飯舘村のネプツニウムについて

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pow2p @pow2p

@emanon_uk @makomelo @mknb_dwind 最初は私も、核分裂で出来た放射性物質の量はセシウム137が主で、134はそれほどできない、なのに、なんで1:1なのか変に思っていました。が、生成比は原子の個数比で、ベクレル比でないと気づいた次第です。

2011-08-12 23:19:10
pow2p @pow2p

@mknb_dwind @makomelo ツイートで単文細切れの上、詰め込み過ぎですみません。「ベクレル」は放射能の強さの単位で、放射性物質の量(数)ではないですよ、すぐ壊れる放射能だと同じ数でもベクレルは大きくなります、超要約するとそういうことです。

2011-08-12 23:21:32
pow2p @pow2p

@tkskoda @makomelo 煙の正体を外野席の、あるいはもしかして球場の外にいる我々が推定するのは困難。物証が決定的に不足。いくつかの仮説を出すことはできるのですが、根拠が弱い。真相解明は一義的には事故調の責務と思いますが、勿論、第三者の観点から在野も頑張ろう。

2011-08-12 23:25:48
pow2p @pow2p

説明的なツイートが多くなっていますが、今、一番大事なことは、自分たち、そして、私達の国にもたらされているこの災害にどう対処するか、であり、理屈や理論はそのための道具であることは、自分は見失わないように気を付けていきたいと思います。被害拡大阻止こそ最大の目的。

2011-08-12 23:31:18
pow2p @pow2p

@mknb_dwind @emanon_uk @makomelo 相対的に見れば134はどんどん放射能を出して(回りを傷つけて)減っていくので、なんですが、実際は134は2年で半分、137は30年で半分なので…数日、数ヶ月の単位では期待するほど減らないことをまず押さえておいて。

2011-08-13 00:24:55
pow2p @pow2p

@mknb_dwind @emanon_uk @makomelo 今回の場合、今は134も137も100ずつ悪さしてる、2年後だと、134は50にへる、137はまだ90以上のこる感覚。なお原子毎に同ベクレルでも悪さ度が違うので影響評価用にシーベルトって単位もあります。

2011-08-13 00:28:06
pow2p @pow2p

@mknb_dwind @emanon_uk @makomelo 崩壊が遅くても、数がおおければ、当然ベクレルは増えます。外部被曝、内部被曝については、より生体への影響評価にあわせたシーベルト評価の方がいいのですが、シーベルトについては次回以降、機会を見て。

2011-08-13 00:31:38
pow2p @pow2p

@wasabine @makomelo そうです。化学的挙動を考えると、UもNpもPuもAmもCmも、同族(アクチノイド)。プル同様、アクチノイド吸引の問題は大きいはず。酸化物が溶けにくく肺に沈着するやっかいな特質。

2011-08-13 00:34:08
pow2p @pow2p

詳しくは、医師あるいは学者の解説を御覧ください。私の方でも、要約をツイートします。 どれだけ被曝した場合、どの位影響があるのか(死んでしまう、将来ガンになる、等)については、諸説がありますが、こちらの詳細も、学問的、政治的にごちゃついておりますので、後日。

2011-08-13 07:35:45
pow2p @pow2p

とはいうものの、日本国の公式見解は、ICRP勧告に基づいていて、どんなに少ない被曝でもそれなりにリスクがある立場です。何ミリまでなら(全く)問題がない、という見解ではないことは、頭の片隅に置いておいてください。では、本日の本題。

2011-08-13 07:37:49
pow2p @pow2p

放射線による人体の影響、大ざっぱにいえば、放射線で人体を作る物質がこわされてしまうのが原因。遺伝子を司る分子が壊れると、その細胞は変調をきたしたり、死んでしまったりします。変調は修復できたり、できなかったりします。どの割合で壊れるかは定説なし。壊れることまでは異論はほぼないはず。

2011-08-13 07:41:20
pow2p @pow2p

では、どれくらいこわれてしまうか。これは直感的には放射線の強さによる、概ね正解です。放射線のエネルギー(何本飛んでいるかというよりは、どれくらいの破壊力でやられたかの合計)が、被曝リスクを考える上では重要です。

2011-08-13 07:44:56
pow2p @pow2p

たとえが悪いのですが、同じ野球のデッドボールでも、スローボールと、剛速球ではダメージが全然違います。放射線も同様で、低エネルギーから高エネルギーまで様々。ベクレルは放射性物質の量(毎秒何個の原子が放射線を出すか)、死球の数みたいなものですが、1つ当たりのエネルギーは考えてない。

2011-08-13 07:50:12
pow2p @pow2p

これでは、どれだけの影響があるか比較できない。そこで、まず放射線のエネルギーの単位として、「グレイ」が登場。これは放射線が物質に当たったとき、どれだけのエネルギー(≒破壊力)があるかを補正した単位です。ところが人体への影響だと、更に線種によって危険度が違う。では?

2011-08-13 07:52:36
pow2p @pow2p

エネルギーに更に危険度を加味した単位が「シーベルト」です。α線は影響高いから1グレイは100シーベルト、γ線は1グレイ1シーベルトのような感じで換算されるわけです。 結局、被曝の影響は、ベクレル(放射性物質の量)を数えるよりも、シーベルトで見た方がより適切。

2011-08-13 07:54:41
pow2p @pow2p

じゃあ、ベクレルとシーベルトはどう換算するのか。内部被曝の場合は、核種ごとに、何ベクレル摂取、吸引すると、何ミリシーベルト相当の影響になる、という換算係数がありますので、それで換算します。外部被曝の場合はベクレル/シーベルト換算は結構やっかい。線量計で直接シーベルトはかれれば。

2011-08-13 07:57:28
pow2p @pow2p

もうひとつベクレルとシーベルト(グレイ)の違い。ベクレルは総量表示、シーベルトは単位重量あたりの表示です。ベクレルの場合ベクレル/Kgやベクレル/m2で重量当たりの放射能の量、面積あたりの放射能の量、を示しますが、シーベルトはもともと重量あたりの影響を示す数字です。

2011-08-13 07:59:22
pow2p @pow2p

ですから100ベクレルのセシウムがあった、といっても、薄いのか、濃いのか、セシウムが遠くにあるのか、近くにあるのかで、人体に直接あたえる影響は違ってきます。ベクレルだけではリスクは計れません。 逆に放射能の放出総量や、土地や水の汚染度を知るにはベクレルが重要になります。

2011-08-13 08:03:44
@take2602

ネプツニウム239が騒ぎになっているようですが、これは原子炉内で生成されて当然の物です。ウランは235と238があり、エネルギーを発生するのは235の分裂ですが、分裂で出来た中性子はウラン238に捕獲されてウラン239になり、ネプツニウム、プルトニウムとベータ崩壊します。続く

2011-08-15 02:23:19
@take2602

続き 但し、ウラン239は半減期が基底状態で23.5分、ネプツニウムが2.4日とどちらも短いので、大事なのはいつ検出されたかです。リンク元 http://t.co/FzZE61y にはそれが書いていませんし、そういう無責任な情報は混乱を招くのでもっと考えて欲しいと思います。

2011-08-15 02:32:09

採取日は4/10みたいですね 100分経過あたりくらい
http://live.nicovideo.jp/watch/lv59058795?ref=ser

akoustam @akoustam

この二つの物質は半減期(放射線を出す頻度)がまるで違うので、数千Bqのネプツニウム239は0.001〜2Bqのプルトニウム239に相当します。RT @yoshizawatomoko: @iina_kobe 数千ベクレル検出、らしいですが…量が少ないので心配ないと言うことですか?

2011-08-15 20:10:23
Haruhiko Okumura @h_okumura

6ページ右スライドにありますね。最大数千Bq/kg RT @fujita_d_h: @kikumaco_x @Mihoko_Nojiri @yoshizawatomoko @sunbaimanさんのスライドの最後にちらっとNp-239が。http://t.co/JNGmYHE

2011-08-15 20:43:39
ともこ @yoshizawatomoko

@akoustam @iina_kobe ネプツニウムはプルトニウムになるって聞いたのですが、ネプツニウム1ベクレルがプルトニウム1ベクレルになるわけじゃないんですか?(?_?)

2011-08-15 20:57:47
青谷三郎 @aotanisaburo

@kaoruchan1962 @iina_kobe @yoshizawatomoko 東海アマさんが絡んでるみたいですから。

2011-08-15 20:41:20
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