AKIRAナイトUSTから始まった「アンチSF」のお話
- kokada_jnet
- 3668
- 1
- 1
- 0
アンチって「反」だよね。過剰なだけではないような。内部から食破るような『虚無への供物』のようなSFって何があったかなぁーと。RT @okiraku_k @butfilp 基本的には自分のblogの「アンチ○○」の記事に挙げた作品です。http://t.co/lZQ8ud9
2011-08-28 21:34:10@butfilp 私は単に「過剰」というだけで作品を挙げてるわけじゃないですw。もちろん「反」があってのことで。「アンチ巨人」みたいな感じでテーゼに対する反対するだけじゃつまらんので、ジンテーゼであるべきといってるのでありますw
2011-08-28 21:38:49@okiraku_k 『ダールグレン』に反があったっけw? アンチSFって、SFのコアをセンス・オブ・ワンダーと仮定すると、センス・オブ・ワンダーの意味を無効化するSFなんでしょうね。あ、行き着くところはさっき否定したSFの定義論か(^^)…それだとつまんないね。
2011-08-28 21:41:48@okiraku_k 小鬼さんのアンチの記事、スタンスはよくわかります。でも日本におけるSF受容の歴史って、ある意味でアンチどころかカオスそのものですからね~w
2011-08-28 21:43:49@butfilp 昨夜の話ともダブりますが、ミステリはジャンルが求心的で「アンチ」をしっかり受け止めるだけの強固な枠なのでアンチミステリが成立。しかしSFはもともと離散的なので「反」をぶつけられると枠自体がどこかに飛んでしまう気が。ちなみに『ダール』は存在そのものがアンチwww
2011-08-28 21:48:02SFの枠組みをグタグタにするっていうのを「反」と捉える定義なら、あるかもw。RT @BitingAngle @butfilp ダールグレンは反SFどころか、アンチロマンじゃないかと思うくらいのグダグダっぷりだと思いますw
2011-08-28 21:48:28もうこのひとことに尽きるともいえるw RT @okiraku_k: @butfilp ちなみに『ダール』は存在そのものがアンチwww
2011-08-28 21:49:21@okiraku_k 『虚無への供物』はまさにミステリのコア部分に対するアンチ。そんなSFがあったような気がして喉元まで出てるのだけれど、USTも聴きながらなのでw、思いつけませんww
2011-08-28 21:50:50@BitingAngle 酒の席での話なんでだいぶうろ覚えですが、「日本で本当に”SF”というジャンルに拘ったのは第1世代だけだったのでは?」という話が昨夜出てました。
2011-08-28 21:51:38ディレイニーはロマンの枠をぶっこわそうとさんざん手を尽くすんだけど、最後は自分語りの罠におっこっちゃう(まあそれが芸風)、でもウルフはロマンの枠をめ一杯使いながら、その外に別の枠を何重にもセットしてしまう。小説書きとしてどっちが上かは言うまでもないw
2011-08-28 21:52:11@BitingAngle ちなみに先程の「その逆ではない」というのは、「自分は面白い本が読みたいんであって、SFならつまらなくても良いわけじゃない。詰らないSF読むくらいなら面白い学術書を読む」といった文脈ででた話です。
2011-08-28 21:52:47@okiraku_k その指摘は重要ですね。で、第一世代が苦労してうち立てた土台の上で踊りまくったのが、後に続く世代。そこからSFの浸透と拡散(さらに蕩尽)が起きて、今に至ると。
2011-08-28 21:53:46@okiraku_k 面白いSF以前に、おもしろくない物語は願い下げですね。SFであるかどうかは、むしろひとつの判断材料でしかないわけですし。
2011-08-28 21:56:17@BitingAngle そうなんです。前にもつぶやいた事があるんですが、最初は「面白いからSFを読む」だったのがやがて「SFだから読む」に変っていき、疲れちゃって一時離れたんです。その後復帰して今では「面白ければSFでも読む」というスタンスに落ち着いてます(^^)
2011-08-28 21:59:27@okiraku_k 私もだいたいそんな感じですかね~。SFを追うことが負担になるのは、やっぱりつまらない。むしろ選択肢が多いほうがSFを相対化できる、というのに改めて気づいたことで、ようやく現役に戻れました。
2011-08-28 22:02:57いいづらい話だけど、やっぱり「SFってめんどくせえ」と思わせたのはサイバーパンクがらみの動きなんですよ。あの頃にブームを追いかけて疲れちゃったSFファンって、絶対いると思う。あの運動で得たものも多いけど、SFにいろいろ面倒を持ち込んだ責任も否定できないはず。
2011-08-28 22:09:23そして他の作家はともかく、アジってばかりで大した邦訳も出なかったジョン・シャーリイについて、日本のファンはどう評価すればよいのか。そこは未だに納得いかない。
2011-08-28 22:12:20@okiraku_k 風呂で考えたw。離散は周辺の話、やはりコアの反がアンチでは。で、センスオブワンダと仮定すると、ヒトの認識に起因するものだから、認識の根本を揺すぶるSFかと。とりあえず京極夏彦の初期妖怪もの(特に『姑獲鳥の夏』『魍魎の匣』)を想起。あ、アンチミステリでもあるw
2011-08-28 22:13:51@butfilp でもヒトの認識を根っこから揺さぶるためには、やっぱり文学的なテクニックは欠かせないと思いつつあります。だから自分は上田早夕里さんとか、津原泰水さんの仕事に期待したいですね。
2011-08-28 22:16:21げっ何でも行ってますねw! Qの秘密の話はなかったですかw RT @BitingAngle ちなみにPenの記事の前にこっそり仕込んだTV版エヴァの記事も、ひとつよろしく。せっかく雨の中をイベント行って来ましたので(^^;
2011-08-28 22:17:03