公募型文芸新人賞の参加料を取ってはいかがという豊崎由美氏の提案について

物見遊山気分の投稿者が減ること、安すぎると言われる下読み選考料の問題がクリアになりますが、応募者にとって数打ちゃあたる、が出来にくくなります。他にどんなメリット・デメリットがあるのでしょうか。
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豊崎由美@アンチ維新 @toyozakishatyou

堀江貴文氏が声優の有料オーディションを考えているらしいけど、わたしは公募型文芸新人賞も参加料を取る式にすればいいと思ってます。物見遊山気分の投稿者が減るし、その参加料でけっこうな額になる下読み選考料が少しはまかなえるし。

2013-06-17 17:11:45
朝倉かすみ @kasumiasakura

1万円とかなら正直キツいです。 RT @toyozakishatyou 堀江貴文氏が声優の有料オーディションを考えているらしいけど、わたしは公募型文芸新人賞も参加料を取る式にすればいいと思ってます。物見遊山気分の投稿者が減るし、その参加料でけっこうな額になる下読み選考料が少し//

2013-06-17 17:29:10
豊崎由美@アンチ維新 @toyozakishatyou

5千円ではどうでしょう。 RT @kasumiasakura 1万円とかなら正直キツいです。 RT @toyozakishatyou 堀江貴文氏が声優の有料オーディションを考えているらしいけど、わたしは公募型文芸新人賞も参加料を取る式にすればいいと思ってます。物見遊山気分の//

2013-06-17 17:33:18
朝倉かすみ @kasumiasakura

@toyozakishatyou 正直いって、それでもキツいんですよ。下読みのかたの目を疑ってるんじゃないんですけど、相性とかそういうのもあるんじゃないのかなあ、と。下読みのかたが残してくださっても最終候補に残らないこともあるような気がして。まー誰が読んでも「すげええ!!!」(続

2013-06-17 17:38:12
朝倉かすみ @kasumiasakura

@toyozakishatyou っていうのを書くかたなら別ですが、わたくしの(超落ちまくった経験からいうと)やっぱ数打たないとなーという、数を打てば見つけてもらえる確率が上がるしみたいなのがあるので。文芸誌、小説誌、全部読んでたらけっこうな出費になりますし。。。

2013-06-17 17:42:15
豊崎由美@アンチ維新 @toyozakishatyou

@kasumiasakura いや、そうではなくて、落とされまくって、それでもあきらめないで書き続けたからうまくなって、今の自分がいるとは思いませんか?

2013-06-18 00:25:30
朝倉かすみ @kasumiasakura

@toyozakishatyou ああ、そうですね。客観的にはきっとそうなのでしょうね。公募新人賞の話をすると、つい気持ちが「あのころ」に引き戻されます。

2013-06-18 11:29:59
豊崎由美@アンチ維新 @toyozakishatyou

遅い反応で申し訳ないんですが、昼間に呟いた公募型文芸新人賞の応募を有料にすればよいに関して書き忘れたことがありました。わたしが考えているそうした賞には、有料だから一次で落ちた作品にも講評は返ってきます。そのぐらいのことはしないと、有料化は無理だと思っています。

2013-06-18 00:16:07
豊崎由美@アンチ維新 @toyozakishatyou

ただ、下読みの選考が信頼できないという考えには汲みしません。経験上、ほんとにだめなものは他の誰が読んでもだめで、たいていの下読みは「自分にはわからないけど、もしかしたらいいのかも」という作品は高めの評価をつけて残します。自分の評価が絶対だと思っている下読みは少ないです。

2013-06-18 00:21:36
豊崎由美@アンチ維新 @toyozakishatyou

現行のたいていの公募型文芸新人賞だと、無料で応募できるかわりに、最終まで残らなければ、どこがよくてどこが欠点だと思われたのかわからないわけですよね。それと、有料だけれど必ず評が返ってくる新人賞のどっちがいいと思うのかな。どっちもどっちなのかな。

2013-06-18 01:38:12
光本正記mitsumoto masaki @mitsumoto

それ講評するのがわけのわからない下読みだとまた話は別ですがね。RT@toyozakishatyou 最終まで残らなければ、どこがよくてどこが欠点だと思われたのかわからないわけですよね。それと、有料だけれど必ず評が返ってくる新人賞のどっちがいいと思うのかな。どっちもどっちなのかな。

2013-06-18 01:47:02
豊崎由美@アンチ維新 @toyozakishatyou

@mitsumoto あくまでもわたしが勝手に考えている形ではありますが、誰が講評したのかわかる記名式がいいと思っています。で、当然、下読みの負担も大きくなるので、今の二束三文みたいな下読み料も少し上げるべきだと思っています。

2013-06-18 01:49:39
豊崎由美@アンチ維新 @toyozakishatyou

作家志望の人が下読み(発表しないので、誰がやっているか不明のことが多い。わたしはこれも明らかにすべきと思っています)を敵視する意見を時々ネットで目にしますが、一次で落とされる作品は、悪いですけど、ほんとに誰が読んでもだめなんです。講評つけるのが困難なほどのダメさ加減。

2013-06-18 01:53:00
光本正記mitsumoto masaki @mitsumoto

@toyozakishatyou 二束三文の下読み料、そしてそれを自由意思で行う人たち。それを含めて「文学賞を主催する」ということだと思いますけどね。応募者の負担を増やせばいい作品でも世に出ない可能性があります。豊崎さんは5000円では?とおっしゃってましたが つづく

2013-06-18 01:54:25
豊崎由美@アンチ維新 @toyozakishatyou

で、二次になると8割くらいはようやく読むに足るものに絞られます。でも、その8割のうち3分の2は作文に毛が生えたレベル。でも、その毛が生えたレベルであっても、自分では判断できない時は、少し高めの点をつけてさらに上の下読み(3次だと編集部レベルの判断になることが多い)に任せます。

2013-06-18 01:55:53
光本正記mitsumoto masaki @mitsumoto

@toyozakishatyou 僕が賞に応募した際5000円の金すらもありませんでした。だから僕は応募出来ず、受賞もなかったと思いのす。つまり、応募者に負担をかけるといい作品まで埋もれてしまうということです。「決して少なくない下読み料金」も含めて文学賞を主催するのだと考えます。

2013-06-18 01:58:39
豊崎由美@アンチ維新 @toyozakishatyou

他人様が時間をかけて書いたものですから、下読みをやる者はどんなに自分は「?」だと思っても、独断は避けるものです。上に行くと複数の読み手が回し読みをする新人賞もあります。なので、「下読みがアホだから自分は最終に残れない」と思っている人がいるとすれば、見当違いとしか言えませんね。

2013-06-18 01:59:16
豊崎由美@アンチ維新 @toyozakishatyou

@mitsumoto はい。そういう考えは正しいと思います。というか、現行の新人賞は、光本さんのような方の気持ちを反映されたものになっていると思います。でも、わたしは現場にいて、このままでいいとは思えないのでいろいろ異論を申しました。

2013-06-18 02:01:08
光本正記mitsumoto masaki @mitsumoto

@toyozakishatyou 僕が賞に応募した際5000円の金すらもありませんでした。だから僕は応募出来ず、受賞もなかったと思います。つまり、応募者に負担をかけるといい作品まで埋もれてしまうということです。「決して少なくない下読み料金」も含めて文学賞を主催するのだと考えます。

2013-06-18 02:01:12
豊崎由美@アンチ維新 @toyozakishatyou

わたし自身、現在ある文学賞の二次を担当していますが、文学賞メッタ斬り!のイメージを大きく覆すくらい、甘めの評をつけています。それは、自分を「絶対」だと思っていないからです。自分ではない誰かが読んだらひょっとして、という作品には高めの点をつけています。わたしですら、です。

2013-06-18 02:08:06
豊崎由美@アンチ維新 @toyozakishatyou

なので、作家志望の皆さんは、つまらない邪念は捨てて、虚心坦懐に新人賞に臨んでください。下読みは、皆さんの敵ではありません。

2013-06-18 02:10:08
枡野浩一(歌人さん)▼8刷『毎日のように手紙は来るけれどあなた以外の人からである 枡野浩一全短歌集』 @toiimasunomo

(その尽力は信じていますが予選落ちした小説を別の賞に応募したら受賞したというケースは実際ありますよね)(公言されたものだと宮本輝の初期作品がそうだったような淡い記憶が)(のちの大ヒット作をボツにした出版社からの不採用通知をまとめた本もありました)@toyozakishatyou

2013-06-18 02:10:43
豊崎由美@アンチ維新 @toyozakishatyou

@toiimasunomo はい。そういうこともあると思います。人間がやることですから、応募者からすれば不幸としかいいようのない事態が起きたりはします。でも、出てくる人は必ず出てきます。新人賞の応募は人生で1回しかできないわけじゃありませんから。

2013-06-18 02:15:52
豊崎由美@アンチ維新 @toyozakishatyou

@toiimasunomo あと「予選落ちした小説を別の賞に応募したら受賞したというケース」は実は少ないです。めったにありません。下読みをやっている人はいろんな文学賞のそれを兼任しているので、そういう二重応募はわかってしまうからです。わかった時点でほとんどの場合アウトです。

2013-06-18 02:18:42
枡野浩一(歌人さん)▼8刷『毎日のように手紙は来るけれどあなた以外の人からである 枡野浩一全短歌集』 @toiimasunomo

(小説は予選で落ちる作品は本当にひどいのかな)(ただ佐藤真由美の短歌連作「脚を切る」は短歌研究新人賞で一首も選ばれなかったんです)(最低ランクの佳作の下にもならなかった)(のちに同じ出版社の短歌コンテストで入賞して俵万智さんや加藤治郎さんに注目された佐藤真由美が完全スルーされた)

2013-06-18 02:22:26
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