〈業種店発想〉が個店、商店街を衰退させる

中小小売店の圧倒的多数は業種店。 その売場づくりは先行する同業種店の見よう見まね+業種問屋、業種メーカーの支援指導+創意工夫。 このまとめでは「業種発想」が個店、商店街活性化に及ぼしている負の作用を考えています。 実際の売場は〈業種店〉は存在せず、それぞれ個有の業容〈品揃え、提供方法、売場環境〉を構築、顧客に提案していますが、脳内に蓄積している〈業種の常識〉の作用で顧客指向の業容づくりが阻まれています。業種発想は、個店の繁盛、商店街の再構築を目指すなら克服しなければならない幻想です。
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情報創発研究 @takeoquolaid

そもそも「業種店」は実在しない概念。 「業種店」が存在するのは商業統計の 中だけであり「業種別経営分析」など が役に立つと思っているのはペーパー 診断士だけでしょ。 twitter.com/quolaidbot/sta…

2022-07-08 06:57:30
商店街再生への道 @quolaidbot

「業種発想」が商店街をダメにしている。 1.業種発想の売場は環境の変化に対応出来ない 2.業種発想の商店街が活性化の取り組み課題を  決定している。 その結果、 3.活性化事業の成果がほとんど蓄積されない 4.特に、個店シャッター内部への活性化事業の  浸透、効果はゼロである これすべて

2022-07-08 06:53:49
商店街再生への道 @quolaidbot

小売業にとってコンセプトとは何か? なぜ必要か? 業種店に必要か? どう作れば良いのだろうか? 今さら人には聞けないこともここでなら。

2022-07-08 11:29:20
商店街再生への道 @quolaidbot

今どき〈業種発想〉の個店が成立するのは、 業種店の集積密度が高いモールやごく一部の 商店街限り。ただし、商店街は業種的集積の ままでは持続可能性が担保できない。

2022-07-11 02:24:31
商店街再生への道 @quolaidbot

もはや商店街は、”専門店が集積して いるからあそこに行けば何とかなる” という〈目的達成可能性〉を消費者に 持ってもらえるほど業種店が揃って いない。 その点、モールは業種店を多数揃えて いるので行けば何とかなる。 最後の手段・GMSもあるし。

2022-07-12 06:38:54
商店街再生への道 @quolaidbot

モールのテナント群は業種店。 即ち、先行業種店の「見よう見まね」 で作られている売場ばかり。 業種店は〈数が勝負〉なので商店街は 「業種店街」のままでは勝ち目が無い。 第一、個店が存続出来ない。 業種から業容へ、街ぐるみの転換が 商店街唯一の適者生存術。

2022-07-12 06:50:55
商店街再生への道 @quolaidbot

小売業の事業機会=社会への貢献は、 小売業の定義からして「消費財の提供」 であり、「製造物の流通」ではない。 自分の顧客の生活に必要な消費財が既製 品で間に合わなければ手を尽くさなけれ ばならない。 この点「業種店」は違いますよ。

2022-07-13 03:21:44
商店街再生への道 @quolaidbot

人出を当てに出店する「業種店」は、 実は他店の存在を当てにしている。 業種店は〈業種的製品〉を流通させる ことが事業機会、同類の業種店の集積 が誘引する「買い回り客」が標的客相。 業種店にとって同類業種店の集積度合 でモールと商店街の立地性の優劣は明白

2022-07-13 03:31:54
商店街再生への道 @quolaidbot

『中活法・基本方針』には ”中小小売 商業の競争力の根幹は業種揃え、店揃 えの最適化” とされているが、競争力= 持続可能性の有力な要因と考えれば、 中小小売商業≒業種店の持続可能性は 所属する商業集積・施設の競争力に依存 している、ということ。 業種発想では〈単独立地〉は難しいし、

2022-07-13 05:00:53
商店街再生への道 @quolaidbot

集積としての競争力が衰弱趨勢に陥って いる商店街立地で持続可能な業種店は 限られるし、その将来性は保証されない。 このことからも。 1.個店の業種発想からの脱却と 2.商店街の商業集積としての持続可能性  の再構築 は一体的に推進しないと「共倒れ」となる ことはあきらか。

2022-07-13 05:00:53
商店街再生への道 @quolaidbot

顧客に対する消費財提供業としての 小売業が「業種店(=業種問屋、業種 メーカー、同業成功事例などを参考に 経営)」的な経験、知識、技術だけで 多様化〈客相化〉する顧客ニーズに 適応する業容を作り、維持することは きわめて難しい。 このことの理解が繁盛への第一歩。

2022-07-13 05:07:35
商店街再生への道 @quolaidbot

動画の吟味が必要なのは、たわらもとさん、 カカチャンネルさんの「解説」がけして特異なものでは無く、よく見られるアプローチだから、です。「商店街」という商業集積の発祥~現状を郊外型商業集積との関係もふまえながら解説するとき、商業集積についての知見をスルーして説明可能なものかどうか。

2022-07-29 10:11:13
商店街再生への道 @quolaidbot

スタート時点の取り組み 大店法当時、商店街の端末、駅裏などに 進出したスーパーマーケット(「SM」) は食料品、金物店などを中心に影響大 →通行量(来街買物客)の減少は誰の眼 にも明らか。 しかし、SMは正体不明(初見参)→適切・ 抜本的対策は不能。取り組んだのは「来街 訴求―販売促進」だけ

2022-07-30 09:18:47
商店街再生への道 @quolaidbot

大店法は対策準備期間として「協議に よる開店日の延長」を許したが対応策は 立案できず。指導支援に招致した学経、 コンサルタントも商業理論を装備して おらず、SMの分析不能・・・。

2022-07-30 09:18:47
商店街再生への道 @quolaidbot

来街・回遊客→通行量の減少は、 たちまち、商店街に多くの問題が 発現する。SM対策が講じることが できない商店街は、対症療法を 繰り返す・・。 招致された学経、コンサルタントに できることは、先行事例の紹介。 理論無き行政の施策は、実態調査こと アンケート調査を行い、症状別施策の 提供。 pic.twitter.com/CLg4MDgQPO

2022-07-30 09:33:53
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商店街再生への道 @quolaidbot

商店街的「経験と勘」とは: 1.個店経営について=自店の「業種店」の  経営経験  2.商店街運営について=全員参加型事業  (販売促進事業、施設整備事業)等の経験 3.それぞれについて先行事例などを参考に   した新しい事業発案 業種店の経営経験=「業種発想」とは?

2022-07-30 10:14:18
商店街再生への道 @quolaidbot

かねて案内しているとおり、我らが 商学界、商業学界は商学原論―現代 商業理論が構築されておらず、従って 売買接点:売場の理論もありません。 そうしたなかで個店の売場は何に 基づいて作られているか? 他でもない同業類似店の「見よう見まね」 で作られている・・・

2022-07-30 11:11:29
商店街再生への道 @quolaidbot

詳しく言えば: ①同業類似店(繁盛店)の見よう見まね ②メーカー問屋の指導助言 ③店装業者他の助言 ④時にコンサルタントの指導 これらに共通しているのはすべて「業種」を 前提にしたノウハウだということ。 「業種」とは何か?

2022-07-30 11:11:30
商店街再生への道 @quolaidbot

「業種店」は実在しない。 業種店は、産業分類上、同一と区分されて いる〇〇品種の割合が全体の5割以上を 占めているとき、その店舗は〇〇業種店に 区分されるというもの。 業種別の売場の作り方、などはありません。 業種店の売場づくりは見よう見まね、口伝 なので具体的に専門用語を使って考える

2022-07-30 12:28:34
商店街再生への道 @quolaidbot

工夫する、「仮説―試行」法を 使いますが、「仮説」の根拠は 見よう見まね、口伝ですから 合理的な結果の評価が難しい。 結局、売場はほとんど意味の無い 販促の工夫が雑然と取り組まれて いる。お客の視界などは忖度外。

2022-07-30 12:37:43
商店街再生への道 @quolaidbot

商店街運営の経験は: 競合と言えば隣の商店街だけ、という 時代に効果があった共同施設の整備、 販売促進事業の成功事例。 「肩が触れあうほど人出があった」 通行量さえ増えれば繁盛してみせる、 という声を信じて来街訴求イベントを 支援する行政・・。 もちろん行政も商業理論は装備して いない。

2022-07-30 12:37:43
商店街再生への道 @quolaidbot

やがて環境は出店緩和の趨勢へ SM、GMS、SC相次いで登場、 新集積間競争激化、商店街は 蚊帳の外。 理論無き対策は、中活法施行、 地域商店街活性化法施行、 まちづくり三法改正とスキームは 整備されるが対策は変わらず、 「業種発想」の取り組みが延々続け られて現在に至る。 その結果 pic.twitter.com/QIs3TFu6u0

2022-07-30 13:58:27
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商店街再生への道 @quolaidbot

がらり、着想を変えて「得意客の来店頻度の 向上、買い回り訴求による通行量増大」を 目指す。得意客の愛顧度向上=売場、商店街の 魅力増大、一見、新規客の増大につながる。 最も確実な通行量増大事業です。 どんな取り組みが考えられるか?(つづく

2022-07-30 16:30:50
商店街再生への道 @quolaidbot

その前に通行量に関する理論の確認 言うまでも無く通行量は交通量とは まったく異なる「専門用語」です。 商店街通行量の研究 note.com/takeoqiolaid/n…

2022-07-30 17:44:48
商店街再生への道 @quolaidbot

究極の通行量増大策は顧客維持・増大装置、個店売場の充実である note.com/takeoqiolaid/n…

2022-07-30 17:44:48
商店街再生への道 @quolaidbot

商店街は『コミュニティの担い手」ですが その前に、地産地商の担い手、です。 行政にはモールがあるから商店街は不要、 と思っている向きもあるので論破しましょう。 チェーンストアがはびこると国内消費財産業は フェイドアウトします。商店街は国内消費財 産業再興の☆!

2022-07-30 18:11:12