「マイマイ新子と千年の魔法」―ラピュタ阿佐ヶ谷での再上映に向けて―

まとめました。
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富崎学 @manaboo2009

本日放映された『オトナ帝国の逆襲』と『マイマイ新子と千年の魔法』は奇しくも同じ昭和30年代をモチーフとする作品だが、前者が未来を夢見ているのとは逆に後者は過去(千年前)を夢見ているというおもしろい符合がある。だが、両作品のテーマはもちろん全く異なっている。

2009-12-18 22:44:20
富崎学 @manaboo2009

まあ、大阪万博ってのは昭和45年なんだけどさw

2009-12-18 22:46:58
平田@のぶ @sakasa_don

オトナ帝国は現代を基点としてるからノスタルジーとしての過去や(子供の)未来という時間軸にすごく敏感に反応するし、その時間差こそが重要であるのに対し、マイマイ新子の場合は我々から見た過去が現代だし、時間差が想像力というものに転化されることで無効化される=重要視されないことが違いか。

2009-12-18 23:02:21
平田@のぶ @sakasa_don

とはいえ話の構造的には時間の蓄積や経過があるゆえのエンディングだったりするわけで、必ずしも時間そのものを無効化しているわけではないのだけど、オトナ帝国との判りやすい対比として。

2009-12-18 23:05:43
@niraman

マイマイ新子の町並みはえらくリアリティがあった。駅の周辺とか特にね。もちろん昭和三十年代を実際に見たことはないんだけど、ああいう時代があって普通に生活していたんだな、ってことが理屈じゃなく分かる。サマーウォーズの田舎の家にもリアリティは感じたんだけど、別種のものだな。

2009-12-18 22:49:48
@niraman

サマーウォーズは大家族じゃなくて親戚だよな。普段は離れて暮らしていてああいう時期にだけ一緒に飯を食う。だから和気藹々としている。同居していたらああはならないよ。一年に一回しか会わないおばあさんが死んだから心の底から泣けるのだね。あいや、正月も来るか。

2009-12-18 22:54:08
富崎学 @manaboo2009

『マイマイ新子と千年の魔法』は今夏の『サマーウォーズ』をかるく超えてしまったと言っていいんじゃないだろうか。というか、既にジブリ越えしたと言ってもいいぐらいではないか。

2009-12-18 22:58:51
富崎学 @manaboo2009

『マイマイ新子』の片渕須直、原恵一、細田守、ここらへんの人たちが今後のアニメ映画を支えていくことになるんだろう。宮崎駿が耄碌したからちょうどいいんじゃないか?世代交代だよ。『借りぐらしアリエッティ』で米林宏昌がこけたらジブリはいよいよ不要になる。

2009-12-18 23:11:26
@niraman

そういや周りに新子みたいな子はいなかったなあ、って当たり前だ。祖父が数学教師で父親が大学の子供なんていなかったよ。子どもが俗物になっていくのではなくて俗物な子供がそのまま大人になるだけだ、ってのは見てきたからわかる。想像力豊かな子供はいるが、子供は想像力豊かってわけでもない。

2009-12-18 23:11:34
@niraman

もちろん大学教授の娘である新子と想像を共有するのは医者の娘である貴伊子のみであって、千年前のお姫様は著名歌人の娘にして千年後にも伝わる女流作家の清少納言なのはある種必然か。なんて嫌な視線を持ち込むこともないが、思ってしまったから書いとく。作品自体の評価とは全く関係ないけどね。

2009-12-18 23:16:46
平田@のぶ @sakasa_don

@niraman おお!彼女達がそういうある種インテリ階層であるということは抜け落ちてましたわ。想像力というのはたぶんにリテラシーの影響を否定できないわけで、これはこの作品のキモになる「(こどもの)想像力」というものを考える上でも面白い指摘だと思います。

2009-12-18 23:23:36
@niraman

@wtnbhrt 貴伊子の家に小公女やハイジが転がっていなければ新子と想像を共有することとは難しかったと思います。また、貴伊子の家で印象的に本や絵画やオルゴールが描かれたことはその後の新子とすんなり仲良くなる描写に説得力を与えているような。想像ですけど。

2009-12-18 23:32:10
富崎学 @manaboo2009

だが、実際のところ『マイマイ新子と千年の魔法』というのは誰が見るのだろうか?というか、マイマイ新子の原作はクロワッサン連載なので基本的には大人向けなのだが、アニメ自体はもっと幼い層を対象(あるいは親子連れ)としていたのだろうが、マーケッティングとして成功していただろうか?

2009-12-18 23:21:24
富崎学 @manaboo2009

幼い層が見るには「死」というモチーフがあまりに刺激が強すぎたような気がしてならない『マイマイ新子と千年の魔法』。もちろんこの作品はあの「死」がなければ成立しない何も削ることのできない完全な作品だ。一方ジブリ作品というのは誰を対象にして作品をつくるかという点において全くブレがない。

2009-12-18 23:26:10
平田@のぶ @sakasa_don

@manaboo2009 あの「死」の取り込み方といい必ずしも制作レベルでは子供をメインターゲットにしてたとも思えませんねぇ。そういう意味で劇場公開時間帯やパブなどマーケティングの失敗ではないか?という意見はよく見かけますし、私自身もわりとその意見には肯定的です。

2009-12-18 23:34:14
富崎学 @manaboo2009

@wtnbhrt そうなんですよねえ。僕は小学生5、6年の女の子あたりが一番のターゲットだと思う。この世代ぐらいより上ならあの「死」を見せてもいいと思うんだな親心としてwだけど、映画、売り方はもう少し下の層が想定されていたように思うんですよ。そういうのもっと計算高くならないとね。

2009-12-18 23:38:40
富崎学 @manaboo2009

「大人が安心して子供に見せることができるアニメ」という点ではジブリ・ブランドというのは確立されていて、確実に需要があるだろう。これはしっかりとしたプロデュースが成されているということであり、本当に必要なのはこうした映画制作が可能なプロデューサーではないかという気もしてくる。

2009-12-18 23:34:31
平田@のぶ @sakasa_don

ジブリのプロデュース力の高さは宮崎/高畑というクリエイターの作品を世間に届けるというミッションの忠実な遂行によるものだと思う。この辺ディズニーに近い感じがする。

2009-12-18 23:51:12
秋田紀亜 @akita_kia

@wtnbhrt その割には鈴木Pは余計なことし過ぎなような。

2009-12-19 00:00:11
@niraman

マイマイの上映館数の少なさと時期の短さはどうにかならんかったのかな。他は知らないが新宿ピカデリーでは行きにくい時間帯で満席だったそうじゃないか。ヒットとはまた別の問題で、観たい人間が観れない状況を作ってしまうのはどうかと思う。まあ、急にスケジュール変えることはできないのだろうが。

2009-12-18 23:42:47
@niraman

ときかけの時にも近いことは思ったが、テアトル新宿では割と長く上映していた気がする。テアトル新宿だからできたのか。

2009-12-18 23:44:53
平田@のぶ @sakasa_don

シネコンというのも融通の効かなさに関係ありそう。RT @niraman: マイマイの上映館数の少なさと時期の短さはどうにかならんかったのかな。ヒットとはまた別の問題で、観たい人間が観れない状況を作ってしまうのはどうかと思う。まあ、急にスケジュール変えることはできないのだろうが。

2009-12-18 23:53:17
@niraman

@wtnbhrt テアトルでやるべき映画でしたね。ときかけよりよっぽど。

2009-12-19 00:18:55
富崎学 @manaboo2009

さて、その『マイマイ新子と千年の魔法』明日のラピュタ阿佐ヶ谷レイトショー初日は絶対見たいんだけど、普通に仕事だから、チケット購入が間に合うかどうか。明日を逃してもあさっての日曜は確実に見る!

2009-12-18 23:43:20
富崎学 @manaboo2009

ラピュタの上映でいろいろ確認したら、『マイマイ新子と千年の魔法』についてネタバレをバンバンつぶやくつもりなので、ネタバレがやな人は読まないでくださいね。とりあえず僕が確認したいテーマは、昭和30年代、千年前、そして、現代です。この映画は単なるレトロスペクティブな映画ではない!

2009-12-18 23:48:26
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