ケルトン: 問題はどうやって賄うかではない。どうやって資源を調達するかだ。

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ケルトンがニューヨーク・タイムズへの寄稿でバイデン政権に提言。民主党は富裕層から税収を取ることに囚われ過ぎて、却って大胆な政策の範囲を制限してしまうリスクがあると警告している。オカシオ＝コルテスが→ Biden Can Go Bigger and Not ‘Pay for It’ the Old Way nytimes.com/2021/04/07/opi…

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→ 更に大規模で迅速な財政支出が可能だと主張するのは正しいが、同時にその支出増加が実体経済を棄損しないよう、インフレ圧力を抑えることも必要だという。「私の息子がレゴを組み立てるのも、購入したブロックの量によって制限されるように、利用可能な全てのリソースを利用した後は、→ 2/

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→ 経済からそれ以上の商品やサービスを絞り出すことはできない。」MMTは「どうやって賄うのか」(How will you pay for it?)という問いを裏返すことによって、財政責任を再定義する。本当の課題は「どうやって資源を調達するか」(How will you resource it?)である。→ 3/

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→ バーニー・サンダースは先日、このMMTのアプローチを仄めかした。「合計(の予算額)を先に考えて取り掛かることから始めたりはしない。まず、対処する必要のあるニーズを確認してからそれらを合計する。」次のステップは、これらの優先順位を実現するために→ 4/

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→ 利用可能なリソースの予算を立てる方法を理解することだ。これはMMTだけでなく、ケインズも取ったアプローチだ。ケインズは、自国通貨を管理する英国政府が必要な全ての資金を生み出すことができることを理解していた。彼の主眼は、政府がインフレ圧力を抑えながらより高いレベルの支出を→ 5/

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→ 維持することにあった。戦争の遂行に必要な兵士、爆撃機、戦車、戦闘装備などの必要、そしてそれらを供給するために経済全体を方向転換する必要があると指摘した。議会とホワイトハウスが社会と貨幣価値の両方に対し責任ある管理者になりたいのであれば、金持ちへの課税に囚われるのではなく→ 6/

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→ 実物資源の観点から、必要となるものを優先して供給するべきだ。国の電力網を強化し、欠陥のある橋を全て修理し、介護従事者に生活賃金を与え、鉄道を改修し、全ての家庭にきれいな飲料水と高速のネット環境を供給する。これらの仕事を全て成し遂げるのに何人必要か、→ 7/

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→ どれだけの鋼、コンクリート、ケーブルが必要か、とこのようにリストは続く。これらは私たちが政府に問うべき質問であり、政府が自身に問うべき質問である。問題は「どうやって賄うか」ではない。「どうやって資源を調達するか」なのだ。(以上、要約まで) 8/8