@schizoophrenieさんによる、綾屋紗月氏の著作における「つながりの作法」の語の使用に関する問題提起とその後の議論。
つながりの作法―同じでもなく 違うでもなく by 綾屋 紗月 http://t.co/YN3jLdR ちなみにこの本のこと. @ueyamakzk さんはひきこもりの当事者研究から始まり,現在はガタリやジャン・ウリの仕事をblogで精力的に紹介されていて,読みごたえありますよ.
2011-08-22 17:08:29勘違いだったら申し訳ないが,昨日の「つながりの作法」のツイートをしてから, 著者の @skumagaya さんからリムられた気がするw 別に批判する意図はなく,同じ当事者研究の領域で研究をしてて同じ用語にたどり着いた経緯を聞いてみたいだけだったのだが.もし勘違いでなければ残念だ.
2011-08-23 10:47:43医療環境を変える―「制度を使った精神療法」の実践と思想 http://t.co/YPMTzO8 @ueyamakzkさんは斎藤環先生とのひきこもり往復書簡とかこの本とかで,当事者研究業界では多少なりとも知られてたと思うんですよね.当事者研究業界のことよく知らないけど.
2011-08-23 11:03:05ただ「社会とつながれ!」「仲良くしろ」「適応しろ」っていうだけじゃダメで,その接続のあり方それ自体を問題に据えていく,という「つながりの作法」の考え方は,臨床的にも超重要であるし,そこに権力の介在を見出したりさまざまな理論的可能性があるだろうと思う.
2011-08-23 11:04:56先日かいたラカン派における「普通の精神病」だって,社会や身体や自己自身からの「脱接続(débranchement)」がその病理の核心なのであって,言い方を変えればそれは「つながりの病」だ.
2011-08-23 11:06:28当事者研究を行っている2つの流れが,同じ「つながりの作法」というキータームに独立にたどり着いたとしたのなら,それはこの創出された概念のもつ力,喚起力を証明することになると思う.僕はそれゆえ,この問題に興味をもっている.
2011-08-23 11:09:21なるほど / Togetter - 「@schizoophrenieさんによる、綾屋紗月氏の著作における「つながりの作法」の概念の使用に関する問題提起。」 http://t.co/yCApej1
2011-08-23 11:38:05@nagasek ぼくも上山さんの日記を読んで驚きました。剽窃したというより、概念をつくる、アイデアを生み出している地盤というかそういうものをいかに守り対話しながら育てるかかっていうことかなあと思いました。@ueyamakzk @schizoophrenie
2011-08-23 11:41:57@nagasek インスパイヤする、されるっていうのはとてもいいことだと思うんです。いいアイデアは共有された方がいい。ただ、アイデアがどういう文脈でどう活かされるか丁寧に考えないとこじれるかもと思いました@schizoophrenie @ueyamakzk
2011-08-23 11:44:32@nagasek 生き物でも別の場所で同時的に同じ進化が生まれる ってことはあるらしいですが、ただあまりに符合してしまっていて、僕も正直驚愕しました。@schizoophrenie @ueyamakzk
2011-08-23 11:46:01一方で他者とか隣人,公共性のあり方みたいな話にもつながってますが,多方面からの議論が盛んに行われることを祈ります. RT @nagasek @ishikawakzさんのコメントを追加しました。 togetter.com/li/178213
2011-08-23 11:55:56@nagasek あと、熊谷・綾谷両氏の本は、もう少しなんというか体験に語らせる系統ですね。なんというか上山さんのようなロジックと経験を編み上げようとしているものよりもっとベタな意味で当事者研究系な気はしました。@schizoophrenie @ueyamakzk
2011-08-23 11:55:28.@schizoophrenie 上山氏は大学の制度外にいるので可視化されにくいですがアクチュアリティがあります。私は美術家ですが上山氏の、動かないものを動かすという視点に美術活動に通じる論点を見つけ、フリーペーパーに寄稿をお願いしました。http://t.co/wcCQKJA
2011-08-23 12:14:11.@ishikawakz @schizoophrenie そのときも上山さんの思考に同時代との平行性を感じた時があります。「ディスポジション」という本があるのですが、http://t.co/stP0uyN
2011-08-23 12:18:31@ishikawakz @schizoophrenie このコピーが『明晰判明な主観認識にもとづく世界観の専横を脱し、より「うまくいく」世界の可能性を探るための、次代を担う理論家/実践家たちによる討議と思考の記録。』で上山さんの制度分析という論点とどこか交差する気がしていました。
2011-08-23 12:20:34.@ishikawakz @schizoophrenie 上山さんとのメール交換でも触れてます が、http://t.co/8OuZiFn、この場合は異なる切り口から「うまくいく」という状態を再考する契機がふとかぶった、という話で、今回の「つながりの作法」の話とは異なります。
2011-08-23 12:23:13.@ishikawakz @schizoophrenie 平行性、といってもこのくらいが一般的な感覚じゃないかな、と思うのですが。僕は「つながりの作法」という本を読んでいないので何ともいえません。
2011-08-23 12:24:47@nagasek 上山さん自身のまとめはこちらですね「その研究それ自体の方法論においてこそ、つながりの作法は立場を分かつだろうからだ(ありていに言うと、トラブルはそこで起こっている)」http://t.co/ysZT7By @schizoophrenie
2011-08-23 13:47:16@nagasek 僕は綾谷さんの感覚世界の記述は面白いなと思いました。あと熊谷さんは人類学者の大村敬一の「構成的体制」という言葉を使って制度と個体の動的な関係を考える。上山さんの制度分析とすれ合うとこでしょうか。これはギデンズなら再帰性と呼びそう。@schizoophrenie
2011-08-23 14:00:36@nagasek やっぱりタイトルにボーンとね上山さんのよく使ってた言葉が出てきちゃうので、そこがひっかかるなと。中身の研究とか記述の方針は少しちがうから。お互いで議論ができる材料だと思うんですね。@schizoophrenie
2011-08-23 14:04:01@nagasek うん、上山さんも綾谷、熊谷さんの本をちゃんと評価していますし、その上で題名が似すぎているというのがもう少し編集とか会社なのかわかんないけど、丁寧に注意できないかというのと、上山さんの言うようにネットの議論とリアル世界はどうつながっているのかいないのかという。
2011-08-23 14:06:09「つながりの作法」は著作物と言いにくいかな。アイデアにも著作権は発生しない。でもブログの記事は立派な著作物ですよ、自信を持って!他人事じゃないな。 / ネット上の努力の、公的な地位は? - Freezing Point http://t.co/YyFeuza
2011-08-23 12:26:19確かに自分もつながりの作法という言葉は上山氏のブログから知った。ただこの言葉が冠された件の本が出たとき、上山氏もわりといつもの調子でブログでコメントしてたから、同じ当事者研究界隈?の中で互いに見知ってる仲なのかなと、何となく思ったのだけど。http://t.co/VH0umND
2011-08-23 12:25:56