モンゴルのシャーマン
チベット仏教が広く信仰されているモンゴルですが、チベット仏教が入る以前からの天上神(テングリ)崇拝やシャーマニズムが今も根強く残っています。 シャーマンの儀式では、太鼓を叩き詩を口ずさみながらトランス状態に入り、先祖や精霊と交信をするそうです。 mongolian-ways.com/travel-blog/sh… pic.twitter.com/aUkId8OUcd
2020-10-01 20:02:29モンゴルのシャーマン。1910年の撮影ということだが詳細不明。衣装の装飾一つ一つに意味があり、提げた鏡は悪鬼を跳ね返すとか、垂れた紐は蛇を表す等。太鼓を叩いてトランス状態に入るが、この太鼓は肉体を離れたシャーマンの魂を精霊界等に運ぶ乗り物とされる。 pic.twitter.com/caMEEmdT6q
2020-10-17 08:06:59モンゴルのシャーマン。こちらは1909年の撮影。フィンランド国立博物館に所蔵されているという。モンゴルのシャーマンは男性はボー、女性はオトガンといい、シベリアの諸民族の影響が強い。 pic.twitter.com/FjrfiqRdGX
2020-10-17 09:56:58モンゴルでは乗り物たる #太鼓 を叩いてトランス状態に入るシャーマンに対して、#口琴 を演奏しながらトランス状態に入るシャーマンを「徒歩の」シャーマンというらしく、非常に興味深い。
2020-10-17 10:18:03上のツイートを見てモンゴルのシャーマニズムに興味を持った方はぜひ 島村一平『増殖するシャーマン―モンゴル・ブリヤートのシャーマニズムとエスニシティ』を読んで欲しい。シャーマニズムがアイデンティティの喪失を癒やす側面が描かれる。 amazon.co.jp/%E5%A2%97%E6%A…
2020-10-18 20:58:54博士論文を元にした学術書寄りの本だし、めっちゃ分厚いが、写真や図も豊富で意外と読みやすい。併せてシノドスのこの記事もどうぞ! 「シャーマニズムという名の感染病――グローバル化が進むモンゴルで起きている異変から」(島村一平) synodos.jp/international/…
2020-10-18 21:05:27YouTubeに上がっていた内モンゴルはホルチンのシャーマンの太鼓。 youtu.be/Z9QVU8fZdbA
2020-10-20 20:00:08こちらはモンゴル国で1995年に撮影されたシャーマン(ボー)へのインタビュー。シャーマンの使う口琴についても説明している。 youtu.be/dM3Ls8syHk8
2020-10-20 20:03:55これは上の1910年の写真と同時に撮影された角度の違うショットかな? pic.twitter.com/xFQiQgh51R
2021-01-05 17:57:21これは19世紀末にポターニンのが西北モンゴルで撮影したもの?ロシア帝室地理学協会とか書いてあるし。 ja.m.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B0… pic.twitter.com/c560Ktm1Ry
2021-01-05 18:02:33これも太鼓を持つシャーマン。写真の詳細は不明だが、太鼓の裏の人形?みたいなのがよく見える。因みにモンゴル語ではこの片面張りの太鼓はヘツ・ヘンゲレグと言い、これを叩きながら韻を踏む。#ヒップホップ・モンゴリア pic.twitter.com/EXQUvxZ0e7
2021-05-09 12:35:01文化人類学・モンゴル研究。シャーマニズム、仏教、サブカルチャー、エスニシティ、ナショナリズムなど。著書に『ヒップホップ・モンゴリア:韻がつむぐ人類学』(青土社)『憑依と抵抗:現代モンゴルにおける宗教とナショナリズム』(晶文社)など。「辺境ヒップホップ研究会」主催。発言は個人の見解です。
シャーマンもラッパーも韻を踏んで言葉が「降りてくる」 モンゴル産ヒップホップの隆盛を人類学で読み解く! #ヒップホップ #モンゴル #人類学 cyzo.com/2021/03/post_2…
2021-03-30 13:27:26フィンランドの比較言語学者ラムステッドに同行したパルーシ撮影のモンゴルのシャーマン。1909年。セレンゲ県のバヤンゴルと言う場所で撮影されたものだが、モンゴルの博物館では伝言ゲームの果てにバヤンホンゴル県撮影だと記されていた。 pic.twitter.com/ym7XgP6cZG
2021-07-03 12:40:42モンゴル国に住むブリヤートの女性大シャーマン。2000年頃、ブリヤートの遊牧民のゲルによく飾られているのを目にした。彼らの間では、写真は半ば「神像」として拝まれていた。そんな写真だが、実は1960年代にハンガリーの民族学者ディオセーギの撮影によるものだと知ったのは随分後のことだった。 pic.twitter.com/8H3yK14a7W
2021-07-03 13:03:12精霊が憑依してきた。モンゴルのブリヤート人シャーマン 2000年 モンゴル国ドルノド県 島村撮影。 pic.twitter.com/44QTFOZifC
2021-07-04 11:00:58モンゴルで増殖するシャーマン
私がかつて最初に「増殖するシャーマン」という言葉を使ったとき(2002年)、「大げさだ」と笑った人が結構いた。しかしその10年後、モンゴルでは人口の1%近くがおそらくシャーマンになっていた。この研究は日本語で2011年、英語で2014年に出版され、国際的にも認知されている。 ただ、この研究で pic.twitter.com/65w2JaMh91
2021-08-08 12:26:08