2011年9月22日

茂木健一郎(@kenichiromogi)さんの「こういう若者は、みどころがあるよ」

脳科学者・茂木健一郎さんの9月22日の連続ツイート。 どうせ社会には適応しなくちゃならない。しかし、最初から適応しているやつは、器が小さい・・・
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茂木健一郎 @kenichiromogi

途中でカダフィが部屋に撮影に来て、中断するかもしれないけど、とりあえず連続ツイート始めます!

2011-09-22 05:52:33
茂木健一郎 @kenichiromogi

こみ(1)とにかく若いときはみんな未熟で、足りないことばかりなのだから、誰も完成品など求めてはいない。それでも、その発展途上の自己下克上の中で、将来の大物の兆しが見えることはある。いつも、そこに注目している。

2011-09-22 05:53:24
茂木健一郎 @kenichiromogi

こみ(2)将来が期待できるやつのまず第一条件は、「過剰」なことである。過剰なものを刈り込んで、形を整えることはできるが、こじんまりとしているのを無理矢理引き延ばすことは難しい。過剰なやつがいると、おっと注目する。もてあましているくらいがいい。

2011-09-22 05:54:26
茂木健一郎 @kenichiromogi

こみ(3)とにかく、野次馬根性たっぷりのやつがいい。遠くを見ている。自分には手が届かなくても、いろいろなことを知っていて、一生懸命背伸びをしている。そういうやつはいいね。たとえ、今は身体性が届かなくても、そのうち追いついていくさ。とにかく、無理することだ。

2011-09-22 05:55:24
茂木健一郎 @kenichiromogi

こみ(4)科学で言えば、学校で学ぶ物理や化学とか生物とかそういうことじゃなくて、とにかくスゲーやつのスゲー仕事について、それがいかにスゲーのかを、熱く語れるやつがいい。全部理解なんてする必要はない。要するに、遠くのものをかぎつける、嗅覚が必要なのさ。

2011-09-22 06:09:33
茂木健一郎 @kenichiromogi

こみ(5)とにかく生意気なやつがいい。自分がそれをできるかどうかは別として、今社会で活躍しているやつらなんて、吹き飛ばしてやるぜ、くらいの勢いがいい。オレがお前の年になる頃には、もう少しまともな大人になっていてやるぜ、くらいの勢いがいい。

2011-09-22 06:10:30
茂木健一郎 @kenichiromogi

こみ(6)情熱的で、ときにはぶつかるくらいのやつがいい。やたらとケンカをふっかける。口論する。爆発してマグマを吹くくらいの勢いがいいね。噴火したあとは、さわやかなやつがいい。けろりとして、そうかい、て感じで酒を飲んでいる。どんと吹いてにこにこしている。ドンニコがいい。

2011-09-22 06:11:36
茂木健一郎 @kenichiromogi

こみ(7)要するに、生意気で、勢いがあって、過剰で、けんかっ早くて、社会で活躍している先輩たちを「オレはもっとまともになるぜ」というような若者が、やがて自分の身体と向き合い、できないことはできないと悟り、次第に円熟して、自分の身の丈でがんばるようになるのがいい。

2011-09-22 06:12:42
茂木健一郎 @kenichiromogi

こみ(8)最近心配なのは、若いくせにすでに妙に現実的で、野次馬根性もなく、「そういうのは知りません」なんて感じのやつが多いことかな。知らなくても、知ったかぶりくらいしろよ。シマッタ、と帰ってから猛然と調べろよ。過剰から出発しないと、刈り込んだり円熟したりもできぬ。

2011-09-22 06:13:59
茂木健一郎 @kenichiromogi

こみ(9)どうせ社会には適応しなくちゃならない。しかし、最初から適応しているやつは、器が小さい。はみ出すくらいの勢いのやつが、少しシュンとして、身の丈になっていくのがいい。そういうやつとは、うまい酒が飲めるね。勇気だからね。愚かさが過剰として出るやつを、いつも待っている。

2011-09-22 06:15:39
茂木健一郎 @kenichiromogi

以上、「こういう若者は、みどころがあるよ」についての連続ツイートでした。

2011-09-22 06:16:01

おまけ  今日のクオリア日記

茂木健一郎 @kenichiromogi

クオリア日記 龍神様は瞬いている。 http://t.co/CPxH4XiS

2011-09-22 05:33:42

コメント

@sckr295 2011年9月22日
やんちゃな若者待望論を壮年が口にするのは、自分がそういう教育しやすい原石を磨きたい、ってことだけなんじゃないのか。 ひねくれていた私は目に見える過剰さは他人に対する甘えみたいに見えたので憎んでいたし、いまでもそういう人間は嫌いなんだけれど。
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