私的まとめ

きりくずどうさんが解説してくれたことをまとめてみる.
0
きりくずどう:略称クズさん @kirikuzudo

「うちは技術力がないんで」という、しゃっちょさん同士の会話でよく聞くあれである。これが意味するのは、私たちにはこの条件下で所定の目的を実現する実装はできません、といっていることが多い。

2011-08-14 22:10:31
きりくずどう:略称クズさん @kirikuzudo

次に、技術力がない/低い、と言及される状況について考えてみたい。これは、特定の条件下で目的を達成する実装を実現できない場合によく行われる言及である。

2011-08-14 22:03:05
きりくずどう:略称クズさん @kirikuzudo

工学と科学と技術と技能はお互いに少しずつ重なり合ったベン図で表現できるのかもしれない。こういう外堀を埋める形の定義の仕方がまずあると思う。

2011-08-14 21:54:27
きりくずどう:略称クズさん @kirikuzudo

たぶん、工学と科学は「世界を体系化したい」という神学的欲望に由来する領域なのではないかと思う。その意味では似てる。

2011-08-14 21:51:46
きりくずどう:略称クズさん @kirikuzudo

では工学と技術の関係は、といわれるとこれが難しい。印象論になってしまうけど、技術が学術的に体系化されたものが工学であり、工学体系から抜き出された要素の組み合わせが技術なのではないかと思う。工学と技術は二人三脚なのではないだろうか。鶏卵な関係でもある。

2011-08-14 21:47:46
きりくずどう:略称クズさん @kirikuzudo

技能と技術の境界はわりと曖昧だと思う。現在の技能はロジカルでなければ成立しないからだ。ただ、個人に帰属する能力のうち、理屈をしらずに伝承されつづけたものを「技能」、理論だてて示されたものを伝承しているのが「技術」だと思う。これは伝承の範囲や規模にも影響してくると思う。

2011-08-14 21:41:03
きりくずどう:略称クズさん @kirikuzudo

次に技術という語の意味だが、工学と技能と科学という周辺に位置する言葉から考えるのが近道だと思う。まず、科学と技術は相反するが相補的でもある対立概念だと考えたい。科学の定義についてはたくさん著書があり、わりと明確に共通した認識があると思う。これは大きなヒントだと思う。

2011-08-14 21:35:57
きりくずどう:略称クズさん @kirikuzudo

「技術」と「力」があわさってできた言葉だということに異論はそれほどないと思う。「力」は物理的には向きと大きさを持つ量だが、こういった合成語の文脈では高い低いという述語がくることを考えても、向きを持たない大きさだけの量であると考えられる。

2011-08-14 21:26:48
きりくずどう:略称クズさん @kirikuzudo

さっきの「技術力」という言葉について、それがもともと指し示していた狭義の概念について、すこし考えてみたい。

2011-08-14 21:22:11
きりくずどう:略称クズさん @kirikuzudo

まあマジレスすると、「技術力」って言葉は手垢がつきすぎて、もう、何を指す記号なのかさっぱりになっているので、使うときは慎重にしたいと思う。「ものづくり」と同じで。

2011-08-14 19:57:20