アーロン大原さんによるユダヤ史

アーロン大塚 @AaronOtsuka

かつて８世紀ごろに現在のウクライナ東、南ロシア、カザフスタン西の地にカザール王国（「バザール王国」ともいう・英語ではKhazar）という国が存在していた。このカザール人たちはトルコ系に近い種族であった。黒海の北に位置していたとも言える。

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カザールの首都はイティル（Atil）で、カスピ海の北西にあり、西はキエブまでその勢力を誇った。北には東ローマ帝国（キリスト教）があり南にはイスラム帝国があった。武術にすぐれた獰猛な遊牧民として恐れられ、イスラム帝国に匹敵するほど。イスラム帝国のヨーロッパ進出の防波堤になっていた。

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かザールには土着宗教があったが、北のキリスト教と南のイスラム教のいずれかに改宗すると一方から攻められるという地政学的事情。安全確保、土着宗教を抑圧するため、タルムード経典の選民思想的な戒律が気にいっため国王ブーランは７４０年に国家をあげてユダヤ教に改宗した経緯がある。

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カザール国の国王のことをケーガン（Kagan）と呼ぶ。（現在の米国最高裁判事の名前）。同国へバビロニアからラビ神父らが移住した。文字がなかったカザール人はヘブライ文字を採用し、その他の言語と混じり次第にイディッシ(Yiddish) という言語が形成された。

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本来のユダヤ教の象徴は７つの枝の燭台のメノール (menorah)であったが、ダビデの星はカザール人の象徴とされた。１３世紀にはジンギスカンとタター族が東から進出し、カザール人の東ヨーロッパへの移住が始まった。また、ロシアが南下して、カザール王国は滅ぼされた。

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カザール人とロシア人の世代を超えた戦いは、ロシア革命と繋がる。共産主義にユダヤ人が多く、ロシア革命のロマノフ王朝に対する敵意はこの歴史的背景があった。また米国内の反ロシアはネオコン（カザール人）など世代を超えて継承された。日露戦争で日本支援もカザール人（シッフ）である。

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カザール人は東ヨーロッパ各地に逃げて、離散の民「ディアスポラ（diaspora）」になった。王族はスペインに逃げたという。多くの民はその地に残るか、ハンガリー、ポーランド、ドイツに逃げた。一部はハンガリーでジプシーになったという説もある。彼らの多くはイディッシと呼ばれた。

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ハンガリー、ポーランド、ドイツに逃げたカザール人々はアシケンナチズム系ユダヤ人。スペインに逃げたものはセファーリック系ユダヤ人。アシケンナチズム系ユダヤ人は現在のイスラエル国民の多数を占めるといわれているが、彼らは血統的にはアジア系でセム族（アブラハム）の子孫ではない。

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アシケンナチズム系ユダヤ人は内と外を区別するためその国での忠誠心が疑われ、なかなか現地で同化することができず、代々ユダヤ人として嫌われ差別を受けてきた。当時キリスト教に反する卑しい商売とされていた金融などの職につき、国家にお金を貸す金融家として頭角を見せた。

アーロン大塚 @AaronOtsuka

ハンガリー、ポーランド、ドイツに逃げたアシケンナチズム系ユダヤ人は非常に頭脳明瞭で別格に優秀であり、国際金融家、国際貿易家、産業家、政治家、学者、芸術家となり、ヨーロッパ各国での差別にも負けずあらゆる分野で頭角を現し始めた。

アーロン大塚 @AaronOtsuka

ロスチャイルド、ワールバーグ、シッフ家は有名で、各国の貴族と関係を持ち始めた。中でもロスチャイルド家はナポレオン戦争後イギリス銀行を手中に入れ、イギリス国内の自治国家ロンドン市を本拠に大英帝国の盛栄とともに成長した。ロンドンという国の中の都市国家を牛耳る。

アーロン大塚 @AaronOtsuka

アシケンナチズム系ユダヤ人は米国に移住した。特にヤコブシッフは積極的に米国に移民させた。２０世紀初頭には同様に米国でもあらゆる各分野で頭角を現す。ウッドローウィルソン大統領の頃には金融政治力をつけ、１９１３年に連邦準備銀行という政府系市中銀行を設立させ、米国の政治経済を掌握した。

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１９世紀の終わりごろになると、オーストリアの弁護士ナータン・ビルンバウム (Nathan Birnbaum) により、イスラエルの地に帰還して国家を再建しよう、あるいはユダヤ教、ユダヤ・イディッシュ・イスラエル文化の復興運動（ルネサンス）を興そうとするユダヤ人のシオニズム運動が始まった。

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ＷＷＩ勃発してドイツが戦争で優勢になったとき、シオニストらは英国と取引。米国の参戦工作する代わりに、当時英国領土のパレスチナに国家を作ることを認めるという合意が英国外務長官とロスチャイルドとの間に締結された。１９１７年１１月２日のバルフォール宣言書 (Balfour Declaration) という。

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ユダヤ系の影響下にあった米国のウッドロフ・ウィルソン大統領（Woodrow Wilson）は、米国を第一次世界大戦に参戦させ、戦場でのドイツの優勢が逆転した。ドイツは敗北し、ベルサイユ条約を強いられた。戦勝国がドイツを略奪する戦後体制ができ、これがヒットラー台頭の基礎となる。

アーロン大塚 @AaronOtsuka

１９１０年代のの頃アシケンナチズム系ユダヤ人は共産主義者の指導者となり、ロシアのロマノフ王族を倒し、カザール王国の宿敵のロシアに対して蹴りを付けた。実はレーニン、トロキシーの共産党員はロシア人ではなく、アシケンナチズム系ユダヤ人であった。

アーロン大塚 @AaronOtsuka

第一世界大戦後アドルフ・ヒットラー（Adolf Hitler）が台頭してナチス(Nazis) がユダヤ人を迫害したのは、第一次世界大戦の際にドイツ内のユダヤ人がドイツを裏切り、更にベルサイユ条約の戦後賠償金で儲けていたからいうことであった。

アーロン大塚 @AaronOtsuka

１９３３年８月２５日にシオニストとナチスの間でハアバラ合意書（Haavara Agreement）が締結され、ドイツのユダヤ人をパレスチナに移民する合意が行なわれたが、ポーランドによる旧ドイツ領でのドイツ人弾圧を巡り武力衝突しＷＷＩＩが勃発し移民が止まった。英米はユダヤ人の受け入れを拒否する。

アーロン大塚 @AaronOtsuka

日本はドイツと同盟国である枢軸国でありながら、東条英機は当時の日本の非人種差別政策を貫き、２万人のユダヤ人が上海経由でヨーロッパを脱出するのを手助けした。１９４０年頃、杉原千畝を始め多くの日本の大使はユダヤ人にビザを与えるなどして助けた。

アーロン大塚 @AaronOtsuka

日本は１９４２年ドイツから圧力を受けたため上海ではユダヤ人を収容所に入れたが、彼らは出入りできる等自由な生活を許された。もともと大日本帝国は日露戦争でのユダヤ系国際金融資本の融資に感謝しており、またユダヤ人の実力を認めていたので満州国に移民を受け入れようと河豚計画を考えていた。

アーロン大塚 @AaronOtsuka

しかし、軍部は満鉄への利権を半分与えることを拒否したため、ユダヤ系上層部の国際金融資本の反感を買い国際金融資本と対立した。また、日本が軍票で政府通貨を発行し大東亜共栄圏を作ろうとしたので国際金融資本と対立。大東亜戦争勃発を工作したハリーホワイトは共産主義・国際金融資本の工作員。

アーロン大塚 @AaronOtsuka

ドイツは第二次戦争中にアウシュビッツ（Auschwitz ）などの多くの収容所で大量のユダヤ人を殺したと言われている。不気味なのは、何故かこの出来事を動物を神への生贄とする「ホロコースト」（holocaust）という。この言葉の意味を知れば使うのは不適切である。

アーロン大塚 @AaronOtsuka

ＷＷＩＩ後１９４７年イスラエルが建国され、ヨーロッパのユダヤ人はイスラエルに移住した。多くのユダヤ人はアメリカにも逃げ、あらゆる分野で頭角を現し、今日の米国像が形成された。現在の民主党左派（サンダーズ）・右派（シッフ）など多くの反ロシア議員がいる。またネオコンはトロツキー子孫。

アーロン大塚 @AaronOtsuka

現状の米国ではカザール系ユダヤ人の影響力は絶大である。政治資金はユダヤ人から流れる。（ソロス・ブルムバーグなど）軍産メディア複合体、国際金融資本に国が抑えてれている状態にある。ネオコンはイスラエルの敵を倒すべく、９-１１偽旗事件を作り中東介入を実行した。