ヘーゲルは本当に「天才を知る者は天才である」と言ったのか。

まる@日本語 @great_journey_2

ヘーゲルの名言とされている「天才を知る者は天才である」っての出典わからないんですけどご存知の方いますかね。ネットだと『断片』って草稿集みたいなのが出典になってるんだけど、一通り確認したが載ってない。 pic.twitter.com/p3gaU7OZmW

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英語で検索しても出てこないのでGoogle頼りに独語で調べたらそれっぽいのが出てきた。 "Talent ist die spezifische, Genie die allgemeine Befähigung." 「才能とは特定であり、概して天才はその能力を持つ」 意味があってるようなあってないような。しかしこれもいくら調べても出典が載ってない。

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「知る」ってのが何となくヘーゲルっぽくないんだよね。悟性的な「知」を常に否定し続けるのが弁証法だし。この名言もデマな気がする。専門家ならすぐ出典だせるんでしょうかね。

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断片集は読んでてちょっと面白かった。ヘーゲルの国家観って「精神の自由の体現」で、だからこそ（マルクスと違って）プロイセン当局から好かれたんだけど、『ドイツ観念論の最初の体系プログラム』に機械的国家の廃止（止揚）についての記述がある。

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『一八〇〇年の体系断片』には宗教の実現という観念的なあり方だけども私的所有の廃止についても書かれてた。マルクス哲学ってほんとヘーゲルから受け継がれてるんですね。

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鍵RT 認識論 -三木清 「天才を知る者は天才のみである、とひとは屡々いつてゐる。ヘーゲルもいつた、侍僕にとつてはなんらの英雄も存しないといふのはよく知られた諺である…」 ？？ twitter.com/great_journey_…

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鍵RT プラトン認識論を理解する鍵は「同じレベル同士でしか認識できない！」→「天才を知るのは天才のみ」と(その辺の)人々はよく言う。→ヘーゲルもこう言った。「奴隷にとって英雄は存しない」と。 って感じでヘーゲルが言ったのは後者だけだように見えるけど・・・・

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やはりヘーゲルは「天才を知るのは天才だけである」と言ってないのでは。