架空の下読み感想が適切で参考になる

精読太子 @under_reading

精読太子といいます。10年ぐらい前にもやっていたのですが、久しぶりにツイッターを始めてみました。よろしくお願いします。

精読太子 @under_reading

ダンボールが届いた。原稿でパンパンなので重い。下読みで最も危険なのは、これを下手に持ち上げようとして腰をやる事である。諦めて分割して運ぶも、いきなり設定資料と思しき挿絵が目に入って少し萎える。禁止されてはいないし、別にいいんだけども。

精読太子 @under_reading

折角始めたのでフォローしていきたいと思うんだけど、どういう人に需要があるのか。そもそも需要があるのか不明なので、とりあえず自分の名前で検索して引っ掛かった人をフォローしましたごめんなさい。前のアカウントは、いきなり大量にやりすぎて凍結された覚えがあるんですよね。

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フォローした人、10年近く前の呟きが多かったんだけど、まだ生きてるアカウントが多くて、お互い今日まで何とか生き延びたもんですねと少し懐かしさと嬉しさを覚えました。

精読太子 @under_reading

下読みの最初の仕事は、大量の応募原稿の中から、貴殿、それはダメでござろうという規定違反を省く作業から始まります。多少ならそもそも気付けないんだけど、枚数が倍のやつとか半分以下のやつとか。大袈裟にいうとそういうの。一応見るけど「こ、これは傑作！」となったパターンは一度もないです。

精読太子 @under_reading

一応書いておくんだけど、時期とか用語とか諸々に少しフェイク入れるので、それを前提にフィクションとして楽しまることをオススメします。具体的な出版社なんて存在しないのです。最近は電子での下読みも増えてきましたが、クラッシックな雰囲気で紙で読んでる設定で呟いたりもします。

精読太子 @under_reading

今は小説家になろうからポイント見てスカウト！のパターンがあるので、ラノベも流れが変わりました。単発よりシリーズ前提の応募作が増えたように見えます。もはや異世界ファンタジーを10数万字にまとめて一作として完結しつつ、更には続編も見据えて…みたいな要求は実情に即していないように思える。

精読太子 @under_reading

とりあえず幾つか出した。記念すべき第1作目は吸血鬼もの。吸血鬼ネタはめちゃんこ多いので毎回激戦です。吸血鬼が美少女だったり美少女が吸血鬼になったり眷属になるならないで揉めたりします。ありふれた題材を選んだなら、他で差別化をした方がいいです。漫画と違って一目で分からないので。

精読太子 @under_reading

未完結もの。もの、って呼んでいいのかは不明。打ち切りエンドとかじゃなくて、本当に唐突に終わっているので最初は封入忘れを疑ったけど<完>の記載は確かにある。え？ここで終わるの？となって不安な気持ちになるから、客観的にも完結させてほしい。

精読太子 @under_reading

@you_kamei どうもどうもフォローしてしまってすみません。新しく始めてみました。このアカウントの事はそんなに参考にしなくてもいいような気はしてますが、何かしら役に立てられる欠片があれば幸いです。よろしくお願いしますー。

精読太子 @under_reading

昔「原稿に香水をかけることで下読みを眩惑する」という謎のテクニックを古き良きインターネッツで見た覚えがあるんだけど、原稿からマジに変な臭いがするのは一体何を目的としているのか。投稿者の部屋の臭いが移ったのかな。隔離して脱臭します。

精読太子 @under_reading

異世界チートもの。公募でやるからには、何かしら突出したものがないと厳しい。テンプレは需要があるからテンプレなので、減点はないけど加点もされず、そのまま終わってしまってクセの強い他の作品に席を譲る羽目になりがちです。既存作とチートが被ってるのも押せない要因です。

精読太子 @under_reading

長文タイトルは別に気にしないんですけど、webで目立つ作法の感が強いので、キャッチーな単語を羅列しただけのタイトルは審査上の訴求力ないんじゃないかなぁ、と思います。折角中身をがっつり読まれる公募なのだから、やる意味が薄いのでは。

精読太子 @under_reading

フォントが凝ってるもの。ひたすら読みにくいから正直止めてほしい。多少変えるのは技巧の内でも、全文そうしてしまうと読み手にはストレスにしかならないです。どのみち受賞したら出版社のフォントになるのだから無意味で、下読みが苦しむだけという悲しい結末を迎える。

精読太子 @under_reading

ヒロインが難病で死んじゃうもの。喋れるし隔離もされないし何なら街ブラデートも出来るけど、余命は正確に決まっていて稀によく吐血する。この病気に名前はなく、なんか主人公とイイ感じになってから死ぬような話。一応このタイプの需要は存在するんだけど、感動のため細部に神を宿してほしい。

精読太子 @under_reading

応募作のあらすじで、某小説サイトでPV○○突破をアピールされても仕方ないし、そっちでは声がかからなかったんだな…と思えてしまうのでネガティヴな印象を受けます。あと、あらすじはあらすじを書く箇所なので、あらすじを書いてください。

精読太子 @under_reading

マイナー部活もの。経験者かなと思える描写の詳しさが良いです。私は○×△の箱を作るのですが、こういう題材で書ききればまず×には入りません。この手の作品はライバルが少ないのが最大の魅力で、数作続けば他のメディアに進出できる強さがあります。数作続くかどうかが、まぁ一番の難所ですけれど。

精読太子 @under_reading

学園ミステリ。自殺した友人の理由を追う話は毎回不思議とある。学園の変わり者に依頼するか、主人公が一人で捜査するかで分かれて、自殺の理由も2.3通り。自殺から始まる時点で明るい結末にならず、トリックもないか乏しいのでミステリとして弱くなりがち。話も小さくまとまってしまう。

精読太子 @under_reading

毎回不思議と存在するシリーズだと、あとは電気羊のタイトルパロディがそうですね。なぜか幅広いジャンルで人気のパロディ元で、使われる事が多いです。ちなみに内容は全く関係ないのがほとんどです。

精読太子 @under_reading

@fm_rml21 他のSFタイトルの10倍ぐらい頻出するのは、まぁ使いやすいんでしょうね。それ自体は良くも悪くもないです。原作も映画も知らない人が多数派なので、触れなければどうこうという話でもないんですが、やたら出るので気にはなりますね。

精読太子 @under_reading

@fm_rml21 ホワイダニットはよっぽど主題の謎が魅力的か、それ以外の魅力で引っ張らないといけないので難易度は高いですね。まだ読者が何も知らない人の自殺は、主人公の動機にはなりますが、読者の興味とのギャップがありますね。

精読太子 @under_reading

思想強めファンタジー。肝心の思想が現代社会で受け入れられないでしょうし、作中の架空の宗教とはいえ明らかにモデルがあるものを馬鹿にする仕方がお世辞にも上品、楽しいとは言えないので、出版社が責任持ってこれを商業で出す意味を考えた方がいいです。主人公は快男児でなく不快に映りました。