出版社共通契約書雛型のおかしな所

shinshinohara @ShinShinohara

これまで四冊本を書かせていただいて、いずれも出版社と契約書を交わせて頂いてるのだけど。どうもどの出版社も共通のひな型があるらしく、おかしな記述が必ず２つある。私はそのつど修正をお願いしている。出版社のみなさん、ひな型修正しておきません？ さて、その２つとはどんな記述か。

shinshinohara @ShinShinohara

まず一つ目。「類似のことを他のところで書いたらアカン」というもの。これ、字義通りにとったら、自分の本の宣伝のために概要を紹介することさえできなくなる。他方、当然ながら出版社は著者に宣伝に努めろと言うわけで、矛盾してる。だから、「文章が完全一致はアカン」だけに修正した方がよい。

shinshinohara @ShinShinohara

もう一つは、「何か問題が起きたら著者が弁償しろ」という記載。誰が起こした問題か、主語がないまま「ともかく問題起きたら著者が弁償ね」と、あまりに片務的。これは「著者の責任で生じた問題に限り」に修正してもらっている。出版社が起こした問題は出版社の責任。当然と言えば当然。

shinshinohara @ShinShinohara

出版社は「ことば」を商売にしてる割に、契約書の文言をきちんと詰めてないひな型を流布させてるなあ、という印象。たぶん弁護士もチェックしてるんだろうけど、詰めが甘い。出版社のみなさん、ひな型の修正、ちゃんとやった方がいいですよ。

クールナイツ @KOOLKNIGHTS

これマジで多いんじゃよなー　正直会社の信用とか印象に関わると思うので直したほうが良いと思うんだけど改まらないよね

クールナイツ @KOOLKNIGHTS

こちらからツッコむと修正に応じてくれるところがほとんどなので、穿った見方をするとワンチャン都合の良い契約を結べればラッキー的な考えなのかもしれないけどそれはそれで印象悪いよね。歴史ある会社が詐欺みたいな事をして恥ずかしくないのかと思ってしまう

shinshinohara @ShinShinohara

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