悪堕ちの作り方（基礎編）

鴉ぴえろ @piero_BBT

という訳で私見的な「悪堕ちの作り方（基本編）」を呟いて行きましょう。きっとテストに出ますよ。

鴉ぴえろ @piero_BBT

まず悪堕ちに必要なセッティングは （a）悪堕ちする人 （b）悪堕ちさせる人又は物品 こちらの2つです。 こちらを記入出来れば悪堕ちは50%完成したと言っても過言ではないでしょう。 悪堕ちに大事なのはキャラ、シチュエーション、そして変化です。土台となるキャラが決まらないと始まりませんね！

鴉ぴえろ @piero_BBT

キャラの次に作るのはシチュエーションです。シチュエーションは分解するとこのようになります。 (A)何故悪堕ちするのか。 (B)悪堕ちして何が変わるのか。 (C)悪堕ちして何をするのか。 (D)どのように終わるのか。 ここは順番に埋めなくていいです。ですが最低限2つは埋めてください。

鴉ぴえろ @piero_BBT

2つ埋めろというのは「2つも埋まれば、後2つ埋める展開が想像できる」からです。2つでいいので、強くイメージするシチュエーションを考えてください。 悪堕ちはキャラの変化、変質、結末で描かれます。とにかくキャラが必要です。ここさえクリアすればゴールが目前でしょう。

鴉ぴえろ @piero_BBT

最後に変化です。これはキャラの変化ですが、変化というのは誰かが見て、変わったと感じるための第三者が必要です。 この変化を示しやすいふたつの観測者が (α)変化を喜ぶ者、または望む者 (β)変化にショックを受ける者、または拒む者 となります。

鴉ぴえろ @piero_BBT

(α)が物品の場合であれば（β）だけでも良いですが、悪堕ちというのはメインキャラの善悪による綱引きです。つまり綱を引く両側がいれば自然と状況は完成するのです。 後は動かしたい心情に合わせてキャラたちのイベントを用意するだけで、悪堕ちは完成してしまうのです！

鴉ぴえろ @piero_BBT

連鎖落ちなどの場合はこれを数珠つなぎのように繰り返せば作れるでしょう。 最後にまとめとして、悪堕ちは変化の物語です。変化というのは化学実験にも似ています。なので箇条書きでもいいので上記の項目に書いてみると光明が見えてくるかもしれませんよ！ それでは貴方も良き悪堕ちライフを！