【ネタ】カール・レーフラーの子、クラウス・レーフラーの著書紹介【捏造】

神学者であった父カール・レーフラーがナチズムに傾倒した事から政治学を志し、民主主義研究等において「不信の政治学者」と呼ばれ、歴史からサブカルまで広く網羅した政治学者クラウス・レーフラー(嘘です)。 箴言・警句・風刺を多くしたその彼の著書から、様々な文章を紹介しています(嘘です)。 (クラウス・レーフラーは架空の人物です。) 尚クラウス・レーフラーの著書からの引用は、引用者の思想と必ずしも全て一致するものではありません(ネタですので文章内容についてはあくまでクラウス・レーフラーの言っている事という感じで色々お許しください)。
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博元 裕央 @hiromotoyuuou

民主主義を礼賛し、信奉し、称賛し、民主主義を何物にも優先されるべきものとし、議事堂を神聖視する事は、最も非民主主義的な行為である。 それを行う者は最早民主主義者ではなく民主主義教原理主義のカルティストなのだ。 (クラウス・レーフラー「今日の民主主義にとってのナチズム」より)

2021-05-16 13:19:00
博元 裕央 @hiromotoyuuou

クラウス・レーフラー概略 神学者であった父カール・レーフラーがナチズムに傾倒した事から政治学を志す。 民主主義「不信の政治学者」と言われ、箴言・警句・風刺を多くした。 主な著書「今日の政治にとってのヒトラー」「今日の民主主義にとってのナチズム」等。 togetter.com/li/1353658

2021-05-16 13:19:00
博元 裕央 @hiromotoyuuou

民主主義以外は悪とされた結果、民主主義に関する大半の議論は雑語りになってしまった。比較対象を悪であるという前提に立ってしか見れなくなったからだ。 (クラウス・レーフラー「今日の民主主義にとってのナチズム」)

2021-05-17 13:17:14
博元 裕央 @hiromotoyuuou

ビールを頼む様に気軽にヒトラー呼ばわりする雑な政敵批判はヒトラーが後世の政治に与えた知的腐敗という傷の一つだ。 健全な政治の為に健全な与党が、健全な与党の為に健全な野党が、健全な野党の為に健全な国民が必要という前提を蝕む毒。 (クラウス・レーフラー「今日の政治においてのヒトラー」)

2021-05-17 13:14:48
博元 裕央 @hiromotoyuuou

民主主義以外は悪とされた結果、民主主義に関する大半の議論は雑語りになってしまった。比較対象を悪であるという前提に立ってしか見れなくなったからだ。 (クラウス・レーフラー「今日の民主主義にとってのナチズム」)

2021-05-17 13:17:14
博元 裕央 @hiromotoyuuou

ヒーローがいなければ存続できない社会は歪んでいるが、ヒーローを抹殺しなければ存続できない社会はそれと同等に歪んでいる。 (クラウス・レーフラー「今日の政治にとってのヒトラー」より)

2021-05-17 15:20:26
博元 裕央 @hiromotoyuuou

そしてヒーローはヒーローがいなければ存続できない状況を何とかする為に戦うが、ヒーローを抹殺しなければ存続できない社会は自分達を当然の最善と信じ改めはしない。 (クラウス・レーフラー「今日の政治にとってのヒトラー」より)

2021-05-17 15:20:27
博元 裕央 @hiromotoyuuou

害されない為に害さない。人権とは、ある種の相互確証破壊だ。それを更に強く保証する為に法とその執行力がある。 即ち人権の話をする事は力の話をする事でもある。保証の無い人権は不渡りの小切手のようなものだ。 (クラウス・レーフラー「今日の民主主義にとってのナチズム」より)

2021-05-18 11:45:44
博元 裕央 @hiromotoyuuou

大半の人間は、心の奥底では本当は自分と異なる存在は排除してしまいたいと思っている。 そしてそうでないと言う人間の大半は、自分はそうではないと思い込む優越感に酔っているだけなのだ。 (クラウス・レーフラー「今日の民主主義にとってのナチズム」より)

2021-05-19 21:01:51
博元 裕央 @hiromotoyuuou

「民主主義には英雄も主人公もヒロインも存在しない」 (クラウス・レーフラー「今日の民主主義にとってのナチズム」より)

2021-05-19 22:06:31
博元 裕央 @hiromotoyuuou

ナチズムは反ナチズムの存在を許さない。 民主主義は反民主主義の存在を許さない。 (クラウス・レーフラー「今日の民主主義にとってのナチズム」より)

2021-05-21 12:32:57
博元 裕央 @hiromotoyuuou

「価値観のアップデートを語るものたちは、自らの掲げるそれが正しい進歩と信じて疑わないという点でかつての共産主義革命と類似している。進んだ先が歴史の掃き溜めではない保証は誰にだって無いのに」 (クラウス・レーフラー「今日の社会運動にとってのスターリニズム」)

2021-05-21 12:37:44
博元 裕央 @hiromotoyuuou

「ある意味『民主主義とは制度化された国家転覆である』と言えなくもない。故に、『民主主義とは制度』を重んじる者と『国家転覆である』を重んじるものとの間で分断と対立が発生する」 (クラウス・レーフラー「今日の社会運動にとってのスターリニズム」より)

2021-05-21 12:59:31
博元 裕央 @hiromotoyuuou

「我々人類は未だに人間の命一つの価値を決めきっていないのに法と裁きを運用している。殺人に対し懲役と損害賠償であやふやに都度都度命の価値を相談し決めている。これは命の重大さに対してあまりに粗雑ではないだろうか」 (クラウス・レーフラー「今日の人権にとってのハンムラビ」より)

2021-05-22 14:28:13
博元 裕央 @hiromotoyuuou

「だが逆に、過去の量刑を元に明確に『命の価値』を定めてしまうのも、また命というものに値踏みを許すという点で冒涜的ではある。そこに出現するのは、対価を払う事で命を得る事を許容する社会だ」 (クラウス・レーフラー「今日の人権にとってのハンムラビ」より)

2021-05-22 14:29:39
博元 裕央 @hiromotoyuuou

「人間は基本的に100の恩より1の恨みを優先する」 (クラウス・レーフラー「今日の人権にとってのハンムラビ」より)

2021-05-26 13:36:19
博元 裕央 @hiromotoyuuou

「信条を狂気と、主張を病としてしまえば、相手を封殺するのに手間が省ける。他者というものを否定する事が出来る。或いは人間は本質的に他者を許容できないのが真実だという可能性を誤魔化せる。それは結局両者において変わりはない」 (クラウス・レーフラー「今日の民主主義にとってのナチズム」)

2021-05-31 12:38:38
博元 裕央 @hiromotoyuuou

「人が法を守り人を殺さないのは、自分が殺されたくないからだ。逆に言えば殺されたくないと思わない人間には法を守り人を殺さない理由は少なくともこの方向においては存在しない」 (クラウス・レーフラー著「今日の正義にとっての相対主義」より)

2021-06-16 13:20:16
博元 裕央 @hiromotoyuuou

「発展途上国の子供がアメコミヒーローグッズを持っているのを見ると心が痛む。それはその国が独自のヒーロー文化を育む機会が奪われてしまった文化的な侵略と征服の光景とも言えるからだ。尤もそれはアメコミばかりではないが」 (クラウス・レーフラー著「今日のヒーローにとってのアメコミ」より)

2021-06-16 13:22:32
博元 裕央 @hiromotoyuuou

「所謂〈哀の戦士レンポーマン※〉の増加とジオニストの減少は、911とガノタの社会的承認が関わっている。要するに社会に虐げられ社会に抗う側では無くなったのだ。エセ連合国ぶるようになったとも言えるが」 (クラウス・レーフラー著「今日のガンダムにとってのジオニズム」より)

2021-06-16 13:27:59
博元 裕央 @hiromotoyuuou

※徳光康之【妹ガンダム】に登場する「現代社会においては民主主義こそが正義であり、故に地球連邦を絶対的に信奉する」と主張するキャラクター。クラウス・レーフラーはこの単語をガノタに於ける地球連邦支持者、拡大して現状維持の為の圧政の肯定者・叛逆の否定者の意として用いていた。

2021-06-16 13:27:59
博元 裕央 @hiromotoyuuou

「正義の逆はもう一つの正義という言葉は肯定も否定も危険だ。肯定は倫理的退廃を生むが、否定即ち正義は一つであるとする事はそれに属する者による正義の独占を生む。誰かから正義を奪う事は命を奪うよりも惨い不正義の行いだ」 (クラウス・レーフラー著「今日の正義にとっての相対主義」より)

2021-06-16 13:35:07
博元 裕央 @hiromotoyuuou

「正義を揺るがせまいとして正義は一つであるとしてしまえば、その一つの正義からはみ出してしまった者は最早自分達以外全てを殺し尽くすしかなくなる。正義を弄ぶのは止めさせるべきだが、無理に一つにする事は正義ではないだろう」 (クラウス・レーフラー著「今日の正義にとっての相対主義」より)

2021-06-16 13:37:30
博元 裕央 @hiromotoyuuou

「言ってしまえば彼等は自分達が少数派になった時を想定していないのだ。自国が敵国に占領され、国際社会の打算に見捨てられ、テロに依ってでも抗わずに入られぬ程の怒りと悲しみに苛まれる事を想定していないのだ。それは愚かだ」 (クラウス・レーフラー著「今日の正義にとっての相対主義」より)

2021-06-16 13:39:34
博元 裕央 @hiromotoyuuou

「創作という物事のある一定の部分は、ある意味でままならず詰まらず常に死と絶望の内に生命が終焉するクソッタレな現実に対するヘイトから生まれるものである。死に対し天国/極楽と地獄/あの世で抗う信仰のように」 (クラウス・レーフラー「今日の創作にとってのインターネット」より)

2021-06-24 13:59:30