全史料協関東部会「被災文書を復旧する」 #saveMLAK
これから全史料協関東部会例会「被災文書を復旧する」。講師は東京文書救援隊事務局 木部徹さん。駒込地域活動センターです。#jsai
2011-09-13 13:26:21サブタイトルは「東京文書救援隊の考え方と技術」。「技術」もさることながら「考え方」に注目します。#jsai
2011-09-13 13:32:24被災資料の何が未曾有か? 被災地広大。被災資料膨大。汚泥と海水を被っている。被災直後の対応できず、長期に放置された。 #jsai
2011-09-13 13:42:03懸念された大規模なカビの発生は抑制さるた。なぜか。海水により、資料が「塩漬け」された。 #jsai
2011-09-13 13:44:09乾燥しても、汚泥はそのまま。アスベストやバクテリアによる異臭、紙に残存する塩分→黄変、塩の水分保持性によるベタつき→強度の低下の懸念。 #jsai
2011-09-13 13:51:29東文研文書復旧システムの開発について。システムの特徴は一枚ものに適用可能。専門的スキル不要。資料痛めない。作業安全。など。 #jsai
2011-09-13 13:57:01東文救システムの処理能力。ドライクリーニング→洗浄→乾燥・フラットニング 三名、一ライン、一日、300 ~400枚。 #jsai
2011-09-13 14:00:16東文救システムの2つのポイント技術。濡れた紙でも痛めず洗えるフローティング・ボード洗浄法。大量に早く乾燥できるエアー・ストリーム乾燥法。 #jsai
2011-09-13 14:09:22フローティング・ボード洗浄法は1966年のフィレンツェ被災資料の洗浄に初めて使われた。 #jsai
2011-09-13 14:11:05乾燥等の作業は難しいことでない。問題は乾燥後の評価・選別作業。専門的な知識とスキル必要。 #jsai
2011-09-13 14:13:23東文救システムによる復旧作業は従来法に比べ、画期的に早く、大量に処置できる。→被災地の雇用対策にも貢献。ボランティアでなく、雇用を。 #jsai
2011-09-13 14:16:46導入事例。大船渡福祉協議会、NPO宮古資料保存ネット、遠野市遠野文化センター、石巻市石巻文化研究センター、群馬県立文書館、宮古市、国立公文書館も導入とのこと。 #jsai
2011-09-13 14:20:02