加藤哲夫さんの『市民のネットワーキング』からの言葉

『市民のネットワーキング―市民の仕事術〈1〉』 http://amzn.to/mYz1NK
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上田紀行 @UedaNoriyuki

人生には恩人という人がいる。明後日、仙台で恩人と対談をする。ぼくの処女作『覚醒のネットワーク』は、加藤哲夫さんがいなければ世に出ていなかった。加藤さんはいまホスピスにいて、「死ぬ前に言いたいこと」という対談集を出そうとしている。松岡正剛さん、上野千鶴子さん、そしてぼくと。

2011-08-10 22:07:19
上田紀行 @UedaNoriyuki

加藤哲夫さんの『市民のネットワーキング』http://t.co/7aKMw4Rを読んでいる。大切なことがたくさん書いてある。「情報の紹介だけではネットワークにならない」「自分から出そうとせず、人からもらおうとばかりの人には、何も入ってこない」「まず自分のことを裸になって出す」

2011-08-10 22:22:56
サトドライジン @100mezasuzo

学生時代、文化人類学の授業で購入。先生が当時、先のことばかり日本人は考えすぎ、今を大切にとの話。印象深く頷いてました。 RT @UedaNoriyuki: 人生には恩人という人がいる。明後日、仙台で恩人と対談をする。ぼくの処女作『覚醒のネットワーク』…

2011-08-10 22:31:43
上田紀行 @UedaNoriyuki

「まず自分に聞く。そして、ほんとうに自分がしたいと思うことだったら、時間や都合にとらわれることなく、「やる」と先に決めてしまう。そうすると不思議なことに、時間も都合もあとからついてくるのだ」(加藤哲夫)

2011-08-10 22:36:03
上田紀行 @UedaNoriyuki

「やる」と決めることによって、情報は意味を持ち、ネットワークは呼吸を始め、ビジョンは共有され、仕事はいのちを吹き込まれるのだ。(加藤哲夫)

2011-08-10 22:37:08
hidaka_kamakura @hidaka_kamakura

@UedaNoriyuki 手元に「覚醒のネットワーク」があります。第2版1990年2月6日発行とあります。母に聞いたら昔購入したんだと思うと言っています。ださなかった感想はがきには鎌田東二先生紹介とあります。なんだか不思議です。時代がぐりんと螺旋のようにまわっているようです。

2011-08-10 23:04:15
上田紀行 @UedaNoriyuki

「目的への疎外」の話ですね。 RT @100mezasuzo 学生時代、文化人類学の授業で購入。先生が当時、先のことばかり日本人は考えすぎ、今を大切にとの話。印象深く頷いてました。 RT @UedaNoriyuki: 人生には恩人という人がいる。ぼくの処女作『覚醒のネットワーク」

2011-08-10 23:10:16
上田紀行 @UedaNoriyuki

不思議な縁・・RT @hidaka_kamakura 手元に「覚醒のネットワーク」があります。第2版1990年2月6日発行。母に聞いたら昔購入したんだと思うと。ださなかった感想はがきには鎌田東二先生紹介とあります。なんだか不思議です。時代がぐりんと螺旋のようにまわっているようです

2011-08-10 23:12:29
上田紀行 @UedaNoriyuki

中学生と大人が交じった講座で、大人の大部分は「難しい話だったので、中学生にわかるかどうか疑問だ」などと、自分がどう感じたかより評論や評価の視点で感想を書く。反対に中学生のほとんどは、かなり難しい話だったのに、自分の体験とつながるものを取り出して、感じたことを素直に書く(加藤哲夫)

2011-08-10 23:31:51
上田紀行 @UedaNoriyuki

たいていの場合、教師や医師など他者を評価することが習い性となっている人たちは、自分のこととしての感想を書くことが苦手のようで、評論家的である。また、知的武装に長けているだけで、感じることがうまく表現できない場合も多い。(加藤哲夫)

2011-08-10 23:37:50
けいこ @keikohola

@UedaNoriyuki LAPでだったでしょうか加藤さんとお話したのは、平和教育についてでした。今まだあの頃と事情は変わっていない、戦争の悲惨さを伝えるだけに終わらない平和教育をしていくのは私たち。もうすぐ終戦記念日、加藤さんによろしくお伝えください。心に留めている人がいると

2011-08-10 23:46:30
原尻淳一 @junichiharajiri

未来に何かを差し出すことから始まるんでしょうね。RT @UedaNoriyuki: 加藤哲夫さんの『市民のネットワーキング』。「情報の紹介だけではネットワークにならない」「自分から出そうとせず、人からもらおうとばかりの人には、何も入ってこない」「まず自分のことを裸になって出す」

2011-08-10 23:49:57
上田紀行 @UedaNoriyuki

原子力産業がダメな理由は、この被曝を前提とした人間の使い捨て体制にあるのだ。以前中国からの原子力工学の留学生に、被曝を前提とした労働者について尋ねたが、「自分はエリートだから、そのような現場で働くにんげんではないので、そのことは一向に気にならない」と答えた(加藤哲夫、1999年)

2011-08-11 00:03:04
上田紀行 @UedaNoriyuki

私たちは、私たちの悲しみや絶望や無力感を無意識に抑圧して、なんでもないふりをして生きている。それが私たちのいのちの輝きを失わせていると気づかない。私たちはもっと自分の心の中にある悲しみや絶望と向かい合い、それを仲間達とわかちあい、互いに問うことが必要ではないだろうか。(加藤哲夫)

2011-08-11 00:05:36
上田紀行 @UedaNoriyuki

私たちはつい、世間の目や恥ずかしいという見栄によって、本当の心を見失っている。そのことが世界の悲惨から目をそらさせ、無関心を増長させているのだ。だから大事なことは十分に絶望することだ。絶望を味わい、わかちあうことだ。絶望こそが、希望の道をひらくのだから。(加藤哲夫、1999年)

2011-08-11 00:10:29
上田紀行 @UedaNoriyuki

病院から退院すると「社会復帰できてよかったね」と言われます。つまり、病院の中は社会ではないとみなされていることになります。福祉の対象者となるのを恥とするのも、福祉とはまともな人間の形成する社会に適応できない人間に対する、社会の側からの施しという観念が色濃いからでしょうか(加藤哲夫

2011-08-11 00:21:10
上田紀行 @UedaNoriyuki

多くの方々は、ボランティアが感染者・患者を助けていると見ます。しかし、感染者・患者こそ医療の開拓者、先駆者であって、私たちは彼らに助けられているのです。薬害被害者が裁判を起こすことも、薬害のない社会を作るという点で、私たちの側が助けられている、受益者でもあるのです(加藤哲夫)

2011-08-11 00:26:38
ゆうこ @fukuroucat

@UedaNoriyuki 上田さんの御著書を初めて読んだのが、覚醒のネットワークでした。加藤哲也さんにとり遺作になるであろうと思うと、複雑な気持ですが、期待しています。

2011-08-11 01:08:23
上田紀行 @UedaNoriyuki

自分自身の生きにくさ、悩み、苦しみと正面から向き合い、生きる喜びを見いだすためには、自分の中の異質なものの声に耳を澄まし、他者からの小さな声にも耳を傾け、自分を問うことは避けられません。自分を問うことなしに、何かが訪れることはあり得ません。(加藤哲夫)

2011-08-11 01:20:48
上田紀行 @UedaNoriyuki

逆に言えば、どんな悲惨な状況であっても、耳を澄まして自分を問い、起動した「私」に忠実に生きるかぎり、どこはある種の「極楽浄土」になるのです。(加藤哲夫)

2011-08-11 01:21:47
上田紀行 @UedaNoriyuki

他者と出会うことなしに、主体である自分は起動しない。他者の存在なしに、自分は存在しない。社会を生き抜くための主体は、他者によって呼び覚まされる。これこそが私のネットワーキング哲学です。(加藤哲夫)

2011-08-11 01:23:05
上田紀行 @UedaNoriyuki

加藤哲夫さんの「市民のネットワーキング」http://t.co/7aKMw4Rからの言葉。共振して時代を走ってきたのだと、強く感じる。とともに、今のぼくに何が足りないのか、何を決断すべきなのかを問いかけてくる。明後日その加藤さんに会える。

2011-08-11 01:35:16
水野誠一 @SeiichiMizuno

上田さんお久しぶりです。加藤哲夫さんの対談集出版楽しみにしています。残された時間が少ないのでしょうか?RT @UedaNoriyuki

2011-08-11 18:45:42
上田紀行 @UedaNoriyuki

仙台で加藤哲夫さんと対談した。体はとても辛そうで休憩を取りつつ、しかし5時間も語りあった。論理、分析、構想、ヴィジョン・・頭はますます冴えわたっている。加藤さんがあと20年生きたら、その分確実に日本は良くなる。どうしてこんな人の命が62歳で奪われようとしているのか。泣きたい。

2011-08-15 22:36:31
上田紀行 @UedaNoriyuki

水野さん、お元気でしょうか。加藤さんは頭脳は実に冴え冴え、意志力も万全でしたが、やはりお体は辛そうでした。加藤哲夫さんと水野さんは接点おありなのですか? RT @SeiichiMizuno 上田さんお久しぶりです。加藤哲夫さんの対談集出版楽しみにしています。残された時間が

2011-08-16 21:37:17