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㊩@molbio08さんのログ:11/1-12/8
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Mako2020105
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オミクロン株対応ワクチン、従来型を上回る効果見られず-調査 bloomberg.co.jp/news/articles/…
2022-10-26 11:19:18![](https://s.togetter.com/static/web/img/placeholder.gif)
new Science article Imprinted antibody responses against SARS-CoV-2 Omicron sublineages science.org/doi/10.1126/sc…
2022-10-26 16:05:19![](https://s.togetter.com/static/web/img/placeholder.gif)
Thank you for information on OAS. I heard a talk on similar phenomena observed in the single cell analysis of B cell epitope against SC 2 spike protein comparing double jabbed cases and boosted cases. The conclusion of the talk was very similar to this article. twitter.com/a_kruschke/sta…
2022-10-26 17:41:01![](https://s.togetter.com/static/web/img/placeholder.gif)
ここからは日本語で。先月私が招待された抗体のアプリケーションがテーマの国際シンポジウムで、知り合いの免疫学者が2回接種者と3回接種者から抗体産生細胞を取得し、細胞一個ずつでそのB細胞がどのような抗体を作っているか解析した結果を発表していました。一見ブースターが有効そうでした。
2022-10-26 17:45:53![](https://s.togetter.com/static/web/img/placeholder.gif)
ところがよくよく話を聞いてみると3回目接種後に初めて検出された抗体の認識部位(エピトープ)は全て武漢型スパイクタンパク質に存在するものでした。つまり、その抗体は最初から存在していたと思われますが三回接種後にようやく増えて解析の土俵にのったということ。まさしく抗原原罪の証明でした。
2022-10-26 17:49:47![](https://s.togetter.com/static/web/img/placeholder.gif)
留学中のボスの英語が上品ではなかったので、私の英語も上品ではなくプレゼンがどう見えたものやら。この手の国際シンポジウム参加者の国籍は多彩なので英語もバラバラでした。謝礼が出たのですが、驚いたのは国際送金の手間。この金額のマネーロンダリングなどする人間はいるはずがないのですが。
2022-10-26 17:54:10![](https://s.togetter.com/static/web/img/placeholder.gif)
銀行から電話がかかってきて、あなたの口座に振り込むためにはこのお金がなんなのか説明してほしいということになりました。国際シンポジウムのパンフレットをメールして解決しましたが、少し驚きました。
2022-10-26 17:56:40![](https://s.togetter.com/static/web/img/placeholder.gif)
somatic hyper mutation で広域中和抗体ができるというのは、まさに神話の世界。実際は一度武漢型スパイクで免疫してしまうと、その呪縛からは逃れられないということ。この点からも変異が多いウイルスのパンデミック対策としてのワクチンは大問題。最初からわかっていたのですが、実証されました。
2022-10-26 18:01:47![](https://s.togetter.com/static/web/img/placeholder.gif)
こうなるのも当たり前です。武漢型スパイクよりも抗原性の低いオミクロン型のスパイクタンパク質を混ぜたところで効果が出るはずがありません。抗原性が高い武漢型100%の方がましに決まっています。オミクロン対応型、それは追加接種であることを意識させないことが最大の目的でしょう。 twitter.com/BloombergJapan…
2022-10-26 18:08:34![](https://s.togetter.com/static/web/img/placeholder.gif)
@Re4all4my0bio 二回接種した人と三回接種した人とで、どんな抗体ができているかを比べる実験です。スパイクタンパク質のいろいろな部分に結合する抗体ができますが抗原性が高い場所に対する抗体はたくさんできます。言い換えると、その抗体を産生するB細胞、これは抗体産生に特化してリンパ球ですがこれが増えます
2022-10-26 18:26:35![](https://s.togetter.com/static/web/img/placeholder.gif)
@Re4all4my0bio 一方で抗原性が低く抗体ができにくい部分に対する抗体は少ししかできません。少ししか抗体ができないということは、その抗体を産生するB細胞が少ないということです。ところが追加接種を繰り返すと最初少なかった細胞も増えてきます。細胞レベルの解析ではまれにしか存在しない細胞は検出できない。
2022-10-26 18:30:22![](https://s.togetter.com/static/web/img/placeholder.gif)
@Re4all4my0bio 最初に増えた抗原性の高い部分への抗体産生細胞も増えますが接種を繰り返すと抗原性の低い部分の抗体も増えてくるという結果でした。その抗原性が弱い部分が武漢型とオミクロン型で共通に存在していると見かけの上ではオミクロン対応抗体ができたように見えます。これがカラクリです。
2022-10-26 18:33:11![](https://s.togetter.com/static/web/img/placeholder.gif)
@Re4all4my0bio つまり最初にできた抗体の中にはドラエモンのジャイアンみたいなものもあればのび太のような抗体もあるわけです。追加接種を行うとジャイアン抗体は一定のレベルまでは増えるのですが、どこかで頭うちになります。遅れて増えてきた、のび太抗体が見つかるようになるというストーリーです。
2022-10-26 18:48:06![](https://s.togetter.com/static/web/img/placeholder.gif)
@Re4all4my0bio のび太抗体は実は賢くて、これが結合する場所は武漢型にもオミクロン型にも存在している。のび太抗体はオミクロンのスパイクにも結合できて、いいやつが増えてきたということになるのです。ドラエモンといえば、猫型ロボットは最近元気がなく無理な主張を繰り返しています。早くにブロック済みですが。
2022-10-26 18:51:10![](https://s.togetter.com/static/web/img/placeholder.gif)
@blanc0981 Figure1Bや1Cの結果の説明文に、ワクチン接種をした人や接種プラス感染のいわゆるハイブリッド免疫で誘導される抗体はオミクロンと反応するものがあるもののたいてい武漢型スパイクと交差反応することが書かれています。それらのメモリーB細胞が減衰していくことも書かれています。
2022-10-27 06:51:01![](https://s.togetter.com/static/web/img/placeholder.gif)
@blanc0981 それとsomatic hypermutation ですが、これは抗原の存在が不可欠です。武漢型スパイクで繰り返し免疫していくと見かけ上は抗体のバリエーションが増えていくように見えますが、それらの抗体も結局武漢型スパイクと反応する抗体です。抗原性が低い部分の抗体も強化されていくことになります。
2022-10-27 06:53:41![](https://s.togetter.com/static/web/img/placeholder.gif)
@blanc0981 オミクロンで変異した部分を分析してみると、それらは抗原性の高い部分です。免疫回避という言葉で表現されますが、たくさん抗体のある抗原性が高い部分から変異していきます。その方が効率よく免疫回避できるからです。抗原性が低い部分は免疫回避の対象になりにくくオミクロン型でも保存されています
2022-10-27 06:58:21![](https://s.togetter.com/static/web/img/placeholder.gif)
@blanc0981 繰り返し免疫することで抗原性が低い部分の抗体も増強されますが、抗原性が低い部分がオミクロンでも変異しないで残っていれば、その抗体はオミクロンにも反応します。それでオミクロンにも抗体が反応したから広域中和抗体ができたように見えます。それも最初からあったものが増えただけです。
2022-10-27 07:01:09![](https://s.togetter.com/static/web/img/placeholder.gif)
@LCr54YJf2No5A3F @j_sato これはいい質問です。オミクロン型スパイクのmRNA型で最初に免疫すると十分な抗体誘導ができないものと思われます。実際、デルタ型初回感染者の抗体レベルとオミクロン初回感染者の抗体レベルを比べてみるとオミクロン型初回感染者の方がかなり抗体レベルが低いことを我々は観察しています。
2022-10-27 07:08:56![](https://s.togetter.com/static/web/img/placeholder.gif)
@LCr54YJf2No5A3F @j_sato オミクロン型ではスパイクタンパク質の抗原性が高い、つまり抗体ができやすい部分が軒並み変異しています。つまり、オミクロン型スパイクは抗体ができやすい部位が減少していて抗体誘導の効率が低いのです。これで初回免疫を行なっても抗体が十分できなかったために武漢型と混ぜたのでしょう。
2022-10-27 07:12:48![](https://s.togetter.com/static/web/img/placeholder.gif)
@LCr54YJf2No5A3F @j_sato ところが混ぜたものが武漢型スパイクよりも抗原性が低い、つまり抗体を誘導するという目的では、いわば劣等生の抗原を混ぜたため優等生抗原の武漢型スパイクが減少し、オリジナルのmRNA型生物製剤よりも性能的に劣るものになったということです。
2022-10-27 07:16:18![](https://s.togetter.com/static/web/img/placeholder.gif)
@hkakeya 分子生物学会にはよく行っていますが、最近、12月に用事が集中することが多くあまり出席できていません。行くと学生につかまって現地で飲み会になることが多いです。ことしも行ければ行きたいと思います。3Pー325は覚えておきます。私が誰かがわかってしまいますね。
2022-10-27 08:12:52![](https://s.togetter.com/static/web/img/placeholder.gif)
@Yuzuru2022 武漢型スパイクに対する抗体を多くの人が持つ状態でウイルスが変異していくので武漢型スパイクのRBD領域に結合する抗体はどんどん減っていきます。一方でNTDは変異が少ないため抗体は増強されていきます。打てば打つほど感染するという状態から一歩進んで打てば打つほど感染増強されるということに。
2022-10-28 11:47:18![](https://s.togetter.com/static/web/img/placeholder.gif)
@Yuzuru2022 ということで、指摘されている通りです。最終的には武漢型スパイク抗体のある人しか感染しなくなる可能性があると思います。これはボッシュ博士も想定しています。
2022-10-28 11:49:24