これでもう青森に来ても困らない? 実用「津軽弁」講座
- shijimi4438
- 16113
- 44
- 14
- 62
天気は良いのですが、すこし肌寒いような…? 津軽弁でいうところの「うすらさんびー」感じがしています。こういうとき薄手の服装で出歩いていると「わげものだな!」と言われてしまいます。まぁふつうに「若者」を「わげもの」と発音しているだけなので初見の他県民にも通じるとは思うのですが…。
2023-10-11 15:34:09関連用語で「お年寄り」を津軽弁的に発音するとどうなるかというと「としょり」で、ちょっと短く詰まります。歳を取ることも「としょる」とやや省略したような感じに。転じて、人間が歳を重ねるだけではなく、物が古くなることにも「としょる」は使っている気がします。
2023-10-11 15:39:02津軽では車の部分を略して「ねご」(※「こ」ではなく「ご」に濁る)呼びが一般的ですかね。油切れで音が鳴ってると「ねご鳴いでら」みたいにいいます。 pic.twitter.com/hL20Ps8bSm
2023-10-17 08:19:27うぢの近所でねご、あずましんた表情してら。 pic.twitter.com/ZYc1zUqP6Y
2023-10-17 09:23:19弘前市富田の清水です。清水は「しつこ」と読み、津軽弁で湧き水の意味。「とみたのしつこ」で通じます。区画になっているのは上流が飲料用で、下流にいくにしたがって生活用水と使い分けていたからと聞きました。写真は明るく補正してますが、現地にはドラクエのダンジョン的な雰囲気が漂っています。 pic.twitter.com/kcFbIU0jV3
2023-11-11 15:35:46ちなみに「しつこ」は清水ですが、「しつこい」様は「しつけー」ということが多いです。しつこい≒執念深い≒根っこが深いから転じて「ねっちょふけー」という表現もありますが、たぶん今の若い人はつかいません。冗談的なニュアンスではまだ意味は通じる、と思いたいですけども(周りに若い人が…汗)。
2023-11-11 15:40:57ちなみに富田の清水は弘前市紙漉町にあります。城下町にあって、紙を漉く町ということですから、きっと昔から水が良かった地域なのでしょうね。
2023-11-11 15:44:43お年寄りのむかしの弘前自慢に必ずでてくるのが「かくは宮川デパートには大館からも買い物に来た」というのがあって、たしかにおなじ秋田県内とはいえ大館からだと秋田市にむかうより県をまたいで弘前市にむかうほうが便利だったのだと思います。その後、かくははハイローザになって…つづく。 pic.twitter.com/HYthZFSoIw
2023-11-13 13:13:20つづき。当時どういういきさつがあったのかは存じませんが、当時弘前でいちばんの繁華街だったハイローザの地階に、大館のスーパーいとくが入ったのです。今は青森県内に何店舗かいとくがあります。そんなわけで、弘前市民だったシホンにはわりと大館はなじみのある地名ではあります。
2023-11-13 13:15:29ローリエ(月桂樹の葉)をもらいました。乾燥したイメージしかなかったので、小枝のまま渡されたときにはなんだか分からなかったです。恋占いのように一枚一枚ちぎっていくと、とても甘美で良い香りがしました。写真でみると作り物みたいですね。さっそく昨日の晩はポトフ風のスープを作りました。 pic.twitter.com/N3NUBbsFZs
2023-11-27 08:35:47[津軽弁訳]ローリエ(月桂樹の葉)もらったんず。乾燥しちゃあイメージばしだったはんで、ちっちぇ枝のまんま渡さいだどぎ、なんだが分がんねがったんず。恋占いだけんたに一枚一枚ちぎってったっきゃ、たんげいいかまり。 pic.twitter.com/YSLsLy3TCe
2023-11-27 08:43:21ねぷたのサンタ(強) 緑鬼が「あらげねぐさねんでー」って言ってそう。 pic.twitter.com/154AGwbCzR
2023-12-08 11:49:18さきほどのツイートの「あらげねぐさねんでー」は「荒っぽいことしないでー」という意味です。これ、気にするひともいないのでしょうが地味にふしぎな言い回しで。「荒っぽい気が無い」だと落ち着いてるはずなのに、なぜか逆に「あらげない」で荒っぽい気がある意味になってる気がするんですよ???
2023-12-08 13:39:19津軽弁(…なのかなあ?)のお話。お酒をたくさん呑むひとのことを酒飲みといいますが(こちらでは訛って濁点が付いて「さげのみ」といいますが)、それに類似する形で喫煙者のことを「たばごのみ」(タバコ飲み)というのは、もしかして一般的ではない??? 煙を飲み込んでいるのだから自然ですよね?
2023-12-11 14:35:22めんどくさがり屋さんのことを津軽では「からっぽのやみ」というのですが、冷静に考えるとからっぽのやみ…「空っぽの闇」なのだろうか、とか考え始めちゃって。「深淵をのぞく時、深淵もまたこちらをのぞいているのだ」的な、、、いや、津軽弁にそんな深い意味があるともおもえないんですけど。
2023-12-14 13:25:34机に飾っているカーネーションがしなべできました(標準語訳:萎れてきました)。 pic.twitter.com/zFqG40hgUH
2023-12-19 16:27:26やかましい黙れの意味の「うるさい」を標準語の話し言葉だと「うるせー!」になって少し語尾が間延びしますが、津軽弁では「しゃしね!」になります。ピシャッとはねつける感じというか、一周まわって英語の「シャラップ!」に近くなってるのおもしろくないですか?
2023-12-26 12:00:00カーブでスリップして道路わきの雪山にクルマが突っ込んでいる状態のことを「クルマ刺さってら」というのですが、この刺さるが一般的な表現か不安になった朝(ガードレールに刺さるとかいいますよね? と、おそるおそる)。
2024-02-02 08:28:11今日は節分ということで、豆まきにまつわる津軽弁を。こちらでは大豆ではなく「かんと豆」を投げます。殻付きのままの落花生🥜です(そういえば考えたことなかったけど関東豆? 広東豆?)。他の地域で大豆を投げると知った時はびっくりしました。
2024-02-03 15:40:01殻付き落花生方式のいいところは、たとえば小学校のときなんかは豆まきで教室や廊下に投げる(綿埃があったりする)わけですが、そのあと拾って殻を剥くと中身はキレイというところですね。
2024-02-03 15:41:25ちなみに豆まきとは関係ない話題ですが関連して、青森の呼び方で「にど豆」と呼ばれる豆もあります。たぶんエンドウ豆のことだと思います(ちょっと自信ないです)。
2024-02-03 15:42:43ショーウィンドウの、ルビンのこけしが可愛かった。 pic.twitter.com/FS1Q7Dcp46
2024-02-05 11:56:04