【ORIRONPA🎮404】Chapter 4（死体発見）

ORIRONPA🎮404 @ORIRONPA_404

▶ 何ら変わりのない昼下がり、動機配布からは既に5日が経った。

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▶ このコロシアイの黒幕。 そのような人物がいるとも思えないからか、はたまた本当に慣れてしまったからか……一同、普段通りのルーティンに身を預けていた。

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▶ ふと、どこかから電子音が聞こえる。

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▶ この音は確か…ウィンドウの起動音だ。目前にはいつの間にか、デジタルチックな表示が浮かんでいた。タイトルには【メッセージ】とある。

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▶ なんだろう。そう思って、内容を音読してみる。

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▶『死体が発見されました』

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▶【発言可能】 雪国へ向かいましょう

白椛 枢 @Gn_00n

「し、死体…？(慌てて向かい)」

騎士 @404_knight

「……(眉を顰め)」 向かいます

踊り子 @404_dancer

「ゆきぐに……(部屋から持ってきたコート着込んで向かい)」

武陵タヲ @PuppeM_Rem

「突然すぎないか…！？」 (慌てて向かい)

ニンジャ @traceur_404

「…。（雪国と聞き、険しい顔をしながらも向かって）」

薬師 @404__CHC

「…………嫌だなぁ(向かいます)」

×××× @alchemist_404

「…………へえ……？(向かい)」

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▶ その場所へ向かってみれば、同じようにメッセージを見たであろう数人と合流する。

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▶ どうやら、発見されたのが雪国のどこなのかは誰も把握していないらしい。ここに発見者はいないようだ。

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▶ 霧で先も見えない。隣に立つ人の顔さえ、ふと目を離せば見失ってしまいそうだ。…音もかき消され、とにかく進むしかないように思える。

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▶ 一同は、重い足を動かして、深く積もった雪に足跡を付けていく。

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▶【指定】はぐれないよう固まって、雪国の奥の方へ進みましょう。死体は奥の方にありそうです。

騎士 @404_knight

「…よく見えないな。皆、近くに寄ってくれ。何があるのかわからないからな」

踊り子 @404_dancer

「(霧に目を細めつつ向かい)」

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▶ …かなり歩いたような気がする。

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▶ 見通しの悪い雪国で、永遠に続く白い景色。少なからず雪遊びで訪れたりし、ある程度の地形は把握しているものの、ここがどこなのかは全くわからない。本当に進んでいるのかさえ不安になる。

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▶ …？

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▶ ふと、そんな変わり映えしない景色に違う色が見えた。 目に入ったのは、白ではない──黒、黒いなにか。