ライトノベル定義論によるジャンル萎縮への懸念と、これまでの主なラノベ定義

まとめました。
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葛西伸哉 ラノベ作家 @kasai_sinya

というのも、まず何度か言ってる通り「同一テキストが異なるレーベル/パッケージングで同時にリリースされた例」としての『ガンダムUC』や『Another』があるから。 『ハルヒ』のように、後にレーベル移動したのではない。

2021-05-20 14:28:56
葛西伸哉 ラノベ作家 @kasai_sinya

「ターゲット、売り方、パッケージングの問題」なので、当然「同一テキストがライトノベルという《状態》になったり、そうでなかったりするのはあり得る事」と考える。 pic.twitter.com/O6LSvpQMtj

2021-05-20 14:38:05
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葛西伸哉 ラノベ作家 @kasai_sinya

twitter.com/OKina001/statu… 「棚の名前」であって、そこに収まってる本そのものの分類ではないのと思うのよ、ラノベって。

2021-05-20 14:40:19
神野オキナ @OKina001

個人的にはライトノベルというのは棚の名前だと思ってます。文庫本以外の判型に変わったり、出版社が変わったりすると呼称が変わっちゃうので。

2020-09-15 05:17:36
杉井光 @hikarus225

『ライトノベルの定義』に対する最終回答|杉井光 #note note.com/hikarus225/n/n… なんかすっごい勢いで考えがまとまったので勢いでnoteに書きました。

2020-11-11 14:31:24
リンク note(ノート) 『ライトノベルの定義』に対する最終回答|杉井光|note はじめに ライトノベルの定義、という話題はとにかく荒れる。荒れまくる。これまで万人が納得する統一見解が出た試しがないし、「持ち出すと荒れるので話し合うのはやめよう」という風潮まで現れる始末だ。 でも、そんなに難しい話だろうか? 僕はライトノベル作家である。 昔は、自分がそうなのかどうかちょっと自信が持てずにいたが、今は自信を持ってはっきりと言える。ライトノベル作家である。明言できるということは自分の中で確固たる「ライトノベルの定義」ができているということでもある。 本稿は、「ライトノベルの定義」という議題 144 users 1
杉井光 @hikarus225

記事タイトルは「まだ『ライトノベルの定義』で消耗してるの?」にするべきだった。 精進が足りなかった。こんなんではプロブロガーになれない。

2020-11-11 17:35:15
ながら @Nagara_KDZK

ところが、キノの旅も狼と香辛料も、あるいはオーフェンも「ラノベとはドイツ教養小説の後継である」と話の構造からゲーテやヴィルヘルムマイスター由来のところに突っ込むと「ど真ん中」になるんだよなあ。(アカデミック的には池田浩士や相川美恵子の説に属するはずの見方だが)

2020-08-22 09:52:45
ながら @Nagara_KDZK

一方でラノベを吉屋以来の少女小説の系譜とみる立場(今のところラノベと少女小説を一元的にみる学説は有力ではないが)(というか研究ノートレベルでしか見てない)だと「社会や同調圧力からの脆く時間制限付きの聖域とそこからの離脱」であるところの俺ガイル系も「ど真ん中」になるわな。

2020-08-22 09:57:17
ながら @Nagara_KDZK

何度でも言うけど、俺のラノベ定義は「ドイツ教養小説といわれる「大人、国民として成長する物語」(の尻尾であるところの少国民文学やジュニア小説、ジュブナイルSFなど)と、時間制限つき脆弱なモラトリアムたる吉屋系少女小説のハイブリッド」という見方である。

2020-08-22 10:04:06
ながら @Nagara_KDZK

したがって、三村のいう「教条性のくびきをのがれた」は含まない。なぜなら84年創造説に立っても、榊は「新しい季節」に向かっている(これは俺が以前ある論文を出そうとしたときに査読で指摘されたことだ)し、ラノベは基本的に成長を志向している(故にこそのハルヒショック)。

2020-08-22 10:08:37
ながら @Nagara_KDZK

ラノベが「教条性」にとらわれているといえる理由で一番わかりやすいのが性の問題だな。タイトル詐欺に吹き荒れる寸止め危険球と、憎むべき邪悪としての性的自由の侵害。はたはだしくはスニーカーなのに昭和ジュニアの亡霊みたいな高橋三千綱のあれが出てくる始末。

2020-08-22 10:13:04
ながら @Nagara_KDZK

「小説を娯楽とできる教育水準のよいこのためのエンターテイメント」という文字ゆえの制約から非マッチョ寄りになるのはラノベの宿命ではあると思うし、だからこそラノベと少女小説は一元的にとらえなければならない。俺にもう少し根気と強い意志があれば博論になってたかもしれんが、ならなかった。

2020-08-22 10:20:07
ヤギの人🐐 @yusai00

ライトノベルの定義が時々話題になるけど「表紙に登場人物のイラストが書いてあったらライトノベル」という定義が面白かった。理由は、読者が登場人物の姿を自力でイメージしないで済むという点で「ライト」だから。絵がつけば全部ラノベ。ラノベはジャンルでなく、あらゆる小説を横断する概念なんだ。

2019-01-15 18:20:45
ヤギの人🐐 @yusai00

この定義だとイラストがあれば純文学もラノベになってしまうという声があると思う。その通りで、縦に分けていた文学ジャンルを横断する概念としてラノベが使える、という発想の転換と自由さが面白いと僕は思った。それまでラノベと言われていた作品も、いわゆる純文学として読むことも可能になるんだ。

2019-01-15 23:03:35
須藤玲司 @LazyWorkz

>「表紙に登場人物のイラストが書いてあったらライトノベル」という定義 twitter.com/yusai00/status… 太宰治も新潮文庫版は文学、集英社文庫版もライトノベルという分類思想。 そして人気がないなろう小説、執筆中の小説の大半は非ライトノベル。 pic.twitter.com/pA4RH2VR1L

2019-01-15 20:58:03
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須藤玲司 @LazyWorkz

自分がしっくりくるライトノベルの定義は、「思い浮かべるビジュアルがアニメ絵ならラノベ、実写なら非ラノベ」 これはラノベ的な概念がだいたいできた80年代に笹本祐一氏が言ってたことです。 そしてむかし野尻抱介氏が「自分は実写のビジュアルを思い浮かべながら書いてる」と言ってて驚愕。

2019-01-15 21:05:55
電ファミニコゲーマー @denfaminicogame

【佐藤辰男×鳥嶋和彦対談】いかにしてKADOKAWAはいまの姿になったか──ライトノベルの定義は「思春期の少年少女がみずから手に取る、彼らの言葉で書かれたいちばん面白いと思えるもの」【「ゲームの企画書」特別編】 news.denfaminicogamer.jp/projectbook/18… pic.twitter.com/o3efCfZdXn

2018-12-28 11:31:10
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リンク 電ファミニコゲーマー – ゲームの面白い記事読んでみない? 【佐藤辰男×鳥嶋和彦対談】いかにしてKADOKAWAはいまの姿になったか──ライトノベルの定義は「思春期の少年少女がみずから手に取る、彼らの言葉で書かれたいちばん面白いと思えるもの」【「ゲームの企画書」特別編】 佐藤氏の経歴を振り返りつつ、ライトノベルはどういう経緯で大きなジャンルに成長したのか、ライトノベルの本質とは何か、それを送り出してきたKADOKAWAは出版業界の中でどういう役割を果たしてきたのか、そうした話を伺った。同時に鳥嶋氏の視点を通じて、その背景にあるマンガ・アニメや『ジャンプ』の動向、出版社とテレビ局の関係、同時代の隣接的なジャンルがどういう変遷を遂げたかという大きな流れも語られている。あの時期頂点にいて、間違いなくサブカルチャーを担っていたふたりが見ていた当時の景色を、この記事で読者の方々とと 311 users
新木伸 @araki_shin

ラノベの定義? んなもん。「映像化」したときに「アニメ」になるものがラノベで、「実写」になるものは一般小説、って分けとけば、それだけでいいんでないの?

2014-04-23 01:07:19
たられば @tarareba722

昨晩友人と「ラノベの定義ってなに?」という話題が出たのだけど、いま見ていたニコ動の番組で岡田斗司夫さんが「ラノベの定義はすごく難しくなってるけど、表紙がなきゃ売れないものがラノベってことでいいんじゃない」と言っていて、それはそれでなるほどなーと思ってしまった。

2013-08-13 16:18:12