国立医薬品食品衛生研究所が報告した牛乳・乳製品の放射能測定値について
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@itoshunya @hayano @masato2desu @maygets (ただし、分析目標レベルを定量下限値=バックグラウンド誤差の10倍と検出限界値=バックグラウンド誤差のどちらで達成すべきかは規定されていません。前者の方がより厳密な分析を要求していることになります)
2011-09-03 11:28:42@itoshunya @hayano @masato2desu @maygets (また分析目標レベル20 Bq/kgは元来セシウム137単独の設定値ですが、セシウム134とセシウム137の合計量を放射性セシウムとして報告する場合定量下限20 Bq/kgは総量か個別適用か不記載)
2011-09-03 11:38:54@itoshunya @hayano @masato2desu @maygets 要は牛乳は飲料水と並んで他の食品より厳しい暫定規制値が設定されている結果、要求される分析目標レベルも他の食品より厳密であり、このためどこの検査機関も他の食品とは別の分析条件を設定して分析するのが通例
2011-09-03 11:50:20@itoshunya @hayano @masato2desu @maygets 実際に国立医薬品食品衛生研究所以外の検査機関がこれまで牛乳についてどんな検査結果を報告してきたか、食品流通構造改善促進機構がボランティアで運営する「食品の放射能検査データ」で確認することができます
2011-09-03 11:54:56@itoshunya @hayano @masato2desu @maygets 食品流通構造改善促進機構のデータベース「食品の放射能検査データ」http://t.co/ZZfPFml を産地:全て、品目:乳、採取日・公開日:すべて、表示順:厚生省公表順 で検索すると(続く)
2011-09-03 12:00:53@itoshunya @hayano @masato2desu @maygets (続き)これまでに厚生労働省に報告された乳と乳製品の放射能測定結果がすべて表示されます。残念ながら検査機関別の検索は現状ではできませんが、表示されている最小の測定値から検出限界値を推定できます。
2011-09-03 12:04:04@itoshunya @hayano @masato2desu @maygets 「50以下」なとどいう測定結果の報告は8/30に厚生労働省が公表した国立医薬品食品衛生研究所のデータ(11件、結果判明日は今年5/23-8/26)以外に見当たりません。
2011-09-03 12:11:55@itoshunya @hayano @masato2desu @maygets 国立医薬品食品衛生研究所は8/19付け日報第164報にも乳児用調製粉乳(いわゆる粉ミルク)の測定結果16件を報告http://t.co/Z5fMAKU 結果は全て「5未満」と表示(多分検出限界値)
2011-09-03 12:25:29@itoshunya @hayano @masato2desu @maygets 検出限界値5 Bq/kgなら、牛乳と乳製品の分析目標レベル20 Bq/kgを定量下限値=バックグラウンド誤差の10倍として設定した場合の検出限界値=バックグラウンド誤差の3倍として妥当な数字。
2011-09-03 12:30:10@itoshunya @hayano @masato2desu @maygets どうやら8/30付け公表の国立医薬品食品衛生研究所による牛乳・乳製品の測定結果は次の3つの可能性のいずれかと考えられます。
2011-09-03 12:36:36@itoshunya @hayano @masato2desu @maygets 1)誤って他の食品用の分析条件を適用、2)「(検出限界)5未満」と報告すべき所を間違えた、3)厚生労働省のまとめファイル作成時の転記ミス。個人的経験http://t.co/uFjAQUq からは3
2011-09-03 12:47:31ワシへの@は外してくれ。 君の主張は分かった。 RT @parasite2006: 1)誤って他の食品用の分析条件を適用、2)「(検出限界)5未満… http://t.co/OuS6zUV からは3
2011-09-03 12:50:21@itoshunya @hayano @maygets 報道発表資料を厚生労働省に送ると同時に地元向けにも公表する地方自治体の検査データなら、厚生労働省の日報と照合して検証可能ですが、結果を厚生労働省に直送するだけの国立研究機関のデータは機関に残る報告書の控えがなければ検証不能
2011-09-03 12:56:16大変に参考になりました。ありがとうございます。@parasite2006: @itoshunya @hayano @maygets 報道発表資料を厚生労働省に送ると同時に地元向けにも公表する地方自治体の検査データなら、厚生労働省の日報と照合して検証可能ですが、結果を厚生労働省に
2011-09-03 13:01:13@itoshunya @hayano @maygets 産地や検査機関の真摯な努力に水を差すことのないよう、監督官庁は細心の注意を!
2011-09-03 13:03:06付録:食品の放射能検査の条件をめぐる議論(正確に検査するには測定時間をかけなければならず、検査する検体数を増やそうとすると測定時間を縮めた精度の低い検査で辛抱しなければならないというジレンマ)
最終結果が同じで3σが50Bq/kgなら、この調子でたくさん測ってもらったほうが、良いよRT@hayano @parasite2006 分析目標レベル20 Bq/kgの牛乳・乳製品を定量下限値50 Bq/kgで...
2011-09-03 10:58:05@Ikaushi でも検出不検出の判定をよそは定量下限値20 Bq/kgもしくはこの条件での検出限界値5-6 Bq/kgを基準として行っている中で、定量下限値50 Bq/kg以上か以下かしか報告しないのは不確定要素が大きすぎ。日本食品分析センターは全食品定量下限値20 Bq/kg
2011-09-03 11:03:59付録2:「分析目標レベルは定量下限値か検出限界値か」論争に決着(環境規制では「分析目標レベルは規制基準値の1/10、定量下限値で実現」が約束事らしい)
検出下限を基準値の1/10にというのはコンタンさんに否定されたけど、どうもこの辺の数値が出てくるんだよなあ。ひょっとすると以前からの習慣なんかも知れないけど。例えば、ここ→http://t.co/RwKo4FJp とか、ここの表1→http://t.co/XqOLURVT とか。
2011-09-16 07:08:52@shanghai_ii 有難うございます。ご紹介の水http://t.co/TqoHxCtQ や残留農薬http://t.co/ixWjkPjh の例を見れば、環境規制では分析目標を規制値の1/10に設定し、これを定量下限値で実現することが約束事になっていたことが伺えますね。
2011-09-16 10:51:16@shanghai_ii 日本食品分析センターが(牛乳・飲料水とその他の食品とで暫定規制値が違う状況で)全食品を規制値の低いほうに合わせて一律定量下限値20 Bq/kgで分析しているのは、この慣習の延長線での対応なのですね。
2011-09-16 10:55:43@shanghai_ii 「分析目標は定量下限値で」というのが検査畑の約束事だとすれば、「緊急時における食品の放射能検査マニュアル」にとくに何も書いてなくても現場はそのように解釈して分析条件を設定してきたわけ
2011-09-16 11:04:26