- mizunotori
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あ、そうか。自分はSF好きなんだけど、圧倒的に読書量が少ないし、科学的知識も持っていないから、自分にSFが描けるとは思っていなかった、というのが割と正確なところなのかもしらん。
2011-08-05 03:42:45こうしてみると自分で知らず知らず「理想のSF像」のようなものを設定して、それで自分を縛っていたところもあるのかもしれず。俺にとっていちばんたちの悪いSFファンは俺であったというオチか!?
2011-08-05 03:54:35@vhysd ライトな感じの書評屋が離れちゃうってのはあるかも? 例えばSFと関連性が薄いメディアで時たまSFを紹介してたって人が「こいつは分かってない」とか叩かれて、「じゃあもうSF紹介するのやめとこう」ってなって、メディアへの露出頻度が落ちるとか……
2011-08-05 02:59:51@vhysd SFでなくSTG界隈ですが、閉鎖性云々は、「作り手も受け手も、ゲーム性や世界設定など、上等なより満足度の高いモノ(だけ)を求めて螺旋状に昇っていった結果、気付いたら(商業として)取り返しの付かないほどに人間が減っていた」というのはk感じます。
2011-08-05 03:15:43@tatuan4 そういえばSTGも言われるジャンルですね。まあ私も、近所のゲーセンで達人王に金入れる人間を自分以外に見たことありませんでした
2011-08-05 03:30:21@vhysd 自分は当時、中一でOUTは知ってましたがガンダムSF論争に関しては知りませんでした。ただし海外の活字SFを読んだこともほとんどないにも関わらす、「自分はSFが好きである」という自覚だけはあって、そういう熱気がいろいろ見えなくしていることもあるかもしれませんね。
2011-08-05 08:53:27朝からちょっと考えてみる(続く) RT @vhysd 「SFファンの閉鎖性によって日本のSFは衰退した」みたいなの定説のように聞くけど、実際どうなんすか。若造としては、商業出版の趨勢にそういうのが影響を与えるレベルだったとか俄に信じがたいとずっと思ってたりするんですが
2011-08-05 08:55:07(承前)売上データなどを観てないこと前提で書きます。これは団塊の世代の兄の説ですが、80年代に入るとSFの取り上げる題材(科学トピックなど)がむずかしくなりすぎ、そこから展開されるSF的発想も一般人には理解されづらいものになってしまったのではないか、と。(続く)
2011-08-05 08:58:15(承前)70年代後半に、NHKで「今、SFブーム」って特集をやっていたのを覚えてます。これらは、ヤマト、スター・ウォーズ、未知との遭遇からの「ブーム」で、番組でも活字SFがどのような位置をしめているかは重視していなかったはずです。70年代後半からのSFブームはSFビジュアルの
2011-08-05 09:00:20(承前)ブームだったのではないかと。つまり、もともと70年代末の「SFブーム」というのは、活字SFよりむしろ映像モノの可能性を押し広げたブームで、私も体験したわけではないですが、オタク第一世代が積極的に「映像」の方へかじ取りをしていったことと関連しているはずです。ということは、
2011-08-05 09:02:03(承前)むしろ活字SFにかぎって言えば、当時としては極論すれば活字SFはブームの「中心」ではなかったのでは? と仮説として思います。ただし、です。ただし、「SF的なもの」に対する熱気はコアな領域ではなみなみならぬものがあり、全体としてはマイノリティかもしれないが、SFマニアが
2011-08-05 09:04:38(承前)「熱気」をかたちづくっていたことは間違いないと思います。ただし、そのような部分はデータ的に出てくるようなものではないので歴史的評価はむずかしいですね。ひと言つけくわえるなら、80年代にはSFファンダムの閉鎖性とは対照的にコミケがいろいろ開放した、ってのが大きいと思います。
2011-08-05 09:07:13私が80年代に感じていたのは少年ジャンプバトルものの完成度。あれほどSF的設定からうまいこと取り入れて奇想天外な話をつくっていった「ジャンル」はない。「経絡秘孔」や「民明書房」や「スタンド」で説明できてしまえるなら、そりゃいかにも「SF」、ってものは出てこないなと思いました。
2011-08-05 09:12:1080年代といえばさらに「少年ジャンプに載っていたSFマンガ」にも言及しないといけないわけだが……。「コスモスエンド」とか読んでないんだよなあ。ギルファーは好きだったが。「コブラ」はSFというよりはファンタジー寄りで、やはりビジュアル重視の作品なんスよね。
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