【ネタ】カール・レーフラーの子、クラウス・レーフラーの著書紹介【捏造】

博元 裕央 @hiromotoyuuou

「数千年先の未来でも、平行世界でも、民主主義と現代の倫理が絶対とするのはＳＦとして余りに貧困ではなかろうか。意識を接続する政体も神を人造する政体も、それら併せた倫理もあっていい、それこそＳＦ的豊穣ではなかろうか」 （クラウス・レーフラー「今日の創作にとってのインターネット」より）

博元 裕央 @hiromotoyuuou

「主義や法律は人間の為にある。人間が主義や法律の為にあるのではないという事を忘れてはならない」 （クラウス・レーフラー「今日の民主主義にとってのナチズム」）

博元 裕央 @hiromotoyuuou

「人間。科学による人生数十年の富貴の為に死後の天獄という幻想を売り、生きる限り自己の完全な消滅が不可避であるという事実に怯え続ける事になったこの不完全な生物。尤も、そうしなければ死に怯える程幸せな生も無かったが」 （クラウス・レーフラー「今日の人間にとっての科学と宗教」より）

博元 裕央 @hiromotoyuuou

「人間がどれ程世界を変えても、人間は人間のままだった。故に常に人間と世界の間にはずれと問題が発生し続ける」 （クラウス・レーフラー「今日の人間にとっての科学と宗教」より）

博元 裕央 @hiromotoyuuou

「懐かしい過去は実際は今程では無かったかもしれない。何時までも続いて欲しい幸せな今は死に物狂いで維持せねばならずそうしても必ず終わる。未来は今より進んでいるかもしれないがその時君は今より確実に老いている。この憂き世」 （クラウス・レーフラー「今日の人間にとっての科学と宗教」より）

博元 裕央 @hiromotoyuuou

「多様性と平等のある社会とは、不愉快で理解不能な他者が多数存在する事を是とする社会とも言える。更に場合によっては砂漠蜥蜴の隣で蛙が乾死している世界か捕食関係を前提とした生態系にすらなりかねない事にも注意が必要だ」 （クラウス・レーフラー「今日の社会運動にとってのスターリニズム」）

博元 裕央 @hiromotoyuuou

別に反民主主義を擁護する訳ではないが、「現在の社会は民主主義の恩恵を受けて成立しているのだから反民主主義を論じるべきではない」というのは、ある意味恩を着せて反論を封じる権威主義ではないだろうか。 （クラウス・レーフラー「今日の民主主義にとってのナチズム」）

博元 裕央 @hiromotoyuuou

（クラウス・レーフラーは架空の人物です。またその文書からの引用は、世に一般的な意見に対する別視点の提供の意図が強く、引用者の思想と必ずしも全て一致するものではありません） （ネタですので文章内容についてはあくまでクラウス・レーフラーの言っている事という感じで色々お許しください）