- johnbehoimi
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内有毛細胞の特徴を示したという実験結果が報告されました [12].この報告は, 細胞移植によって, 障害された細胞を置換できる可能性を初めて示唆したものでした [8]. 最近では, 聴覚再生研究の対象は, 有毛細胞から, 聴神経, 蝸牛神経核までも含むようになっています.
2011-07-30 15:54:31今日の新出単語はEPでした。endocochlear potential。K+の濃い内リンパで満たされた中央階は外に比べて約90mVの電位を持つ。これをEP。加齢に伴ってEPが低下する。EPが下がると神経活動が低下する。これが老人性難聴の原因のひとつ。
2011-07-30 23:41:50@tachistophonic EPってのは渦巻き菅にある耳細胞の静止電位ってことですか?膜電位の分極がおちることで難聴ということですか?
2011-07-30 23:50:35細胞膜電位のような細胞単位の電位でなくて,器官の部位と部位で電位差があるのかと想像します。リンパだそうなので細胞外液の話かと。リンパ液に含まれるK+濃度が,耳の中の器官の部位によって異なるんだと思います。勉強になりました @johnbehoimi @tachistophonic
2011-07-30 23:57:37@johnbehoimi 内有毛細胞の膜電位とEPは同質のものかは,私も把握していません。が,別の機構によるもので,かつ別の働きをしていると想像しています。ちょっと調べてみます。
2011-07-31 00:00:46.@akirasakurai @johnbehoimi 私もそのような理解です。今日読書会で読んだところまででは,EPの低下が発火の減少につながるメカニズムの説明はありませんでした。調べてみまーす。
2011-07-31 00:04:48内有毛細胞(IHC)自体が活動電位を作り出すことはないんじゃないかな。ではなくて受容器電位。受容器電位に対応した伝達物質がIHCから出て,聴神経に活動電位が生じる。
2011-07-31 00:22:52内リンパのK+の濃度は蝸牛管の壁のポンプが頑張ることで保っているらしく,この頑張りが加齢による代謝低下によって落ちてくると,K+濃度が落ちる=EPが低下するとのこと。
2011-07-31 00:57:13@tachistophonic @akirasakurai 回答ありがとうございます。てっきり渦巻き管内のリンパ液のカリウム濃度が高いためEPが発生しているものかと思っていました。
2011-07-31 09:11:05そのとおりかと @johnbehoimi @tachistophonic 渦巻き管内のリンパ液のカリウム濃度が高いためEPが発生している
2011-07-31 09:51:41そうですね。いくつか情報を得た結果,このような理解にいたりました。 http://bit.ly/nXw7o9 http://bit.ly/q2jtqq ただ有毛細胞の静止膜電位がK+濃度だけで決まるかどうかは知りません。.@akirasakurai @johnbehoimi
2011-07-31 10:16:31