いわゆる現代美術/現代アートという権威が破綻していることが、隠しようのないものとなってきている。それは今に始まったことではないけれど、欺瞞は美術に関心のない人たちにまで知られつつあるんだと思う。一度瓦解していい。しかしその取り壊しは正確な選別なしで一斉に取り壊されるかもしれない。
2011-08-19 19:22:34火事になった家からなにを持って逃げるのか。考える必要がある。自分(強調!)が残すべきと感じるものを残さないと。それは趣味の問題ではない。ちゃんと内側で証明できなければいけない。ガブリエーレ・ミュンターは、カンディンスキーの作品群を守ったように。(この例はかっこ良すぎるけどね)。
2011-08-19 19:27:58@ishitakuma どうせ瓦解するのならば「正確な選別なしで一斉に取り壊され」てほしいと僕も思います。ひとごとではないけど、そのぐらいのことでないと何もはじまらないのかも。
2011-08-19 19:30:17@kktnk 僕は現代美術にやさしすぎます。ただ、壊疽している部分を切り落とし(これは簡単ではありませんね。)、美術についてもう一度考えるべきと思います。美術作家は全員その責任がある!美術を何も知らなければ美術は美術の閉域でやってろ。伝わりにくくわかりにくいことは毛嫌いで終わる。
2011-08-19 19:40:17@kktnk アド・ラインハートの WHAT DOES THIS REPRESENT? WHAT DO YOU REPRESENT? は、バカにしか見えないかもしれないけれど、現代美術が批評性を持ったのはそこだったと思います。
2011-08-19 19:44:49@kktnk 僕も生半可の情で現代美術を擁護しちゃいけないと思うんです。厳しくあらねばと、身が引き締まります。けど、批評って本当はこういうときに必要であると思います。
2011-08-19 19:46:41@ishitakuma 批評がまさに必要なんでしょう。美術作家が美術に対して厳しくあり、みな批評性を持てば、少しはよくなっていくのかもしれません。もちろん自分にも厳しく。
2011-08-19 19:49:51@kktnk 失礼しました。説明すっ飛ばしすぎました。アド・ラインハートのマンガです。僕も同感です。自分にも厳しくですね。ハマトリ、見に行くの楽しみにしています。 http://t.co/nW1qSje
2011-08-19 19:57:14@ishitakuma こんなのあるんですね、ぼくも勉強不足でした。こういうのたくさんあるんですか。まとめて見てみたいですね。ダングレアムのロックバンドのビデオもそうだけど、こうしたサブカルへの反応って面白いですね。ハマトリ全体への感想も知りたいです。
2011-08-19 20:00:31@kktnk そう、芸術や文化って一つのジャンルに括られるものではないですからね。今、現代美術で批判されている領域横断における権威的な搾取は、実は資本主義の行き詰まりや金融不安とパラレルな問題ですよね。これは自覚すべきかもしれません。
2011-08-19 20:33:02@kktnk でも、そのことは単に美術は美術、絵画は絵画の領域でやれば良いということではないと考えています。むしろ、それだと単なる分業でしかない。それでは膿は出ない。だから、もう一度芸術について考えないといけないんでしょうね。
2011-08-19 20:35:19@ishitakuma 作家の方がむしろ自分なりの領域を確定しているはずで、それが既存の範囲とは収まりが悪いはずです。だから芸術とか文化ぐらいに広げてその上で考える方がわかりやすいでしょうね。作品だけでなく、活動範囲・行動範囲を見直すとその作家の領域の広さが見えてきて、
2011-08-19 20:39:17@kktnk はい。作家が”自分なりの領域を確定している”ことはまさにですね。そして、それは一方で、自分がやらなきゃ存在がなくなってしまうものを自覚することに結びつくんでしょうね(持ち出さなければ家と一緒に燃えてしまう)。だからこそ自他の区別は関係なく可能性を救出すべきだと。
2011-08-19 20:49:46@ishitakuma このままでは家もろともなにもかもなくなってしまうかもしれませんね。だからだれかのものであっても救出すべきものは持ち出すべきですよね。なにもなかったことにされる前に。そこに責任が生じますよね。
2011-08-19 20:52:19@kktnk はい、そう思います。がんばらねばですね。ハマトリ感想書けるかはわかりませんが、いろいろ考えてきます!
2011-08-19 20:54:02