ニコ「このところ、アランは出ずっぱりだから休みたいのも仕方ない」 聞けば、春は花を愛でながらのパーティーが多く、アラン様は休み無しで演奏してたそうだ。それは精神にくるワンね。ご主人も心配そうに、(続く)
2022-04-01 10:49:40カタ「休む暇もないのかもしれないけど、アラン様にゆっくり休んでくださいとお伝えください。お二人も」 アラン様がいそがしいということは二人も忙しいはずワン。 真摯なご主人の言葉に二人は少し頬を染めて、頷きいて早々アラン様探しに戻られたワン。 カタ「王族って大変ね…」 #キーカタのぽち
2022-04-01 11:01:47メアリ嬢登場
あっ、向こうからアラン様が、メアリ様に引っ張られてくるワン! メア「お仕事なのだからちゃんとしてください!」 アラ「いてっ、ストール引っ張るな息が苦しい!」 光景を見てたご主人は カタ「飼い主と犬みたい…」 ぼやいて、話すと長くなりそうだからとその場を退散したワン! #キーカタのぽち
2022-04-01 11:53:27キースと再会
「義姉さん!」 お城の出口で義弟くんと会ったワン。お父様と別れて、別の仕事に行くところらしい。 カタ「キース、今年もお花見しましょうよ! 明日なんてどうかしら?」 キー「お花見って、去年の…」 と、言葉を止めた義弟くん、みるみる頬を赤くする。 …去年何があったんだ? #キーカタのぽち
2022-04-01 12:19:02魔法省に戻ったよ!
お花見の話は今夜詰めようということで、魔法省に戻ったワン。昼時間を大きく過ぎたせいか食堂メニュー全部品切れ。 カタ「なんてこと…!」 呆然と固まるご主人に、マリアさんか手作りマフィンをくれた。 マリ「よかったらどうぞ」 ご主人、マリアさんにとびついて喜んでたワン! #キーカタのぽち
2022-04-01 13:55:33ラファエル、社畜的に登場
まだ満たされないご主人様に、ラファエルさんがパンをくれたワン。 ラファ「徹夜が過ぎて内臓機能が落ちて、食べきれないので…」 と、疲れきった顔で言ったので、ご主人様は心配げに仮眠室に促してたワン… #キーカタのぽち
2022-04-01 14:05:28ラーナ様が怪しいものをくれたよ!!!!
ラーナ様がチョコくれたワン。深緑色であやしすぎると思ってたら、ラファエルさんが来て止めてくれたワン。 魔法道具だったワン。 何する気だったワン…!
2022-04-01 15:25:30ご主人は持ち帰りの仕事があるから定時であがれるワン。 カタ「マリアから他にもおかしもらったし、お花見でたべましょう! となると、明日に備えて早く帰らなきゃね!」 お花見が楽しみなんだワンね、ご主人。鼻歌交じり、足取りがスキップだワン。 #キーカタのぽち
2022-04-01 16:20:24ここまでに他の幼なじみ全員が出ているのにソフィアが出せないことに気付く。
力業の修正を試みる。
そして、ソフィア登場!
帰りがけ、ご主人は本屋に寄ることにしたんだワン! 「明日花見するなら今日のうちに買っておきたい本、あるのよね!」 と、本屋のロマンス小説のコーナーに行ったら先客がいたワン。 「カタリナ様! 会いできるなんて光栄です!」 ソフィアさんが嬉しそうに挨拶してくれたワン #キーカタのぽち
2022-04-01 17:59:09それからご主人はソフィアさんと、ロマンス小説の話を楽しくしたワン! ソフィ「何を買われるのですか?」 ご主人は満面の笑みでそれを見せたワン 『姉弟幻想曲〜桜の下でつかまえて』 ソフィアさんはつぎの間には、猛烈に他のタイトルを勧めてたワン。 大丈夫、義弟くんは何もできないから…
2022-04-01 18:05:57帰りの馬車でご主人がぼやいてたワン。 カタ「やたらと友達の兄に恋する作品すすめられたけど、あれ、おもしろいのかしら?」 面白い以前の目的ワン、ご主人。 #キーカタのぽち
2022-04-01 18:09:17おうちにかえるよ!
お家に帰ったら、まだお父様と義弟くんは戻ってなかったワン。すぐ帰ってきそうなので、クラエス家の庭へ、花見の下見に行くことにしたワン。 カタ「まだ明るいし、ぽちとも外で遊びましょ!」 ぽち「キャワンキャワン!」 うれしくて飛び跳ねてしまったワン! #キーカタのぽち
2022-04-01 19:29:14去年、お花見した花の木は八分咲だったワン!ピンクのきれいな木下から、ご主人がへびの玩具を豪快にか投げてくれたワン! 「ぽち、取ってきて!」 「わんっ!」 そうして楽しんでいると、義弟くんが走ってきたワン!
2022-04-01 22:04:16夕暮れの中、オレンジ色に染まりながらやってくる義弟くん。 「義姉さんただいま。下見ありがとう。寒くなるからそろそろ入ろう」 ふんわり笑う義弟くんにご主人様も嬉しそうに笑って、 「見て、この時間の花も、すごいきれいじゃない?」 ご主人の目を追って花の木を見上げると、(続く)
2022-04-01 22:19:33夕映えの色を受けた花々はとても不思議な色あいで、僕も義弟くんもぼんやり見入ってしまったワン。 風にやわと揺れるそれば、日暮れるにつれだんだんと黒いシルエットに変わっていく。 普段じゃ見れない幻想的な変化は美しく、ご主人が満足そうに「帰ろう」というまで夕暮れの花見は続いたワン
2022-04-01 22:29:43