10代から30代の若者でも糖尿病になる!?「ペットボトル症候群」について

「ペットボトル症候群」という若者でもかかる糖尿病についての簡単な解説。 糖分のとりすぎはダメ、絶対。
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高須賀とき @takasuka_toki

これから糖尿病について、しかもその中でも取り分け若者で問題になるペットボトル症候群について投下します。

2011-08-07 09:57:12
高須賀とき @takasuka_toki

ペットボトル症候群とは、スポーツドリンク、清涼飲料水などを大量に飲み続けることによっておこる急性の糖尿病です。この病気の恐ろしい所は好発年齢が20代から30代の若者に多いことにあります。

2011-08-07 09:53:58
高須賀とき @takasuka_toki

スポーツドリンクなどの飲み物はもともと糖分の吸収が早いのに加えて、簡単に大量摂取できることに問題があります。例えば2Lの清涼飲料水を消費すると、120 - 200gになります。これは2gのスティックシュガーだと60本分です。コーヒーを一日60杯砂糖入りで飲むようなものです。

2011-08-07 09:54:15
高須賀とき @takasuka_toki

特に運動をしている人で、清涼飲料水が好きな人が一番マズイ。汗をかいて、喉が渇いてジュースを飲む→ジュースのせいで血糖値があがる→血糖値が高くなるとノドが渇く→その渇きをうるおすために清涼飲料水を飲む。するとさらに血糖値が高くなり、またノドが渇いて清涼飲料水を飲む。そして・・・

2011-08-07 09:54:29
高須賀とき @takasuka_toki

こんな感じで炎天下でスポーツをやっている大学生が糖尿病性になると悲惨です。糖尿病は長い付き合いの必要な病気だからです。糖尿病はかなり生活制限をかけた上でも、ゆっくりと体が蝕まれていきます。糖尿病の恐ろしさは色々ありますが、ここでは有名な三大合併症をあげていきます。

2011-08-07 09:54:47
高須賀とき @takasuka_toki

糖尿病は血管と神経を侵す病気です。まずは五年以内に自律神経や感覚神経が犯されます。便秘になったり、体がしびれてきたりします。そしてそのうち手足の感覚が消えてきます。

2011-08-07 09:55:28
高須賀とき @takasuka_toki

次に7年目ぐらいになると、糖尿病性網膜症という病気になります。その名のとおり、少しずつ目がやられていきます。糖尿病性網膜症は先進諸国の失明の原因の2位に位置づけられております。

2011-08-07 09:55:43
高須賀とき @takasuka_toki

十年目前後には腎臓がやられていきます。腎臓がやられると体から毒素を出しにくくなっていいきますし、透析を受けることになると大変なことになります。透析の問題はそれだけでずいぶん長くかけるのですが、その大変さは少し調べるとわかります。ちなみに透析を受けている人が一番多い病気は糖尿病。

2011-08-07 09:56:05
高須賀とき @takasuka_toki

ペットボトル症候群はテレビで情報が出にくい病気です。テレビのスポンサーに清涼飲料水のメーカーがとても多いので。別に僕は特定の業者を攻撃したいわけではないですけど、やっぱり飲み物は無糖のお茶orコーヒー。糖分は欲しいならお菓子からとった方がいい気がします。

2011-08-07 09:56:21
高須賀とき @takasuka_toki

あ、最後に糖尿病性の足壊疽の写真を載せます。末梢の血管が糖で壊れる事で生じます。かなりグロいので、苦手な人はやめといた方がいいです。http://www.uemura-clinic.com/dmlecture/gangrene.htm

2011-08-07 09:58:32