ドスケベうさぎメスケモとすけべする小説 シーズン2第四話 (第十話)
「わかるよ! ずっと目が泳いでるもん」 バレバレか。まいったな。 「でも、ラビノイドじゃないんだよね」 これも嘘はついてない。 「あれ、地球人なの? ……大丈夫? また刺されない? 地球人の女の子も嫉妬深いよね?」 「大丈夫、だと思うけど、修羅場になるのは怖いかな」
2022-09-23 22:38:09「まさか、私と付き合ってること言ってない?」 「うん……」 「それはズルいよ! ちゃんと話さなきゃ!」 「……いつか、言うよ」 「ちゃんと堂々と付き合いな?」 アイリーに怒られてしまった。 「……で、家に来てほしくないってことは一緒に住んでるの?」 「うん、まぁ」
2022-09-23 22:38:37「ず〜る〜い〜よ〜、私とも同棲してないのに〜!」 アイリーは妹と暮らしてるし、簡単に移り住めない。そんな中、アイリーそっちのけでフェリンと同棲している俺がどう考えてもおかしいのだ。 「うーん、どんな子なんだろ〜、気になるな〜ダイスケが同棲してる子〜」 「い、いつか紹介するから」
2022-09-23 22:38:54「絶対だよ」 「うん」 ギリギリの綱渡りをしている気分になる。リンを庇ってアイリーを失うことにはなりたくない。 焼け付くような不安感は増すばかりだ。 どこかで、ちゃんと決着をつけねばならない。 ーーーー
2022-09-23 22:39:13「リン、ただいま」 「……おかえり、遅かったな」 「ごめんね」 「……帰り遅くなるなら、言えよな」 「ごめんね」 「……帰ってこないかと思った」 「そんなことしないよ」 ギュッと、リンが俺を抱きしめる。 「怖いんだよ」 リンの俺への依存が、どんどん増してきている気がする。これはまずい。
2022-09-23 22:39:46「怖いんだよ、いつかどっか行っちゃうんじゃないかって」 「どこにも行かないから!」 「……ごめんな、ウザいよな」 「安心して、リン」 リンが、俺にキスをした。ぎこちない、不器用なキスだ。 「ダイスケ……」 潤んだ瞳が、俺の心を搔き乱す。
2022-09-23 22:40:07「金もない、セックスもしない、役にも立てない、そのくせ扱いは厄介者だ。いつか嫌になるんじゃないかって、ずっと不安が拭えないんだ」 「リン」 「アンタに嫌われたらオレ……オレ……」 「大丈夫、大好きだよ」 「ならせめて抱いてくれ。どうやったら繋ぎ止められるのか分かんねぇんだよ」
2022-09-23 22:40:26「……抱いても、今度はいつ飽きられるか不安になったりするんじゃない?」 「……そうだけど」 「信じて」 「ダイスケ、なんでそんなお人好しなんだよ」 「俺にもわかんないや……」 状況は悪くなるばかりだ。 リンの精神状態はいつ爆発してもおかしくない。いっそ全て打ち明けたい気持ちに駆られる。
2022-09-23 22:40:58俺たちはテーブルについて黙々とご飯を食べた。食べ終わって、リンが皿を洗って、一息ついて。また、夜は二人で寄り添って眠る。 はずだったのだが。 LINEの着信音が鳴る。画面の表示はアイリーだ。 「もしもし、アイリー?」 「ダイスケ、ちょっといいかな」 「うん、どしたの? こんな夜に」
2022-09-23 22:41:30「……今、ダイスケの家の近くにいるの」 「えっ」 「ダイスケと同居してる女の子の顔見てやりたくって」 「ええー!?」 「まさか隠したりしないよね? いるんでしょ?」 「いるけど! 今日!? 今から!?」 「やっぱりねー、納得できないよね! 彼女としては!」
2022-09-23 22:41:55ラビノイドは情熱的だ! 嫉妬しないんじゃなかったのか? 「なんかスッキリしないから、せめて見てやりたくって。私のことはその子に話した?」 「まだ話してない……!」 「ほらあ! こういうのはいつまでも長引かせると駄目だよ! ……もうついたよ」 「うげっ」
2022-09-23 22:42:14「なぁ、誰と話してるんだ?」 「リン……今はちょっと!」 家のチャイムが鳴る。アイリーが来てしまった。 ……これは、もう、成行きに任せるしかない。リンが、アイリーに危害を加えるようなら、追い出す覚悟もしなくてはならない。
2022-09-23 22:42:32扉を開き、アイリーを招き入れる。 「さーて、顔を見てやろうかな! どんなかわい子ちゃんなの?」 ふんっ、と鼻息荒くしたアイリーがズカズカと家の中に入ってきて…… 「……なんでフェリンがここに」 「……ラビノイド……!」 リンが総毛立つ。俺の方を見る。
2022-09-23 22:42:58「リン、ごめん。ずっと言ってなかったんだけど、俺の恋人はラビノイドだ」 リンが、恐怖と、憎悪と、悲しみと、いろんな感情がない混ぜになった顔で俺を見る。 そして、俺に抱きついた。 「な、なぁ、目を覚ませ。アンタも誑かされてるんだ、コイツらに」 「リン……」
2022-09-23 22:43:27「騙されるなよ、ラビノイドは侵略者だぞ」 「俺は、アイリーを愛してる」 「……嫌だ、嫌だ! 捨てないで! 頼む! 捨てないでくれ!」 「捨てないよ」 リンが半狂乱になって縋り付いてくる。爪が食い込み、俺の腕からわずかに血が流れる。
2022-09-23 22:44:01「嘘だ! みんな……皆おかしくなっちまうんだ! ラビノイドに変な薬を使われたら、味方だと思ってた奴らも、みんなラビノイドに寝返った!」 「大丈夫だ」
2022-09-23 22:44:31「そうだ! オレを抱けよ! ラビノイドとヤったんだろ? オレも同じことしてやるよ! 好きにしていい! ケツ穴だって使わせてやる! 子供だって産むから! だからっ!」 「落ち着いて、リン」 「やだぁ、捨てないでよおぉ……もうこれ以上」
2022-09-23 22:45:07リンが崩れ落ちる。床にポタポタと涙が染みを作った。 「もう俺から何も奪わないでくれぇっ……!」 しばらく、俺はリンの小さな体を撫でてやった。アイリーは、何も言わない。 「……ごめんね、アイリー、全部話すよ」 「……んー!」 アイリーは憮然とした顔をしている。
2022-09-23 22:45:37「ダイスケとお布団で久々のエッチだ〜」 「……そだね」 「ダイスケ……」 「えーと、シャオリンちゃんだったかな? よく見ててね?」 「……アイリーのこと、たまによく分からなくなるよ」 「いいからいいから」 アイリーと俺は、全裸になっている。 リンは不安そうにこちらを見ている。
2022-09-23 22:46:33セックスが終わった瞬間、俺が目を冷ましてリンのことを捨てるんじゃないかと考えているのかもしれない。 アイリーを愛撫する。柔らかい肉感溢れる体。やはりラビノイドの体は最高だ。リンのしなやかな細い身体も捨てがたいけど、巨乳にはやはり引力がある。胸に指を食い込ませる。
2022-09-23 22:46:55「あん♡ああっ♡優しくされてる♡幸せ〜♡」 アイリーはわざとらしく普段言わない事を口走る。まるでリンに見せつけてるみたいだ。 「好きな人に、触ってもらうと、ふわふわして幸せな気持ちになるんだよ♡」 「……俺のことも気持ちよくして」 「大好きな人のちんぽならいくらでも舐められちゃう♡」
2022-09-23 22:47:23アイリーにフェラしてもらう。半勃ちのペニスがギンギンになる。 「私で気持ちよくなってくれたんだね♡」 「アイリーのフェラはいつでも気持ちいいよ」 「嬉しい♡」 チラッと、リンの方を見る。リンは、二人の痴態を見て何を考えているんだろうか。困惑の表情だ。
2022-09-23 22:48:31「二人でお互いを気持ちよくしたら、一つになります!」 「……じゃあ、入れるね?」 「来てぇ♡」 正常位でアイリーに挿入する。相変わらず最高のまんこだ。 「はあんっ♡いいっ♡」 「うっ、気持ちいい……」 「幸せっ♡幸せっ♡愛されてるっ♡」 「そんなにちんぽ入れられて幸せ?」
2022-09-23 22:49:11「超幸せっ♡何も考えらんないっ♡ダイスケは?」 「俺も幸せだよ」 「二人で幸せになれるって素敵だね♡」 「そうだね?」 なんでそんな強調するんだろうか。 「来て♡来て♡射精して♡」 「うん、いくよ」 「激しいっ♡あああ♡」 腰の動きを早める。アイリーが嬌声をあげる。
2022-09-23 22:49:38