Togetterのクソまとめをきかっかけに、はてなでEVに関する熱い議論が交わされる。いいぞもっとやれ
- yoshiki_anime
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今北産業
コバルトフリー化技術はもう色々出てきてる。その中でもLFP(リン酸鉄)はすでにテスラとかBYDのEV車種に採用されてて、値段もお値頃で、寿命も長くて、完全に実用化された技術。
で、上の記事は、「コバルトがなくても困らない、LFPがあるじゃないか」という反論に先回りして「リン酸鉄系がよく引き合いに出されるけど」、そのリンだって足りないんだぞ、と言ってる。
でも、下の記事は、それはレアメタル的な意味での資源制約とは全然レベルが違ってて、EVに使う程度だったら全然枯渇の心配なんかする必要ない、お前そのことわかってて書いてるだろ、と言ってる。
市場原理の話はまあ定性的に理解できるんだけど、さっきのタイムスケールの例からもわかると思うけど電池の進歩って半導体みたいに速くないんよ。レアメタル使わないのは結構なんだけど、それが使えなかったとしてもみんなEVなり蓄電池が欲しかったらレアメタルを使ってる電池を使わざるを得ない(後、電池の新技術って声高に宣伝される割に実際実用に耐えるのが出てくるのってそんなに多くないんだよね)
この議論に参加するために最低限知っておくべき知識
法令関係
電池関係
4680の話
LFP(Lithium iron phosphate battery=リン酸鉄リチウム電池)について
テスラのモデル3が、テスラ/パナソニックのNCAバッテリーではなく、中国のCATL製LFPバッテリー搭載版を導入したことが、業界の話題になりました。NCAおよびNMCバッテリーはエネルギー密度が高く、高速・長距離のEVに好んで採用されているのが特徴のひとつです。一方、LFPバッテリーはNCA/NMCバッテリーに比べるとエネルギー密度には劣りますが、NCA/NMCバッテリーにはないメリットをいろいろ持っています。
LFPバッテリーの組成には有毒性のあるコバルト、マンガン、ニッケルが含まれていません。またLFPバッテリーに使われる鉄の価格はマンガンよりはるかに安価で、NCA/NMCバッテリーに比較すると製造コストをかなり低く抑えることが可能です。
「リチウムイオン電池の生産規模を拡大する上でニッケルが最大の懸念となっている。そのため、標準的な車種で鉄陰極に移行している。鉄(とリチウム)はたっぷりある!」。マスク氏はこう投稿した。