これは、今「坂の上の雲」を読んでるのが理由だと思うのだが、この本を読んでいるとすごい気持ちが暗くなる。無能で頑固なトップの指示で3000人が突撃して死んでいく場面は最たるもの。自分はそうありたくない、他山の石。
2010-05-08 08:30:29@Takeshi_Kouno なんか,現代の政界の雰囲気と重なるところがありますね.100年ぐらいでは日本は変わらないということか.
2010-05-08 08:40:07@zacky1972 そうそう、そうなんですよ。100年以上、何も変わってません。そして、今後もこの国を仕切る側は変わらないと思うと、ますますブルーです(笑)。 この小説は長いのですが、得るものが多いです。
2010-05-08 09:29:12よく言われるのは,日本は下士官が優秀なのに比べて指揮官が劣ると.日清戦争や太平洋戦争の時代から現代でも変わっていないと思われる.
2010-05-08 09:37:06そういう国の統治のあり方として,多数決で一つの政策を採用する方法だと,意見がまとまらずに変な妥協案になってしまうことが多いのではないかと思う.
2010-05-08 09:40:46むしろ一つの政策に絞り込んで重点的に資源配分するやり方よりも,お上からは口出しせず規制をなくして自由に「下士官」にやらせる方が合理的では?
2010-05-08 09:40:53これもよく言われますが,初等教育は優秀でも高等教育がそうでもないのが原因の一端かもしれないですね.RT @kuboaki: @zacky1972 有能な下士官が育つとしても、そこから上等な将官が育つには別のなにかが必要なのかも。
2010-05-08 09:48:15評価・昇進システムにも問題の一端があります.ご機嫌取りが昇進するのは,日本ではないですが三国志からそうですね.RT @nelnel: @zacky1972 @kuboaki 有能な人がいないわけではないと思うのです。ただ、有能な人が偉くなる仕組みがない気がします。
2010-05-08 09:50:33一つの仮説ですが,細部に通じすぎていると,大局が見えなくなるのかもしれないです.将官教育のためには,あえて細部を無視するすべを学ぶ必要があるのかもしれません.帝王学というやつか?
2010-05-08 09:53:36「ソフトウェアアーキテクチャをいかにつくるか」とか「イノベーションをいかに生み出すか」とかは将官教育と似たような事情なのかもしれません.
2010-05-08 09:55:01これらも,細部に通じすぎていると大局が見えなくなると言う意味で,本質的に似ているように思います.
2010-05-08 09:55:30@zacky1972 欧米に習うのであれば、高等教育の役割分担をするのでしょうね。ただ東洋のやり方があってもいいですね。・・・適当なこと言ってますが。
2010-05-08 09:57:32猿まねではなく,時間がかかっても自分たちのやり方を模索するべきだと思います.RT @nelnel: @zacky1972 欧米に習うのであれば、高等教育の役割分担をするのでしょうね。ただ東洋のやり方があってもいいですね。・・・適当なこと言ってますが。
2010-05-08 09:58:49昔から思っているのは,昔の科挙などにせよ,現代の大学受験にせよ,暗記中心の選抜をした後で高等教育をするのは,多くの場合に後で伸び悩むのではないかと.
2010-05-08 10:06:22将官の事例などさまざまな局面の問題の一端は,「なぜそうなるのか」を考え抜かないことが根本的な原因の一つではないかと仮説を立てています.
2010-05-08 10:07:44中国や欧米の文献を読んで「追いつけ追い越せ」が中心的な課題だった頃には,暗記中心でもいいかもしれませんけど
2010-05-08 10:09:14新たな価値観を探さなければならない時代には,既に役に立たなくなった前例にとらわれて思考停止に陥っているがゆえに,さまざまな問題が噴出しているのだと思います.
2010-05-08 10:13:45@zacky1972 鎖国時代に他国に負けない学術や文化が花開いたのは案外自分で考えたり工夫したりしたからかもしれませんね。
2010-05-08 10:16:25現代が今までの鎖国と違うのは,グローバリゼーションを前提にする必要があること.他国の技術や文化に目を配りつつ,自分たちでも議論を深める必要がある.
2010-05-08 10:21:00研究をやっていて,ここのさじ加減は実に難しい.文献を読みすぎると,自分たちの問題が何だったのかわからなくなってくる.文献に書かれていることは,あくまでその文脈で有効なのであって,うのみにすると痛い目を見る.
2010-05-08 10:22:46僕自身は,少量の良質な文献を熟読する方が思索が広がっていい感じ.これに現場の技術者の方々との意見交流と合わさると発想が膨らむ.
2010-05-08 10:25:44研究者でもその穴にハマることが多いのですか? 企業では他所での成功例を実質的に真似したがる人が多いと思っていますが、大学でもだとすると… QT @zacky1972: (略)文献に書かれていることは,あくまでその文脈で有効なのであって,うのみにすると痛い目を見る.
2010-05-08 10:34:57研究のための研究にしたくないので.RT @YoshiWoods: 研究者でもその穴にハマることが多いのですか? 企業では他所での成功例を実質的に真似したがる人が多いと思っていますが(略)QT @zacky1972: (略)文献に書かれていることは,あくまでその文脈で有効
2010-05-08 10:37:49