- tebasaki_s
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このtogetterでは「日本の電機メーカーじゃできない」と言ってるが、そもそもipodみたいな商品はたいていの企業じゃ製品化できない。
2011-10-01 20:39:05@fussoo_moe 「日本以外の企業なら作れる」が真だとすると、アップル以外の海外メーカからも出てないとおかしいですからね。
2011-10-01 20:45:08製品開発には主に二つのプロセスがある。既存の市場からニーズを汲み取って開発し、市場に流通させるもの、もうひとつが新技術、新コンセプトによって新しい市場を構成するようなものを開発して市場に流通させるというもの。
2011-10-01 20:40:37前者は手堅く既存のユーザーがいるため売り上げも計算できるが、後者は市場そのものがなく既存のユーザーなんて存在しないという事実上の博打で、ipadについては完全に後者の商品である。ipodの成功の影に、ipodと似た製品が死屍累々と転がっていると思われる。
2011-10-01 20:42:22実は、普通の企業も後者のような製品を出そうと思っているし、開発も行っている。が、様々な理由で多くのものがポシャる。それでも残ったごくわずかな製品が市場に出る……がたいていの場合それらは人に知られる前に消えて言ってしまう。
2011-10-01 20:46:08そうなってしまうのにはいろいろ理由があるが、そんなものはすべて後付けであって、結局の所「運」の問題だと言ってしまっても過言ではない。
2011-10-01 20:47:13だが、ipodのような新規に市場を作るような製品は莫大な利益を生むため、日本を含めいろんな会社がチャレンジしている。このtogetterでは知らないのか無視されているのかわからないが、VHS、ウォークマン、カブ、液晶テレビなど、日本初のイノベーションを起こした製品も数多い
2011-10-01 20:50:57ただし、イノベーションを興しやすい企業と興しにくい企業というのは存在する。それらには「企業文化」が決定的な影響を持つ。これを無視すると頓珍漢な議論になりかねないと当委員会は考える。
2011-10-01 20:53:17企業文化でわかりやすいのは、トヨタだろう。トヨタのカイゼン運動やカンバン方式は優れたものとして他社も積極的に真似しようとするが、たいてい何らかのトラブルが起きてまともに機能しない。
2011-10-01 20:53:59このtogetterにおいて、若い人が管理職になって結局昔のままのやり方のままになっている、と指摘されているが、これは要はその人が企業文化に染まりきってしまったことの表れである。これは日本だろうがアメリカだろうが同様で、企業としても企業文化に染まってくれないといろいろ不都合だ
2011-10-01 20:59:17結論:日本の企業もipodのようにライフスタイルを変えるようなイノベーションを発揮しようとはしている。それは日本の企業に限らない。イノベーションには企業文化が密接な関係がある。企業文化というものを忘れて議論してもなんの意味もない
2011-10-01 21:03:40@Maco_tan トヨタ方式も、戦後つぶれかかったときの危機意識が出発点ですから、そういった企業文化を定着させるためには強力ななにかが必要という。
2011-10-01 21:12:26@Maco_tan トヨタのカイゼン運動は、イノベーションの意識を全社員に持たせて、その中から大きなイノベーションを得ようというものなので、そういったなんていうか目的意識がないとばからしくてやってられないというのはあるかも。
2011-10-01 21:14:09