- GoghImaizumi
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#web小説でも許されないリアルな戦争の逆転勝利 ロクロワの戦い ①スペイン軍右翼が仏軍左翼を突破し、そのままの勢いで仏軍中央へと戦闘加入 ②スペイン軍が仏軍中央歩兵(3列)を2列目まで突き崩す ③最後の3列目が持ちこたえている間に総大将直卒の仏軍右翼騎兵がスペイン軍左翼を突破(続く pic.twitter.com/bo1SZubsri
2021-05-22 10:22:04④コンテ公(仏総指揮官)が先陣を切りスペイン軍の背後に機動した仏軍右翼騎兵が、持ちこたえていた中央歩兵とともにスペイン軍主力を挟撃 ⑤ス軍中央はテルシオと大砲を活用し騎兵突撃を撃退するも、指揮官フォンティーヌ伯が戦死 ⑥統制を失ったス軍は仏軍の包囲を突破できないまま力尽き壊滅(続く pic.twitter.com/VUjBFAvAaR
2021-05-22 10:27:52ほぼ互角の兵力が、互角の条件で激突したロクロワの戦いは、戦場での勝敗が時に一瞬の判断にかかっていることをよく示す好例だろう。 22歳の若さで初めて大軍を指揮したコンデ公は、果断な指揮で窮地を凌ぎ負け戦を大勝利へと変えて見せた。 pic.twitter.com/yVrSyLE7kr
2021-05-22 10:36:11#web小説でも許されないリアルな戦争の逆転勝利 エルサレム王崩御の隙をついて英雄サラディンが2万を超えるであろう大軍を動員したにも関わらず、若干16歳の、それもハンセン病を患う少年王ボードゥアン4世が400騎足らずの騎士(雑兵を含め万に遠く届かない)で完全粉砕したモンジザールの戦い(続く pic.twitter.com/7z2h7YafEy
2021-06-01 22:24:14サラディンが挑発を兼ね軍に略奪をさせながらエルサレムへ進軍していたところに、ハンセン病で体も満足に動かせないエルサレム王がわき目もふらずにアイユーブ軍本体へ全力で騎士突撃をかましてぶち抜いた。まさに、古今東西あらゆる騎士が夢見る戦いである。 歴史家アブ・シャーマは著作の中で(続く pic.twitter.com/aqPUmEA5Mm
2021-06-01 22:28:54「(フランク騎士は)狼のごとく俊敏で、犬のごとく吠える。」 「彼らはまるで燃え盛る炎のごとく、大軍で攻撃する。」 と形容している。 また、この恐るべき騎士突撃でアイユーブ軍が為すすべもなく崩壊していく中、ただマムルーク(奴隷戦士)だけが主君を護るため全滅するまで戦ったという。
2021-06-01 22:39:00#web小説でも許されないリアルな戦争の逆転勝利 1448年7月24日、艱難辛苦の果てに聖地にたどり着いた第2回十字軍はエルサレム王国軍とともにフランス王ルイ7世、ドイツ王コンラート3世、エルサレム王ボードゥアン3世に率いられ、中東で最も豊かな都市のひとつであるダマスカス攻略を開始(続く pic.twitter.com/HvyHcaEv5Y
2021-06-10 21:23:33聖地にたどり着くだけで疲労困憊していた十字軍は攻城兵器も十分な糧食も持たないまま進撃していたが、幸いにもダマスカス郊外は果樹園の宝庫。反撃を蹴散らしつつダマスカス西郊外にたどり着いた十字軍は果樹園から切り出した木材でバリケードを築き、塹壕を掘って攻囲の準備を整えていく。(続く pic.twitter.com/ZrqALkn4NG
2021-06-10 21:27:33・・・ここまではまずまず順調だったのだが、7月27日3人の王たちは何を思ったのかせっかく作った陣地を引き払い、ダマスカスの西郊外から南郊外へ軍を移動させてしまう。 敵の援軍が迫ってきていたとか、南側は果樹園が無くて開けているとかの理由から陣地を変更したようだが、せっかく苦労して(続く
2021-06-10 21:29:57作った陣地を放棄させられた兵士たちはたまったものでない。何より、果樹園を離れたことで食料の補給が出来なくなったことが致命的だった。しかも自分たちが作った旧陣地はムスリム軍が即座に占拠した。 士気がだだ下がりで糧食も乏しくなった十字軍は、王たちが互いに責任を擦り付け合いながら(続く pic.twitter.com/WUCJA3T5G3
2021-06-10 21:33:30僅か数日間ダマスカスを包囲しただけで撤退し、コンラート3世はそのまま帰郷。ルイ7世も復活祭まで聖地観光した後にフランスへと引き上げグダグダで終わった。 太平洋戦争の沖縄戦とかもだけど、安易に陣地変更とかするとそれまで一生懸命陣地を作っていた兵士の士気が激萎えで士気がヤバいし(続く pic.twitter.com/G2gfv4nEQf
2021-06-10 21:38:50#web小説でも許されないリアルな戦争の逆転勝利 同盟国フランスを援護するため3万を超える兵力でイングランドに侵攻したスコットランド軍が、数でも砲兵火力でも勝ったにも関わらず、サリー伯率いる留守部隊に大敗し国王が戦死したフロッデンの戦い。 スコットランド軍は丘の上に布陣して(続く pic.twitter.com/20JTVBuaAE
2021-08-04 19:14:34イングランド軍を待ち受けようとしたが、あっさりと背後に回り込まれ、後ろから英軍の大砲と長弓でフルボッコされたあと突撃され壊滅した。 3万超の兵力のうち1万人が死傷し、国王が戦死し(英軍の損害は約25000人中1500人ほど)たこの致命的な損害からスコットランドは建て直すことができなかった。 pic.twitter.com/t9lfy0Ddrt
2021-08-04 19:17:46防御作戦で有利な占領する場合、敵が我の望んだ時期と方向でその地形を攻撃せざる得ない緊要地形を選定しないとだめだというわかりやすい戦例であろう。
2021-08-04 19:20:23