結社・血族・ネイション・国家
《近代とは何か》をずっと勉強してきて、資本制から国民国家へ というところまで来て、んで 国家論! これが、一連の思索の最終ピースになりそうな予感
2010-04-22 09:14:44このラインの思索は、存外やられていそうでやられていないが、よくよく捜せばやっぱりある、といったところ ただし…
2010-04-22 09:16:59宗教論としては まったく不十分! ひどいのは ホントにひどい… だから、僕みたいなモンが コリコリ自学自習しなきゃならなかった という…
2010-04-22 09:19:20この思索の成果は まとめて発表しておく価値がいくらかあるだろう、とうっすら思う 吐き出されては棄てられるだけの諸論考の洪水の中に、投げ込んでみても きっと誰かに届くかな、と…
2010-04-22 09:25:05国家の誕生と展開の人類史をふまえて、近代国家の特色を資本制との関連でおさえ、《宗教=世俗的近代性》と宗教の人類学的基盤を説明する―― そんな国家論… ないか…
2010-04-22 15:52:28明治政府によって、宗教は個人の「私事化」に封じられ、それを条件に「信教の自由」は認められた。権力は宗教を怖れ、代替のように近代救済システム(公共サービス)が浸透したが、今それも行き詰まり、「新しい公共」とか言い出した。個人の徳目ではなく、社会変革の原理としての仏教はあるのか。
2010-04-25 23:22:33厳しい社会問題に直面すればするほど、宗教の教義は役立たなくなる。それは宗教者の自己否定を意味するので、大抵は社会問題を棚上げして、教義に逃げるのが常套だ。釜ヶ崎の宗教者たちの運動は、じつに骨があって、その否定されたゼロ地点から、なおメタな共通項を見つけ出そうと呻いている。
2010-04-25 23:29:18宗教=血族共同体、もしくは家族を焦点とする血族共同体がメンバー一人ひとりに伝え植え付けるところの宗教
2010-04-26 16:20:34最後に、資本=ネイション=国家の水準における社会、あるいは国民文化の構成要素として錬成されたものとしての宗教
2010-04-26 16:25:25個人の時代と宗教。かつてのグローバリズム的な支配力を備えた個ではなく、この時代と切り結ぶ主体をもって、それらがもう一度つながりながら、「個と個」の共同性をつくりだす。新しい宗教の役割とは、そういう個人のコミュニティの連帯軸となることではないか。
2010-04-26 23:40:43@mitsuhikoakita 宗教が人間の絆を創出する力になるとしたら、根底には人々の間ににある程度具体的な共通の信仰や世界観、神への意識が想定されると思っていたのですが。「人と繋がろう」という意識を創出する、時代の価値観を緩やかに変えていくような作用を担うということでしょうか
2010-04-27 00:17:37@mitsuhikoakita 現状では、それほど悠長に構えているだけでなく、具体的に人々を結ぶ「場」や機会の設定、企画力も問われるのかもしれません。宗教(施設?)といった場の特殊性を生かした。いずれにしても宗教や修派を超えた議論や連携が必要なのですね。
2010-04-27 00:23:59国家論と 物語=神話=ファンタジー論が平行するのは、ナショナリズム研究だから この二つの筋に問題を仕分けするのに、とにかく時間がかかった この仕分けは個人的成果だ、と強く強く!主張しておきたい!
2010-04-27 10:10:43【宗教の集団形成機能】 個人たちの「共同体」(「結社」でなく)という構想は、理想としては理解しますが、実現しようとすると大変なのでは…? というのも、共同性が強くなれば個人性が低まり、自立性の高い個々人は共同しようとしないから、です 見田先生ならそれを、
2010-04-27 11:22:36「ゲマインシャフト・間・ゲゼルシャフト」とおっしゃるわけですよね 理論面からすれば、こっちの方が“現実味”があるような気がします 現場でそういった作業を積まれている方がたの ご意見をうかがいたいところです
2010-04-27 11:24:06なお、「ゲマインシャフト・間・ゲゼルシャフト」論においては《宗教》はほとんど焦点化されませんね ゲマインシャフト(地域密着型教団、または発心者/回心者の共同体)の一つ、ぐらいの扱いじゃないか、と思います 「間」を成立させるのはゲゼルシャフト原理ということにしないともたない、
2010-04-27 11:27:29というのが 見田理論の強調点であるように理解しています 見田理論はさておき、さらにご意見を聞きたいです> @mitsuhikoakita; @ i_natsue 両氏
2010-04-27 11:28:36独りぼっちで生きるダンディズムを僕はよく理解するけれど、社会学としてはほとんど推賞できない では、どんなつながりが、十分な強度と開放性を両立させるつながりが可能か、という御話
2010-04-27 11:32:57結社、血族共同体、ネイション共同体(民族云々と言わないところがミソ!)はこれまでもあって、それぞれに立派なはたらき(正負の別は措いといて)を果たしてきたけれど、これからもそれでいくのか… はたまた別のつながりが出来上がっていくのか… と
2010-04-27 11:34:38