公募型文芸新人賞の参加料を取ってはいかがという豊崎由美氏の提案について

物見遊山気分の投稿者が減ること、安すぎると言われる下読み選考料の問題がクリアになりますが、応募者にとって数打ちゃあたる、が出来にくくなります。他にどんなメリット・デメリットがあるのでしょうか。
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ハル @HTLrai

これなら、少ない口数の作品は「ちょっと冒頭を読むだけで評価を下していい」ということになる。もちろん、その冒頭でその応募作が更に読みたくなればその先を読んでもいい。それは「下読みの自由」。ただし、"義務として"は「最低限、払われた分のページまで読む」というふうにする。

2013-06-19 03:27:24
ハル @HTLrai

そして、もっといえば、この方式は「定額ではなく、本人の意志で金額を払わせる」ことになるのも特長。どの応募作も「こっちが金払うことになっても、絶対ここまでは、下読みの人に読んでほしい」というラインが存在するはず。それを「応募者本人にはっきり示させる」ことができる。

2013-06-19 03:27:52
danzaimon @danzaimon

@nzm @PredatorRat ちなみに「下読み」のバイトも昨今は講評を求められ、なおかつお値段据え置きの一本2千円前後です( ´,_ゝ`)

2013-06-19 04:25:39
栂井理恵/Rie Togai @rtogai

新人賞有料化の件、RTしきれないぐらい、たくさんの意見が出ていて面白い。ちなみに弊社は、審査料5万円で必ず講評を出します。結構高いと思うけど、毎月それなりに応募数はあり、(最近は)不採用の講評に「物足りない」と不満を示される方もあまりいません。

2013-06-19 09:47:50
栂井理恵/Rie Togai @rtogai

「ダメだった場合でも講評をもらえるから、新人賞じゃなく御社に応募しました」と仰る方もいました。作者にとって講評は大切なものだと実感。弊社では主に私が講評を書きますが、原稿は複数のスタッフや外部の方が読んだりなど、個人的な意見にならないよう最大の注意を払っています。

2013-06-19 09:52:50
栂井理恵/Rie Togai @rtogai

ただ弊社には新人賞に落選した作品が応募されてくることも多いのですが、送る新人賞を間違っていただけでは? と思うことも(笑)〈合戦屋シリーズ〉も『劉邦の宦官』も、それぞれ公募の新人賞を落選したものだったんですよ。

2013-06-19 10:16:00
栂井理恵/Rie Togai @rtogai

たまに「どこまで修正したら採用ですか?」と問われることは確かにあります。こちらの指摘を踏まえて、その作品全体をどんなふうに修正するか、または別の作品をどんなふうに書くかを自分で考えることが、作者の力を伸ばすと私は思います。

2013-06-19 10:06:50
永沢壱朗 @Nichilaw

下読みやった時、文句なしにおもしれぇってのを読んで(実際に大賞とって出版された)、2番手以降の点が相対的にからくなった気がする。なるべく絶対値で評価するよう意識はしたけど、まったく引きずられなかったかと言われると自信がないな。昔の話だけど。

2013-06-19 16:35:00
yutaka_osawa @yutaka_osawa

新人賞でふと思ったんだけど、掌編・短編の持ち込みOKにして、それでよかったら長編の書き下ろしを頼むという方式の方が効率いいんじゃないかな? その方が編集者と著者それぞれ楽だし、実力は数ページでわかるでしょ。無理して長編全部読む必要はない。 そういう出版社とか作るチャンスあるかな。

2013-06-19 19:31:20
空屋浮柳 @sorayafool

額の大小に関してはさておき、必ず講評をもらうってことは、ある意味一時的に編集さんを雇ってるようなものだからなぁ。スポーツで例えるとインストラクターに指示を受けてるみたいなことなわけで、有料化にも納得のいく面はあります。

2013-06-19 20:00:42
空屋浮柳 @sorayafool

問題は信用関係ですよね。新人賞は作家志望者がビジネスパートナーたりうるかを計ってるわけですが、有料化すると話は変わってくる。「金を払って雇う価値があるか」が、そのまま投稿者にも適用されるわけですから。

2013-06-19 20:06:21
空屋浮柳 @sorayafool

有料化するなら、出版社側もある程度情報を開示した方がいい気がしますね。この編集さんは何を担当してきた人だとか、今までの講評の例文だとか。新人賞有料化は編集者と投稿者、両方が本気を見せる必要のあるシステムなんじゃないかと思います。

2013-06-19 20:21:19
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