「プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神」読書ノート

個人的な備忘録
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本の紹介

プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神
マックス・ヴェーバーによる本
『プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神』は、ドイツの社会学者マックス・ヴェーバーによって1904年~1905年に著された論文。大学教育現場などでは『プロ倫』と略する。 プロテスタントの世俗内禁欲が資本主義の「精神」に適合性を持っていたという、逆説的な論理を提出し、近代資本主義の成立を論じた。
初版発行: 1905年
著者: マックス・ヴェーバー
ジャンル: 社会学

AC後屋 @acgoya

頭あんまし働いてないけどプロ倫を読もう。しかし理解できるんかいな(´・ω・`)

2011-05-24 20:19:28
AC後屋 @acgoya

序文で疲れてしまった(´・ω・`)とてもほろ酔いで読める代物じゃないな。

2011-05-24 20:51:02
AC後屋 @acgoya

「プロ倫」ほぼ半分まで読了。難解極まってなかなか進まない(´・ω・`)けど、以下の記述が興味深い。ルターもカルヴィンも、新約の慈愛の神と、背後にある、思うがままに処断する専制君主としての隠れたる神という二重の神を認めていた。

2011-05-29 20:34:17
AC後屋 @acgoya

ルターは後年に至るにつれ、新約の神が主位を占めていくのに対し、カルヴィニズムにおいては、新約の天の父でなく、旧約の神エホバが強調された、と。こんなところで「エホバ」に出くわすとは思わなかった(゜Д゜;)

2011-05-29 20:35:22
AC後屋 @acgoya

カルヴィニズムでは二重予定説に基づき、人間のために神があるのではなく、神のために人間が存在するのであり、神のみが自由な存在であって、人間は神の決断を理解することも知ることもできない。ゆえに、説教も聖礼典も救いには役に立たず、キリストの死も選ばれた者のみのためである。

2011-05-29 20:41:05

清教徒

ピューリタン
ピューリタンは、イングランド国教会の改革を唱えたキリスト教のプロテスタントの大きなグループ。市民革命の担い手となった。日本語では清教徒と訳される。

AC後屋 @acgoya

清教徒(先鋭的カルヴィニスト)死に際しても一切の宗教的儀式を廃し、音楽も歌も無く近親者を葬った。ふむふむ、なんかJWと似てるけど、JWは予定説を採らないのにこういうとこだけは似てんのね。

2011-05-29 20:42:53
AC後屋 @acgoya

もっとも、ウェーバーの理解が正しいかどうかは分からない。神学に詳しい人の突っ込みが欲しいなぁ。

2011-05-29 20:44:13
AC後屋 @acgoya

@meg_k_m_a ちょっと論議が乱暴のような気もするんですよね。そもそもプロ倫は神学書じゃありませんし。ただ、カルヴィン主義者たちのラディカルな神学理解が、資本主義へと走らせていったという説にはそれなりの説得力はありそうです。

2011-05-29 20:48:34
AC後屋 @acgoya

@hrtmnr 当事者だけに、へぇーそうなのか、と感心するところや、それはちがうだろ、と突っ込みたくなるところもあり、なかなか面白いです。大きな反響を呼んだ学説だけに、賛否両論あるみたいですね。

2011-05-29 20:53:17
AC後屋 @acgoya

@hrtmnr どちらかというと、突っ込んでる人の本を読んだ方がよく分かるのかも知れませんがw、まずは原典を読んでおかないと話にならないかなと。今ようやく半分なので、頑張って読了したらまた何か書きます~。

2011-05-29 21:01:45
AC後屋 @acgoya

@atque_poenitent 改革派と言えばジュネーブ讃美歌ですよね。プロ倫では、改革派とカルヴィニズムは違うんだと。教会史をちゃんとやらないと分からないんでしょうねえ。

2011-05-29 21:03:38
AC後屋 @acgoya

ぐはぁ、プロ倫は後半に入ってから俄然面白くなってきた。

2011-05-29 21:37:04
AC後屋 @acgoya

ピューリタニズムの特徴:カトリック的典礼の一切を魔術的として拒否。感覚的文化への嫌悪。被造物か神から完全に隔絶していて無価値。人間の友情への徹底的な不信。懺悔(告解)の習慣がなくなり、罪悪感を定期的に解毒する手段の喪失・・。なんかJWともろにかぶってくる。

2011-05-29 21:39:43
AC後屋 @acgoya

そういうつもりで読もうと思ったわけじゃないんだけどなあw

2011-05-29 21:40:07
AC後屋 @acgoya

バンヤンの天路歴程 http://bit.ly/m4oZDb で、クリスチャンが「滅亡の町」に住んでいることを感じて、一刻も躊躇せずに天国に旅立たねばならないという召命を聞くと、彼は妻子が執着するのを耳を塞いで振り切り、「生命を、永遠の生命を!」と叫びながら野原に駆け出していく。

2011-05-29 21:50:37
AC後屋 @acgoya

根本において自分一個を問題とし、自分の救いのみを考え、自分が安全な場所に達した後、初めて家族も傍らにあればよいとの考えが目覚めてくる」すごい分析だ。

2011-05-29 21:51:56
AC後屋 @acgoya

面白すぎるのでさらにツイート。「汝の敵を愛せよ」も、隣人を罰せられないまま神に引き渡せば、一層多く復讐できるという解釈。現世に与えられている唯一の目的は、社会的活動によって神の栄光を増すこと。それは、非人格的効用のために奉仕すること。→組織って非人格的だなぁ。

2011-05-29 22:29:24
AC後屋 @acgoya

徹底した個人主義にもかかわらず、神の命令に基づく団体への参加が救いのために必要。それは効用の最大化のため。→協会の設立理由そのもの。 神の栄光を増す活動によって自己の救いを確実にする思想。→奉仕

2011-05-29 22:32:03
AC後屋 @acgoya

理性によって許される程度以上に誰かを愛するのは非合理的であり、人の心を奪って神への愛を妨げる。個人的、私的幸福よりも、公の利益を重視。

2011-05-29 22:33:03
AC後屋 @acgoya

中国内地宣教団、国債宣教者同盟の態度。巨額の費用によって多数の宣教師を募集。理由はそれがキリストの命令であり、再臨の条件であったから。説教を聴いた人が改宗するかどうかさえ二義的。到達して提供するのが目的。

2011-05-29 22:34:11
AC後屋 @acgoya

隣人愛を実行するには神の栄光のために律法を守るのみでよいという思想→隣人関係の人間性が死滅

2011-05-29 22:35:31
AC後屋 @acgoya

いやぁプロ倫がJWをこれほど語っているとは思わなんだ。

2011-05-29 22:36:37
AC後屋 @acgoya

@lingo0126 えーと、マックス・ウェーバーという社会学者が書いた、「プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神」 http://bit.ly/l6WoAp という本で、この分野では古典とされている書です。大学で社会学をやる人は必ず読むらしいですね。

2011-05-29 22:43:01
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