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茂木健一郎
@kenichiromogi
時間というものはふしぎで、5年、10年と月日が重なると、自分自身だけでなく、自分の周囲の様子や、そもそもの世の中が変化していく。ある意味では、自分が学び、変化する様相よりも、周囲や世界が変化する様相の方が力学が烈しい。
2021-10-29 08:31:45
茂木健一郎
@kenichiromogi
出会う人もいれば別れる人もいる。亡くなる方も生まれる方もいる。政治家が現れ、去っていく。社会全体の課題やテーマも移ろっていく。そんな中、自分の道筋やチャレンジも変わっていく。果たすべき役割や期待されることも変わる。様相が、変化していく。
2021-10-29 08:33:05
茂木健一郎
@kenichiromogi
時間と自分の関係を、経つにつれて自分が変わり、移ろっていくと考えるよりも、むしろ、自分の周囲に世の中の景色があって、その景色がパズルのようにどんどん組み合わせや色が変化すると考えた方が実体に近い。そして、その力学は激烈で二度と戻らない。
2021-10-29 08:34:15
茂木健一郎
@kenichiromogi
国と国の関係や、メディアのあり方、地球と人間のつながり、社会的なトレンドなど、すべては劇的に変化して二度と繰り返さない。トランプさんは去り、中国が台頭し、極超音速兵器がイシューとなる。「私」の変化はゆっくりだけれども、世の中は劇的に深くパズルの組み合わせが変わっていく。
2021-10-29 08:36:04
茂木健一郎
@kenichiromogi
社会的マインドフルネスの中で、周囲のパズルがどんどん変わっていく様子を思う時、自分自身の変化はごくわずかだと気づく。そのように脱自己中心化した時間像をイメージすると、逆に、自分の中のごくわずかな変化をこそ大切に育てていこうという時間的身体性が生まれてくるのだろう。
2021-10-29 08:37:43
茂木健一郎
@kenichiromogi
以上、連続ツイート2606回「劇的に変わる世の中パズルの中で萌芽する時間的身体性」をテーマに5つのツイートをお届けしました。
2021-10-29 08:38:44