアメリカ人労働者の仕事を取り戻すためにエリート連中と戦うと宣言した言葉を信じたのだ。

桑原雑 @ashzashwash

大意）トランプ氏が「The Swamp」と呼んでいたものは、最初は産業、機関、個人の無作為な集まりにすぎず、ただ新大統領によって非難されているという事実以外には何の共通点もないように見えた。しかし、トランプ氏の絶え間ないエリートへの攻撃は、彼らに集団的自己認識を与えただけでなく、

桑原雑 @ashzashwash

大意）連帯するための格好の動機を生むことにもなった。彼らは、同じような偏見、憎悪、文化的嗜好、生活習慣だけでなく、なによりも重要な米中関係における官民の利害関係で結ばれていることを認識した。こうして「the China Class」が誕生したのである。

桑原雑 @ashzashwash

大意）10年前には、NBAのスーパースターであるレブロン・ジェームズとアップルのCEOであるティム・クックを同じグループとみなす人はいなかっただろうが、今では中国の安価な製造業と成長する消費者市場、つまりナイキのスニーカーとiPhoneによる利益によって、彼らは凄まじいほどの富で結ばれている。

桑原雑 @ashzashwash

大意）さらに中国のプロバイダーのテンセントとNBAとの間に結ばれた15億ドルの契約によって、中国はアメリカを除けばNBA最大のパートナーとなった。そしてレブロン・ジェームズとティム・クックは中国共産党の知恵の伝道師となった。

桑原雑 @ashzashwash

大意）たとえば、NBAの幹部が香港の反体制派を擁護するツイートをした後、社会正義活動家のはずのレブロンは「舌に気をつけろ」と釘を刺して、こう付け加えた。「確かに言論の自由は大切だ。だが、口は災いの元とも言うからな」

桑原雑 @ashzashwash

大意）米中関係によって途方もない利益を得たアメリカ人たちは、トランプ氏によって圧力をかけられたことで、マルクス主義者が階級意識と呼んだものを身につけ、反撃のために団結し、中国人との関係をさらに強固なものにした。

桑原雑 @ashzashwash

大意）今では、これらのチャイナ・クラスは、中国共産党が収容所の囚人にどんな恐怖を与えようとも、中国のスパイや人民解放軍がアメリカの安全保障にどんな脅威を与えようとも、中国共産党からの小切手を現金化する喜びさえあれば、恥知らずと呼ばれることなど気にもしなくなった。

桑原雑 @ashzashwash

大意）カーネギー国際平和基金、ジョンズホプキンス高等国際問題研究所などの名だたるシンクタンクや研究機関は、中国の資金を食い物にしていた。世界的に有名なブルッキングス研究所は、中国のファーウェイが資金提供した、中国のファーウェイを称賛する報告書を公表することに、何の躊躇もなかった。

桑原雑 @ashzashwash

大意）だがいずれにしても、ドナルド・トランプは、アメリカの雇用を海外に送ったチャイナクラスを解体するために中国から米国を切り離そうとしたにもかかわらず、そのビジョンを最後まで遂行することは叶わなかった。

桑原雑 @ashzashwash

大意）トランプは、エリートの腐敗の原因、中間層の貧困化の理由、平和に対する国内外の脅威を正しく特定したが、その後、選挙という戦争に勝つためのスタッフを配置・準備することに失敗したのだ。

桑原雑 @ashzashwash

大意）それというのも、チャイナクラスの権力の源が中国であることはあきらかな事実であり、それゆえに、武漢から出てきた新種のコロナウイルスは、トランプ排除のためのクーデターのプラットフォームとなった。つまり、アメリカ人は反民主主義的エリートの餌食となったのだ。

桑原雑 @ashzashwash

大意）反民主主義的エリートは、コロナウイルスを使ってアメリカ人の気力を奪い、中小企業を荒廃させ、暴徒を使って略奪や放火や殺人の恐怖を伝搬し、子供たちを学校から遠ざけ、瀕死の人を家族の最後の抱擁から遠ざけ、アメリカの歴史、文化、社会を冒涜した。

桑原雑 @ashzashwash

大意）そして、アメリカの大衆は、エリートたちが公私にわたり組織的に準備していた罠にはまり、人種差別主義者として誹謗中傷を浴びることになったのだ。

桑原雑 @ashzashwash

大意）約1年間、アメリカの官僚たちは意図的に自国の経済と社会を無駄にしてきた。その目的は、中国経済がアメリカを浸食している間に、より多くの権力を私物化することにつきる。中国のロックダウンは全く結果を伴わない。ロックダウンはウイルスの蔓延を抑えるための公衆衛生上の措置ではないのだ。