- sou_sitaku
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これは「自分はこういうところは我慢できない」「我慢できないというところが理解できない」という感じでトラブルになりやすいところではある。
2021-07-23 16:33:01この場合は家事責任者側に従い、パートナー側は理解できなくても飲み込むなどのルールを決めると多少はマシかもしれない。もしパートナー側がが飲み込めないと主張するのなら、その家事の家事責任者を交代すればよい。
2021-07-23 16:33:01■見えない家事と「見える化」
近年は「見えない家事」という言葉がでてきた。主に、食事、掃除、洗濯に分けられる家事業務の中で細かすぎてタスクに載っていない家事のことだ。
2021-07-23 16:38:19『ミステリと言う勿れ』(bookwalker.jp/debfe90386-214…)という漫画の中で「自分は家事を手伝っている」と豪語する人が登場した。
2021-07-23 16:38:19その人は実のところゴミ袋を所定の場所に運んだだけだったが、「ゴミ捨て」という家事は家中の「①ゴミ箱からゴミを集める」「②分別する」「③ゴミ袋にまとめる」「④ゴミ袋を所定の場所に運ぶ」という課程があり、その人は④だけを担ったに過ぎなかった。
2021-07-23 16:38:20ちなみに筆者の入居している地区・賃貸マンションでは、分別はカン・ビン・ペットボトルくらいであとはまとめて燃えるゴミ扱いで良いくらいだし、捨てる場所も鍵の掛かった倉庫みたいな場所なので好きな日、時間に捨てていいという物件なので、ほとんど気にしなくていい部分である。
2021-07-23 16:38:21こういう筆者のような環境でゴミのことをあまり気にしなくて人物が、別の住居で誰かと一緒に住んでいると、家事の見方にギャップができる可能性を認識しておきたい。
2021-07-23 16:38:21生活必需品の補充などもそれにあたる。洗剤など毎回の掃除には必要ないが、残量を気にして補充しておかないとその家事が滞ってしまう可能性がある。
2021-07-23 16:38:22こういう家事を「見えない家事」と呼び、パートナーがそれに気が付いていないことについて「気が付いてほしい」と嘆くのはあまり生産的ではないと考える。
2021-07-23 16:38:22こういった細かい作業は、まとめて一つの家事業務として手順化・チェック項目化するか、あるいはトイレットペーパーの補充等であれば、「トイレ掃除」の中に「残り2ロール以下であれば、買い物リストにトイレットペーパーを加える」の手順を加える等をすれば「見えない家事」ではなくなる。
2021-07-23 16:38:23家事のタスクについては、家族がそろっているときに「今週の家事の予定」を共有しておく家族会議の時間は取りたい。今は全員そろっていなくてもLINEなどで意志共有がしやすくなっているはずなのでそういうのを使うのも良い。
2021-07-23 16:38:23■パートナーにどう説くか
未だに配偶者に家事を任せきりというパートナーは多い。長年続いているその状態を意識改善するのは非常に大変なので、できれば同居を始めるときにこういった考えを共有し、ぎこちないながらも実行に移し、習慣化したい。初めの方ならパートナーが聞く耳を持っている可能性は高いだろう。
2021-07-23 16:41:18既に家事責任者が、家事を一手に引き受けるのが常態化しているところを改善するのは非常に難しい。初めから話を聞く体制にならない場合が多いからである。
2021-07-23 16:41:19これは普段のコミュニケーションの積み重ねになるので、すでにコミュニケーション不全に陥っている夫婦の場合は煮込み料理のようにゆっくり、手間をかけて信頼関係を回復していくことが必要となると思われる。
2021-07-23 16:41:19話ができる場合は「家事責任者」に配偶者を据えて、まずはタスクや進捗の管理をさせるのはどうだろうか。実行は自分でやって、報告を行っていくのである。そうすることで、今まで家事に関わってこなかった配偶者に家事の全体のタスクを把握させるところがキモである。
2021-07-23 16:41:20実行が伴わないということであれば、配偶者も引き受ける気になってくれるかもしれないし、主体的に考えることで自らの家事参加も促せる可能性がある。
2021-07-23 16:41:20持ち家などでは難しいかも知れないが、意識を変えるために引っ越しも有効かも知れない。モノの置き場所なども家族で確認しあえるし、新生活と言うことで「仕切り直し」の意味合いが強い状態で話し合いに臨める可能性がある。
2021-07-23 16:41:20Q:家事はあなたの仕事です。 A:違います。「この家の仕事」です。わたしはこの仕事を担っているに過ぎないのです。
2021-07-23 16:41:21Q:なぜ私がやらなければならないのですか。 A:現在、この家で家事ができるのは私だけだからです。もし私が病気になったり、事故で死んでしまった場合はあなたはなにもできません。(続)
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