molbio08先生から免疫抑制について教えて頂く。

免疫抑制。1)制御性T細胞が活性化される。2)B細胞が枯渇を理由としてあげています。これにより帯状疱疹等が流行っているのはファクト。
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molbio08 @molbio08

専門分野は分子腫瘍学・分子生物学。抗体を活用した研究を行ってきました。腫瘍免疫は重要なテーマなので免疫学も守備範囲。大学で教えています。

molbio08 @molbio08

猫のエンジェルさんから続いているスレッドの疑問にお答えします。紹介した現象ですが、中村先生のNoteをご覧いただければ、理解が深まると思います。補足しておきますと、血液中の抗体レベルを調べてみると、接種者よりも非接種者の方が抗体を持っている比率が高いということです。 twitter.com/heartkirakirha…

2022-05-02 22:43:20
猫のエンジェル~♪ @heartkirakirha

@molbio08 @MasutaRanka つまり既摂取者が感染しても(未接種者であればできるはずの)N蛋白抗体ができない…。 抗体親和性成熟なのかなんなのかよくわかりませんが… かなりやばい…接種は感染しやすくなり、重症化しやすくなるという逆効果が考えられそうですね…、

2022-04-30 16:26:05
molbio08 @molbio08

ここで調べている抗体はNタンパク質抗体です。議論の前提は、接種者でも非接種者でもウイルスに接した確率は同じだろうということです。非接種者ではウイルスに接触した時に普通にNタンパク質の抗体ができるが接種者ではその割合が有意に低い。接種者では免疫反応が悪いということです。

2022-05-02 22:46:37
molbio08 @molbio08

その原因ですが、接種者では免疫抑制がおきているためだと考えています。制御性T細胞という免疫抑制の働きを持つ細胞が活性化されているために広範な免疫抑制効果を持つ物質がT細胞から分泌されているために新たな抗原であるNタンパク質に対する抗体ができにくくなっているのだと思います。

2022-05-02 22:50:18
molbio08 @molbio08

抗原原罪という現象は変異型ウイルスのスパイクタンパク質に対する抗体ができない原因にはなりますが、新規のタンパク質に対する抗体ができない原因にはなり得ませんので、この場合は関係ないと思います。制御性T細胞の活性化によって免疫全般が低下したことの影響でしょう。

2022-05-02 22:52:51
molbio08 @molbio08

もう一つ、考えられるのは武漢型スパイクに対する抗体を必要以上に過剰に産生してしまったために抗体産生するB細胞が枯渇して新規抗原に対する抗体を作る余裕がなくなったということでしょう。これは実はとんでもないことで、日々体内に入ってくる異物だとか体内で生じるがん細胞の抗体もできにくい。

2022-05-02 22:56:28
molbio08 @molbio08

つまり免疫のリソースを無駄遣いしてしまうために本来ならできるはずの抗体ができにくくなっているということです。武漢型に感染した人の血中抗体量を10とすると、その20倍とか30倍の抗体が接種者では産生する。これは明らかに必要以上の異常な抗体量です。変異型に効果がないものを無駄に生産する。

2022-05-02 23:07:30
molbio08 @molbio08

制御性T細胞が活性化されて免疫反応が全般的に抑制されるのに加えて免疫系のリソースも無駄づかいされて他の抗原への対応がおろそかになり、結果的に体内に潜伏していたウイルスが目を覚まし暴れ出す。この例が帯状疱疹。さらにがんの急速な悪化がおきる。さんざんなことになるわけです。

2022-05-02 23:10:42
molbio08 @molbio08

早くから自民党の国会議員の間には、接種者では時間の経過とともに免疫が低下していき、いずれは免疫不全状態になるという主旨のメモが流通していました。公務員や国会議員は接種勧奨の対象に含めないという法律がどさくさ紛れでできていますので、接種していない人が多いはずです。

2022-05-02 23:16:57
molbio08 @molbio08

こんな低レベルの政治家を持ってしまったのはある意味選んだ国民の責任ですが、野党はもっと問題が大きいのがさらなる課題です。mRNA生物製剤薬害事件を国会で追求すべきところを何年も前の桜を見る会とかを追求しかねない人たちです。次の選挙ではよく考えて投票すべきです。

2022-05-02 23:25:23