茂木健一郎(@kenichiromogi)さんの連続ツイート第2729回「遠慮せずにものを言うということ」

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茂木健一郎 @kenichiromogi

連続ツイート2729回をお届けします。文章はその場で即興で書いています。本日は、感想です。

2022-03-03 06:48:09
茂木健一郎 @kenichiromogi

昨日は、ある教育系の研究会でやらかしてしまった。ほっと看過できないことがあったので、ばーっと話して、その後はその相手の人と仲良くなったが、いろいろな人から、「いやあ、茂木節よかったです」と言われて、恐縮してしまった。

2022-03-03 06:49:15
茂木健一郎 @kenichiromogi

先日のアベプラのもりてつさんとの時もそうだけど、ぼくは遠慮しないとかなり強いことばが勢いを持って出ていって、あの時ももりてつさんとそのあとやりとりして仲良くなったけど、そのあと案外信頼関係を築ける。遠慮をしていると、いつまでもコミュニケーションができない。

2022-03-03 06:50:21
茂木健一郎 @kenichiromogi

日本だとぼくみたいなタイプは珍しいのかもしれないが、英語圏にいくと普通で、アベプラのときも、文化が違っていたら、見え方は変わっていた。もりてつさんが「置物」と行って、竹山さんもそれを受けてオチにしたのでぼくが独弁したように見えたけど、それは単に日本だからだと思う。

2022-03-03 06:51:31
茂木健一郎 @kenichiromogi

日本では、強い言葉のボールを打つと、シーンとして、このひとはなんでこういうことを言っているんだろうという雰囲気になるけど、英語圏だったら同じくらい強い言葉のボールが打ち返されてくるので、ラリーが続く。それを前提にしゃべると、拍子抜けすることが多い。

2022-03-03 06:52:29
茂木健一郎 @kenichiromogi

もっとも、遠慮せずにものを言うという私の性質は、子どもの頃からで、三つ子の魂百までである。たまたま、日本の文化風土では孤立するだけで、英語圏では普通である。日米学生会議でアメリカに行ったとき、ああ、ぼくはここだと普通なんだなあと思った。

2022-03-03 06:53:29
茂木健一郎 @kenichiromogi

以上、連続ツイート2729回「遠慮せずにものを言うということ」をテーマに5つのツイートをお届けしました。

2022-03-03 06:54:06