１０１匹ワンちゃんラジオ札幌支局放送「ドイツのうた、日本のうた」８月号

ひるね @sophiarockheart

サメ「日本にもそういううた、けっこうありますよね。」　秋音「それがいいことなのか、わるいことなのか、簡単に判断は下せないけどね。」

泣き虫アキラ @akiramochi

スズキ「これは面白いっすね。」

ひるね @sophiarockheart

サメ「ところで、これもさっきの話と関係があるんですか?」　秋音「いいえ。ただ、第一回の放送でも休憩のうたは Die Prinzen だったから、今回もそうしたいと思って選んだだけなの。」

ひるね @sophiarockheart

サメ「そうなんだ～」　秋音「そうなの～」

ひるね @sophiarockheart

サメ「で、話を戻しますけど、『花はどこへ行った』が、どんな風に番組を作るきっかけになったんですか。」　秋音「それはとてもシンプルで、似ているということだけなの。」

ひるね @sophiarockheart

サメ（よく分からないふりをして）「似ているって…　どういうことですか？」　秋音「説明するから、このページを見てみて。」　http://bit.ly/qSdYzz　

ひるね @sophiarockheart

サメ「あれ、歌詞と訳のページ、だけど…」　秋音「色がついてるでしょ？」

ひるね @sophiarockheart

サメ「あ、分かりました！似ている部分に同じ色がついているんですね。」　秋音「そうなの。みなさんも、色つきの部分を見比べてみてください。」

ひるね @sophiarockheart

秋音「少女が花を抱く、若者が戦に行って帰ってこない・・・」

ひるね @sophiarockheart

サメ「この似ている部分って、お互いになにか関係があるんですか？」　秋音「それは、分からないわ。」　サメ「え？」

ひるね @sophiarockheart

秋音「‘Zogen einst fünf wilde Schwäne‘ はリトアニアの民謡だし、そもそも『花はどこへ行った』だって、もとはドイツのうたじゃないのよ。」　サメ「ええ？そうなんですか？」

ひるね @sophiarockheart

秋音「それではここで、『花はどこへ行った』のもとのうたを聴いてみましょう。Marlene Dietrichの歌う、‘Where Have All Flowers Gone‘ です。」　http://bit.ly/nzYBy6　

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ひるね @sophiarockheart

サメ「歌詞はこちらのページでご覧いただけます。」　http://protestsongs.michikusa.jp/flowers_gone.html

ひるね @sophiarockheart

秋音「いろいろな言葉で、いろいろなひとに歌われているのね。」　サメ「作曲者Pete Seeger が歌っている映像もありますね。」

泣き虫アキラ @akiramochi

DJ「忌野清志郎も歌ってるね。」

ひるね @sophiarockheart

秋音「えっと、だから、似ているといっても、ただ私がトワ・エ・モワの『花はどこへ行った』を聴いたときに、’Das Veilchen’ や’Zogen einst fünf wilde Schwäne’ のうたのイメージが浮かんできただけなの。」　サメ「でも、なぜそれでこの番組を？」

ひるね @sophiarockheart

秋音「それもとても単純で、なにかが似ていることを見つけるのは、たのしいと思うからなの。自分がたのしいと思うことを、誰かに伝えて、分かちもつことができたら、一人でたのしんでるよりすてきでしょ？」

泣き虫アキラ @akiramochi

木漏れ日のマスター「なるほどなあ。」

ひるね @sophiarockheart

サメ「そうですよね。そしてみなさんと分かちもつために番組を作っていたら、似ているところだけじゃなくて、違うところも見えてくる。もっと別の、おもしろいことも見えてくる。」　秋音「だから、番組作りはやめられないのよね！」

ひるね @sophiarockheart

サメ「あ、なんか話が長くなりそう。」　秋音「じゃあ一曲かけましょう。Cristina Deutekomのうたう’Sag beim Abschied leise Servus (別れにはそっと「じゃあね」と言って) です。」　http://bit.ly/qKIiUj　

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ひるね @sophiarockheart

サメ「番組を作っているぼくたちが、実は一番楽しんでいるのかもしれませんね。リスナーのみなさんのおかげですね。」　秋音「そうね。でもそれだけじゃないわ。」　サメ「え？」

ひるね @sophiarockheart

秋音「私に何か番組を作るよう勧めてくれた、世田谷局のおかげでもあるわ。一人だったら、放送をしようなんて、絶対に思わなかったもの。あと、いつも応援してくれた１０１匹ワンちゃんラジオの仲間たち、それにね…」　サメ「まだあるんですか？」

ひるね @sophiarockheart

秋音「サメさんも。」　サメ「ぼく？」

ひるね @sophiarockheart

秋音「ドイツ語なんか全然知らなかったのに、いきなり番組の片棒担がされて、毎回宿題させられて…」　サメ「ああ、宿題ね。もう慣れました（泣）」

ひるね @sophiarockheart

秋音「…それでもずっといっしょに続けてくれたわ。脱線しがちな私を連れ戻してくれたり、いい質問を投げかけて番組を発展させてくれたり。今ではドイツ語もかなりできるようになって、私には欠かすことのできないパートナーだわ。」　サメ「なんか、照れちゃうな…」