言語史・言語差、あと言語を観光することが好き。「読んでる論文はだいたい言語学系だけど、卒業要件が一番すぐ埋まったのは数学科」とかいう応用物理修士。大学でナワトル語とかヘブライ語とか受講。「リパライン語入門」講師や MikanOS のリパライン語化。漢語音韻学(隋拼)の本をコミケで販売。@hsjoihsと同一人物
非母語話者が「先生も東京から京都まで新幹線でいらっしゃったことがありますか?」という文を書いてきて、「あー、そこに『いらっしゃる』は不可で、『行かれる』しか使えないなぁ」などと思うなどした
2022-05-31 11:24:52この話とは別の話だけど、 「- れる」形式の尊敬語は大きくなってから身につけた記憶がある 子供の頃は「お-になる」しか使っていなくて、「-れる」には違和感があった
2022-05-31 11:32:25『「いらっしゃる」は元来的に「いる」の尊敬語で、たとえば「明日は何時に会社へいらっしゃいますか」は「移動した結果、会社にいる」ことへの尊敬。今回は質問者が東京にも京都にもおらず、単なるA地点からB地点への移動の経験を尋ねていて不可』、とかかなぁ twitter.com/sashasakura/st…
2022-05-31 11:37:00ところで僕は「行かれる」をほぼ丁寧な可能の意味でしか使わないんだよな 僕だったら「先生も東京から京都まで新幹線でお行きになったことありますか?」とかかな 自分が京都に住んでいたら「先生も東京から京都まで新幹線でいらしたことありますか?」も確実に言えて、今回の場合どうだろう
2022-05-31 11:42:00私は容認できるけど、「先生も東京から京都まで新幹線でいらしたことがありますか?」の方が自然かな twitter.com/sosobotpi/stat…
2022-05-31 11:42:18@sosoBOTpi 「いらっしゃる」は居るの他に行くの尊敬語としても使われませんか? 語源的には「入らせられる」なのかも知れませんが。 本来は「お出でになる、お越しになる」でしょうけど、使いにくいのでいらっしゃるが定着したのかと思いました。
2022-05-31 11:46:16@usaanpe なんか結構母語話者の間でも容認度が割れてておもしろいです(世代差もあるのかも?)
2022-05-31 11:48:24twitter.com/HmKlavier/stat… > いらしてください」が「来てください」の意味で使われることはすべての年代で一般的なのですが、「行ってください」の意味で考えた場合には、若い年代での支持率が低くなっているのです。 なるほど
2022-05-31 11:49:15「お行きになった」と言ってしまったおれにとって、もはやこれくらいでは不可ではない twitter.com/sosobotpi/stat…
2022-05-31 11:50:28何らかの制約はある気はする。行くと来るなら来るよりだと思う。 「田中先生はどこだい?」 「先ほど、タバコ休憩にいらっしゃいました」 これだと言えない
2022-05-31 11:51:46