第10回 明日の教室東京分校 #askt10 松澤喜好先生「日本の小・中学校・高等学校における発音指導への提言」

・日 時:平成23年10月2日(日) 13:30~17:00 ・講 師:松澤喜好先生(「英語耳」著者、元東洋大学講師) ・テーマ:「日本の小・中学校・高等学校における発音指導への提言」     ~英語音声のキーポイントとその発音を可能にする実技トレイニング~ "大学生、成人の発音指導を通じて明らかになった日本人の苦手な発音について、高校生までに習得しておくべき英語の発音の基本を小・中学校・高等学校の英語の先生、および関連される方々に理解していただき、実際に体験していただきます!” 続きを読む
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kkobayashi25 @kkobayashi25

自分は留学中、アメリカ式の発音を身につけるために Ann Cook の http://j.mp/q8LuM9 を使いました。今、松澤先生が話されているような発音のポイントについて、ひたすら練習させられます。時間のある学生さんにおすすめです。 #askt10

2011-10-02 16:29:54
藤川大祐ゼミ(授業実践開発研究室) @fuji_labo

松澤:「Parrot's Law」について。英語を聞きとれる脳を作る。オウムの調教は2000回で「おはよう」と言えるが、次は200回で「こんばんは」が言える。(注:詳細は以下松澤先生のHP参照) http://ow.ly/6KJWB #askt10

2011-10-02 16:32:34
藤川大祐ゼミ(授業実践開発研究室) @fuji_labo

松澤:英語は、ある日突然聞こえるようになる。ネイティブが話す速度以上に、英語を読む速度(知っている単語ばかりでよい)となった時、この余裕な分で100%の英語耳を可能にする。 #askt10

2011-10-02 16:35:11
藤川大祐ゼミ(授業実践開発研究室) @fuji_labo

松澤:日本語を理解する速度は、話される速度に対して3~5倍必要。脳は話を聞いて理解いる間で、次に何を話そうか考えたり、他のことを考えたりする。英語の理解もそれに近い。 #askt10

2011-10-02 16:37:39
藤川大祐ゼミ(授業実践開発研究室) @fuji_labo

松澤:海外とテレビ電話をする際、どんなに英語ができる後輩でも、最終的にはリスニングが最大の難関となる。ネイティブが効くと着かれる発音だったりする。会社ではある日突然、圧倒的な英語力が要求される。 #askt10

2011-10-02 16:40:00
藤川大祐ゼミ(授業実践開発研究室) @fuji_labo

松澤:日本の首相は、国際的な場では英語でコミュニケーションが必要。英語が話せる総理を排出できない英語教育は、改革が必要。 #askt10

2011-10-02 16:41:15
藤川大祐ゼミ(授業実践開発研究室) @fuji_labo

松澤:発音の目標は3つ。「1.相手にストレスを与えない」カタカナ発音では一生懸命聞いてくれるネイティブは短時間でも疲労する。よって、最初は資料等の準備が必要。 #askt10

2011-10-02 16:42:16
藤川大祐ゼミ(授業実践開発研究室) @fuji_labo

松澤:「2.長時間疲れない(自分の聞き取り)」リスニングに対するストレスが無いことは、次を予想できる発音・リズム・文の区切りが生まれる。 #askt10

2011-10-02 16:43:06
藤川大祐ゼミ(授業実践開発研究室) @fuji_labo

松澤:「3.相互が自然に話ができる」ストレス無く、(ネイティブが)言いたいことを言える。この人は聞きとれているという安心感がある。反応が自然でグローバルに。…以上の3点が、最終的な発音の目標になるだろう。 #askt10

2011-10-02 16:44:13
藤川大祐ゼミ(授業実践開発研究室) @fuji_labo

松澤:4年間で1500人の大学生の発音を指導した。反応は2種類。「なんでもっと早く教えてくれないの!?」か「今更こんな話…!?」というもの。カタカナ発音を克服するために、キーとなる英語の特徴的な音がある。 #askt10

2011-10-02 16:46:04
藤川大祐ゼミ(授業実践開発研究室) @fuji_labo

松澤:1%ほどの学生は、L1(ネイティブ)並みだった。中学・高校のときに発音に熱心な先生がいたから、と考える。この割合を10%までに上げたい。 #askt10

2011-10-02 16:47:12
藤川大祐ゼミ(授業実践開発研究室) @fuji_labo

松澤:『発音半年、英語の習得に6年』である。発音は指導者がいれば、カタカナ発音を英語の発音に変更可能。期間は半年~1年。指導者は、英語音声学の最低限の基本を実現。 #askt10

2011-10-02 16:48:19
藤川大祐ゼミ(授業実践開発研究室) @fuji_labo

松澤:文法&多読・速読は、6年かける。小学6年生から始めて高校2年で習得可能。(発音・語彙・文法をリアルタイムで使いこなす)英語を聞いて理解できる・速読できる。 #askt10

2011-10-02 16:49:40
藤川大祐ゼミ(授業実践開発研究室) @fuji_labo

松澤:聞く&読むは同じ処理。「脳は一瞬で理解」する。発音で覚えておくと、単語のつづりを忘れない!(V/B R/L ア系) #askt10

2011-10-02 16:50:38
藤川大祐ゼミ(授業実践開発研究室) @fuji_labo

松澤:多読をするにあたり、古川昭夫氏(英語多読研究会)の『SSSめざせ100万語』はオススメしたい。 http://t.co/lH0xllOg (高校2年までに)語彙が制限700語でおもしろい。2500語でほぼ何でも表現可能。 #askt10

2011-10-02 16:53:40
藤川大祐ゼミ(授業実践開発研究室) @fuji_labo

松澤:その他、多読をするにあたり、『洋書デビュー』 http://t.co/DzYWhVfI や『お気楽ペーパーバックの楽しみ』 http://t.co/k3AgOWzs もおすすめしたい。 #askt10

2011-10-02 16:55:56
Yumiko Yamaguchi @clione

ほおRT @daisukef: 英語は腹式呼吸で、日本語の3倍くらいの強さの息でしゃべる。この意識があれば、発音は変わる! #askt10

2011-10-02 16:58:59
藤川大祐ゼミ(授業実践開発研究室) @fuji_labo

松澤:中学3年までに30万語のためには、『Frog and Toad』 http://ow.ly/6KKdS などのやさしいものから始めて、話すスピードを超えるようになってほしい。 #askt10

2011-10-02 16:59:57
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藤川大祐ゼミ(授業実践開発研究室) @fuji_labo

松澤:おすすめ教材、中3or高1『Frindle』 http://ow.ly/6KKdi 、高2,3年『Holes』 http://ow.ly/6KKdv 、発音・音読練習では、『Green Eggs and Ham』 http://ow.ly/6KKgt など #askt10

2011-10-02 17:01:30
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藤川大祐ゼミ(授業実践開発研究室) @fuji_labo

松澤:多読・ペーパーバックは大学卒業までに!ペーパーバック30冊で『英語耳』達成!1冊目は、ページ数が少なく、面白いもの。基本は、辞書を引かない。引きたくなったら引く。黙読は、目で聞くように理解する。あたまから理解して戻らない。やさしいもので話すスピードを超える。 #askt10

2011-10-02 17:03:12
藤川大祐ゼミ(授業実践開発研究室) @fuji_labo

質疑応答に移りました。「ヒアリングが聞きとり辛い人とわかりやすい人がいる。どちらを聞く方がよいか?」→『自分について聞くことがよい。聞き取りにくい人を無理に聞く…だと苦痛。楽しくないことはやらない方が良い。』 #askt10

2011-10-02 17:06:03
藤川大祐ゼミ(授業実践開発研究室) @fuji_labo

質問「グローバルな日本語のために、『日本語の古典に親しもう』とあった。これはどういうことか?」→『いろいろな観点から学ぶことが大切になる。という意味から。』 #askt10

2011-10-02 17:08:15
藤川大祐ゼミ(授業実践開発研究室) @fuji_labo

質問「話すスピードより早く理解することは、黙読でもよい?音読の必要性は?」→『黙読でよい。音読については、自分のためにブツブツ音読する…というためには、話すスピードより早くできる必要がある。どういう方法でもよい。』 #askt10

2011-10-02 17:09:53
藤川大祐ゼミ(授業実践開発研究室) @fuji_labo

質問:「なぜ、日本の英語教育は諸外国と異なり、こんなに長い時間取り組んでいるのに、成就しない・評価されないのか?」→『ピアノを教えるのであれば、指導者が弾いて聞かせてみせることが当たり前。英語であれば英語も話して教える必要がある。』(続) #askt10

2011-10-02 17:14:33
藤川大祐ゼミ(授業実践開発研究室) @fuji_labo

(承前)『その他、習字でも先生は書いて手本を見せる。英語の学習指導要領上では、教員になるために発音に関する項目がない…と聞いている。今日取り上げたような音声学をまるっきり知らない人が多い。これが問題では。』 #askt10

2011-10-02 17:16:10
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