大阪あそ歩（@osaka_asobo）さんの広報とパッション

@osaka_asobo

大阪あそ歩は宣伝広報費ってのがゼロですので（涙）　ポスター１枚ありません。すべて草の根、クチコミでやってます。

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パンフレットとホームページぐらいなんですな。あとはパブリシティでして。ぼくの知り合いの記者さんやメディア関係者にプレスリリースを送って、懇願して・・・というような状況です。

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ただ「クチコミ、草の根だけの集客やから、ほんまもんや！」という自負はあります。

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大々的にイベントキャンペーンを貼って、100万人、200万人動員した！といっても顔も名前もわからない関係性の人々で・・・要するに「大衆」の集まりですから。一過性の関係性で終わるんですな。

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大阪あそ歩は、知人、友人、誰かのお知り合い・・・というような「繋がり」で盛り上がってます。静かで、緩やかですが、ちゃんと人間らしい関係性や背景があるコミュニティであるということ。それが自慢で、そのコミュニティのネットワークを広げていきたいと思ってます。

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いま「まち」というものが、パブリックな空間と、プライベートな空間とに無惨に切り刻まれています。大阪あそ歩は「まちはコモンズである」という当然の主張であり、運動です。

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もはや日本人の約70％は都市に生まれ、都市に住んでいるんです。兎追いしあの山。小鮒釣りしあの川。もはや、そんな「ふるさと」はないんです。

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街路樹と、公園と、ネオンサインと、雑踏と。それがぼくらの「ふるさと」になりつつある。「まち」が「ふるさと」になりつつある。「まち」とは何か？もっと真剣に我々は「まち」を考えないといけない時代です。

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どのまちも、１つだって同じようなまちはないし、まちの多様性をもっと市民に享受してほしい。多様性はまた、可能性と置き換えてもいいです。まちの可能性。大阪のまちには、それがふんだんにある。その結果が、大阪あそ歩のまち歩き105コースです。

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核家族化。終身雇用の崩壊。東京一極集中化。それによって、血縁。社縁。地縁が、瓦解しつつあります。無縁社会なんて、恐ろしい言葉がありますが、人と繋がることがなくなって、人間が人間でなくなっていってます。

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大阪あそ歩は、まち歩きをやってますが、これはまちを舞台にして、そのまちの物語や歴史、ドラマを共有して、人間同士の繋がりを修復しようという運動です。

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元来、まち歩きなんてのは、非常にマニアックなもんでして（笑）ニッチで、高踏的で、衒学趣味なんですわ。しかし、こういうのが好きや、おもろいがな、という人たちがいて、そういう方たちを結びつける。ひとことでいえば、好縁社会（好きなもの同志の共同体）を構築しようとしています。

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実際、大阪あそ歩によって、ガイドさん、サポーターさん、参加者の皆さんがお友達になって、新しいコミュニティ・ネットワークができつつあります。これは大阪の新しいセーフティネットになりえます。大阪あそ歩の意義って、そういう部分です。